● 学会発表の計画
EBM の勉強会とWS
と座学を総合的に組み合わせた学びの場の紹介をもっとしていこうという意見が出たことから、来年度の医療薬学会などの全国大会への発表を検討しました。
意見の一つとして、「勉強会とWS を通じて、参加者がどのような変化を遂げたか?」について仲間内にアンケートをする案がでました。
そういえば、WSの参加者が主催者に変わっていくんですよね・・・。
勉強会を立ち上げていく人たちに、つまり、学びの場の担い手側の視点の変化もおっかけてみたいと思います。
作り手がどのシチュエーションを想定して学びの場を作っているのか・・・この点は周囲への影響が大きいと思うから。
6月に要旨を提出するので、それまでにじっくり考えようと思います。
ご意見もお待ちしています♪
● 院内勉強会のご紹介
院内勉強会を開催されている参加者から、勉強会の様子をご紹介いただきました。
病棟薬剤師の有志に向けて、症例のディスカッションができる場を作ろうと立ち上げられたそうです。
ディスカッションができるように事前に症例や解説を加えて、土台を固めていかれる工夫の数々。
勉強会仲間からも、
「勉強会の開催は担当者が一番学べるから、担当性にして自分ごとにしてもらうといい。」、「GLを読もうとしないからこそ、講演会でGLの解説の聴講を促さんとね・・・」、
などの意見も出るものの、自発性を促すことの難しさが浮き彫りになりました。
今後もあちこちの勉強会開催で培われてきたノウハウを共有して、医療の質改善に貢献したいものです。
● シナリオワーク
ある施設から、心不全の症例をご提供いただきました。
EBMを実践しようとして、症例からPICOを立てても検索にいきつかないという悩みを伺います。
そこで、いつものようにPICOを立ててもらうことにしました。
EBM勉強会用にアレンジしたシナリオではなく、症例提示をした所、ぐんとPICOの数が減りました。
処方に疑義がないということなのでしょうね・・・。
処方内容は固定されていました。
患者情報はたくさん出る・・・でもプロブレムごとに整理されていないんですね。
PICO は患者さんのもつ課題ごとに、”(あるプロブレムを抱えた)患者さんの状態-介入-評価” という最小単位の論点に整理したもの。
ですので、プロブレム毎に整理して、PICOを立てていくことにしました。
フロアから、「最初にWSでPの抽出を見た時にバラバラなのでびっくりした。POS の#での整理に慣れていたから合点がいく」、
「POSとPICOを合せて提示してもいいのか」などの意見がでました。
POS思考のSOAPに慣れている方には、PICOの解説時にPOSのプロブレムの抽出に連想させると、入りやすいのかもしれませんね。
とはいえ・・・。
医療の解決されていない課題を解決するのに地固めとして、臨床研究を行うわけです。
しかも、臨床試験はPECOという論点で計画され、実施され、論文化される。
そのPECOを検索で当てにいくわけですよね。
そこには正しい病態把握を基礎知識としていく必要があるんですね。
課題を発見するには、基礎の把握は欠かせない。
この勉強会の起点に立てたコンセプトは、「診療所例会+EBM勉強会」でしたね。
結局、勉強会の原点を再確認することになった次第です。
病態の基礎の学びを独学できるようになるために、何が必要か・・・ここをみんなで確認したいですね。
ヾ(*'-'*)