集団意識(Hive
Mind) (5)(青)
エンチャント
プレイヤー1人がインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、他の各プレイヤーはその呪文をコピーする。その各プレイヤーは、自分のコピーの新たな対象を選んでもよい。
評価
プレイヤーがインスタントやソーサリーを唱えると、それを他のプレイヤー皆がコピーするというエンチャント。
統率者戦でこのエンチャントを置くと、なかなかに大変なことになる。
多人数戦ではアクティブ・プレイヤーからターン進行順にコピーをスタックに置いていく。
A(アクティブプレイヤー)→B→C→D という進行順の場合を例とすると下記のようになる。
Aが元の呪文を唱えた場合
元の呪文(A)、Bがコントロールするコピー、Cがコントロールするコピー、Dがコントロールするコピーという順にスタックに積まれる。
Cが元の呪文を唱えた場合
元の呪文(C)、Aがコントロールするコピー、Bがコントロールするコピー、Dがコントロールするコピーという順にスタックに積まれる。
どちらの場合も解決はDのコントロールするコピーから行われる。順番を間違えないように注意しよう。
場を荒らす混沌系カードと言える集団意識だが、コンボパーツとしてもそこそこ有名。
集団意識がある状態で
召喚士の契約(Summoner's Pact)などの契約サイクルを唱えると、対戦相手に契約のコストを無理やり払わせることができる。払えなかった対戦相手はそのまま敗北してしまうという、モダンでも時折使われることのある即死コンボである。
統率者戦では多色デッキが多く5色土地を採用しているデッキも多いため、あまり成功率の高くないコンボでもある。
特に
否定の契約(Pact of Negation)は多人数戦だとそれぞれのコピーがどう打ち消すかでほとんど機能しないこともある。コンボパーツとしては他の契約を使用した方が良いだろう。
相性の良いカード
最終更新:2018年04月25日 20:16