Mystic Remora
(青)
エンチャント
累加アップキープ(１)（あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを１個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター１個につきアップキープ・コストを１回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。）
対戦相手１人がクリーチャー呪文でない呪文を唱えるたび、そのプレイヤーが(４)を支払わないかぎり、あなたはカードを１枚引いてもよい。
評価
対戦相手がクリーチャーでない呪文を唱えるたびマナを要求し、支払われなければドローするエンチャント。
序盤に置くことが出来れば対戦相手を大きく減速させるか、自分を大いに加速させてくれるだろう。
対戦相手の多い統率者戦では誘発する機会が多く非常に強力。特に序盤にマナ・アーティファクトを展開するデッキは多いので、１ターン目に置くとそれだけで対戦相手全てから激しく敵視されることも。
要求するマナが４マナというヤケクソのような高さなので、それが支払われることはかなり少ない。多くの場合はドローさせることを覚悟で唱えてくるか、累加アップキープに耐えかねてMystic Remoraが生け贄にされるのを待つかのどちらかになる。
多人数戦ならではの駆け引きとして、誰か一人がMystic Remoraでのドローを無視して呪文を唱え始めると、他のプレイヤーもドロー覚悟で呪文を唱え始めるということがある。
なぜならば、そのまま放置するとMystic Remoraでドローしているプレイヤーと展開を進めるプレイヤーの二人だけが得をしてしまい、残りのプレイヤーは置いてけぼりになってしまうため。そのまま置いてけぼりになるくらいならば、Mystic Remoraでドローしているプレイヤーが突出することを覚悟で呪文を唱え、突出したそのプレイヤーを他の全員で邪魔していくという展開を狙おうということである。
類似カード
最終更新：2018年07月14日 23:48
