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ヒストリー

ブラッドマスターズ


世界は、こうしたマハトの勢力拡大を、ただ手をこまねいて見ていたわけではありません。遺伝子操作に反対するNGO「スパイラル・オーダー」は、秘密組織「エリクシール機関」を編成し、各国諜報機関の協力のもと、マハトの人類支配に立ち向かったのです。

こうして、全世界を舞台に両陣営の激しい戦いが始まりました。しかしそれは、水面下の戦いでした。人類最終兵器DTの存在は、一般大衆はもちろん、各国政府、軍関係者にもほとんど知られていません。

淡島博士らと接触したエリクシール機関は、渉/ジンというDTマスターの存在を知りました。一方のマハト側も、篝松博士の報告からDTのより高度な利用方法を研究しました。

エリクシール機関のエージェントがマスター化に成功したのを皮切りに、現在では世界で100人近くのマスターが確認されています。

状況に合わせてDTを使いこなすマスターの登場は、戦闘の様相を一変させました。1人のマスターは、完全武装した歩兵数百人と互角に戦えるとする説もあります。現在では、マスター同士がDTを駆使して戦うのが戦闘の主流となっており、通常これを「DT戦」と呼んでいます。

DTに関わる各陣営にとって、一人でも多くのマスターを抱えることが重要になりました。しかしマスターの適性を持つ人は少ないのです。どこにも属さないマスターの存在が確認されると、各陣営がそのマスターを自分たちの味方にするべく、激しい争奪戦を繰り広げています。
最終更新:2024年09月04日 00:11