同様の圧送機を持つ三重県内の建設会社によると、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の際に使われ、放射線量の低い場所からリモコンで遠隔操作することも可能だという。
東電によると、圧送機は19日に横浜港を陸路で出発。福島第一原発周辺に到着後、東電の関係者が操作方法の訓練を受けたうえで、放水作業を目指すという。
(2011年3月20日10時55分 読売新聞)
東京電力は20日午前の記者会見で、福島第一原子力発電所5号機と6号機の使用済み燃料一時貯蔵プールの同日午前7時現在の水温がそれぞれ37・1度、41・0度に下がったことを伝え、「冷却の効果が出てきている」との見解を明らかにした。
(2011年3月20日11時09分 読売新聞)
これまでの自衛隊の消防車両や警視庁の放水車では、地上からの「打ち上げ」になる上、1回に1、2分の放水しかできなかった。だが、屈折放水塔車は放水を無制限に続けられ、隊員が車両を離れ、無人のまま水を出せる。被ばく線量も抑えられ、東京消防庁は参加した隊員について「健康上の影響が出るレベルではなかった」とした。
(2011年3月20日)
最終更新:2011年03月24日 10:55