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2TV水木ドラマ「感激時代:闘神の誕生」(以下「感激時代」)の制作陣が脚本家交代を決めた。経験の未熟な脚本家が150億ウォン(約14億円)も投じられた大作を率いるには無理があるためだというのが理由だ。
韓国ドラマ「感激時代」のメイン脚本家だったチェ・スンデ脚本家は今後放送される第10話まで執筆を担当し、第11話からはドラマ「カインとアベル」「天下無敵イ・ピョンガン」などを執筆したパク・ゲオク脚本家が担当する。
チェ・スンデ脚本家を除いてもキム・ジンス、コ・ヨンオ、イ・ユンファンという3人の脚本家陣が残っているために、これまでの展開から大きな変化はないと見られるが、メイン脚本家の交代でキャラクターやエピソードなどにある程度方向性の違いが見られると予想される。DVD通販
10日、「感激時代」の制作陣はTVレポートとの取材で「チェ・スンデ脚本家は新人脚本家なので、全24話に至る中編ドラマのストーリーを率いるには力不足のようだ」「第11話からはパク・ゲオク脚本家が担当する」と伝えた。
チェ・スンデ脚本家は2012年にKBSドラマ単幕劇脚本公募で最優秀賞を受賞し、ドラマ脚本家デビューを果たした。昨年にはドラマスペシャル「私の古い財布の中の記憶」「魔鬼」の2本の単幕劇を執筆した。
チェ脚本家としては初の中編ドラマデビューである中、「感激時代」は同時間帯に放送されるMBCドラマ「ミス・コリア」をおさえ、SBSドラマ「星から来たあなた」に続いて視聴率2位をキープしている。制作陣としても脚本家の交代は簡単な決定ではなかったと思われるが、ややもすれば同時間帯視聴率最下位に転落する可能性すらある。前例を見ると、脚本家の交代が視聴者の反響を得ることにむしろ足かせになったことがあるためだ。
2010年に韓国で放送されたKBS 2TVドラマ「メリは外泊中
DVD」ではイン・ウナ脚本家が降板となり、コ・ボンファン脚本家が執筆を続けた。同年10月にはSBSドラマ「レディプレジデント~大物」が第5話で脚本家を交代した。当初台本を執筆したファン・ウンギョン脚本家とオ・ジョンロクプロデューサーの間で対立が生じたという。