イス卿の迷路(Maze of Ith)

イス卿の迷路/Maze of Ith
土地
(T):攻撃しているクリーチャー1体を対象とし、それをアンタップする。このターン、そのクリーチャーが与える戦闘ダメージと、そのクリーチャーに与えられるすべての戦闘ダメージを軽減する。

評価

 攻撃クリーチャーの妨害をする土地。
 タップするだけでクリーチャー1体から与えられる戦闘ダメージを軽減することができる。

 統率者戦においては、統率者ダメージによる勝利を目指すデッキに対して強力な対策となる。
 土地という対策されづらいカード・タイプであることも相まって、デッキによってはこれ1枚で統率者ダメージによる勝利を諦めざるを得ない場合も。

 能力の対象は自身の攻撃クリーチャーにも使用することができる。上手くすれば、ブロックされて死亡しそうな攻撃クリーチャーを助けるためにも使える。

 また、コンボパーツにもなる。

 イス卿の迷路
 +
 タップ能力で土地を2枚以上アンタップできるクリーチャー
アルゴスの古老(Argothian Elder)クローサの修復者(Krosan Restorer)など)

 上記の組み合わせで好きなだけ土地をアンタップできるようになる(=好きなだけマナを生み出せるようになる)。
 ただし、イス卿の迷路の性質上このコンボは自身の戦闘フェイズ中にしか行えないので、出したマナの使い道には気を配る必要がある。土地だけでコンボを完結させるならば、ヒル溜りの沼(Leechridden Swamp)などのタップ能力を使いまわすのが手っ取り早いだろうか。
 もしくは、統率者がマナのつぎ込み先になるならばコンボ成立もやや容易になるだろう。

 非常に強力な能力を持った土地だが、これ自身からはマナが出ないことが玉に瑕。ヨーグモスの墳墓、アーボーグ(Urborg, Tomb of Yawgmoth)などと組み合わせるとマナが生まれてやや使い易くなるだろう。

 固有色が無色の土地なのでどの色のデッキでも使用できるが、緑の入ったデッキで用いられることが比較的多い。
 輪作(Crop Rotation)から突然登場させることで、妨害としての奇襲性をより高めることができる。

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最終更新:2018年05月11日 18:11