戦慄の復活(Dread Return)

戦慄の復活/Dread Return (2)(黒)(黒)
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック ― クリーチャーを3体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)

評価

 ある意味では再活性(Reanimate)よりも軽い、マジック史上最凶のリアニメイト呪文。

 そのまま唱えても4マナのリアニメイトは標準的な性能。それに何故かフラッシュバックが付き、しかもそれにマナが不要。一部のデッキではイキイキと悪事を働いている。
 最も凶悪で頻度の高い悪事は隠遁ドルイド(Hermit Druid)コンボの共犯。隠遁ドルイドを起動するとこれとリアニメイトしたいクリーチャーが墓地に叩き込まれ、フラッシュバックに必要なクリーチャーもほぼ自動で供給される。コンボパーツを釣り上げる為に欠かせない、ほぼ必須のキーパーツとして活躍している。
 詳しい手順は隠遁ドルイドの記事を参照。

 また、コンボのお伴としてだけでなく、単に手札からと墓地からの2回唱えられるリアニメイト呪文としても優秀。特にカーの空奪い、プローシュ(Prossh, Skyraider of Kher)のようにトークンを容易に用意できる統率者ではフラッシュバックのコストが払い易く使い易い。

 同じように墓地から唱えられるリアニメイト呪文として掘葬の儀式(Unburial Rites)がある。そちらは固有色が白黒で採用できるデッキはやや限られるが、フラッシュバックのコストが普通にマナなので戦慄の復活よりも素直な使用感。コンボ要因としては戦慄の復活のほうがよく使われるが、長期戦で地に足をつけた戦いをしたいならそちらも悪くない。

類似カード


相性の良いカード


相性の良い統率者

最終更新:2018年11月14日 00:46