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てす - (2006/05/05 (金) 10:17:36) のソース
<p>[ Rance - 光を求めて - ]</p> <p> Ver 1.05(Windows)<br> (注釈、Rance - 光を求めて -のみ黄色、Windowsは緑色、他は白)<br> (注釈、キースの文章内のみ黄色、ランスは緑色、シィルはピンク、他は白)<br> (注釈、5行目まで文章がある場合、Push表示がある時とない時の2パターン存在する)</p> <p>プロローグ</p> <p>キース「今回はこの仕事を引き受けて貰いたい。」<br> Push<br> ギルドビルの一室にある部屋に俺はキースから仕事を<br> もらうためキースに会いに来た。<br> 部屋に入ると大きな事務用のテーブルにふかぶかと腰を<br> 掛けているキースがいた。<br> Push<br> 歳は40才後半から50才というところだろうか、体中あぶら<br> きってぶたの様な体格は回りにいる人を不愉快にさせる。<br> Push<br> 俺はこの男が大嫌いだが、仕事のためにしかたなしに会っている。<br> キースは引出しからはまきを取り出すと、のろのろとした動作で<br> 火を付けた。<br> Push<br> キース「そろそろ、お前も結婚したらどうだ。<br> なんなら俺がいい女を紹介してやってもいいぜ。」<br> いやらしい面構えでキースは、ねちねちと話した。<br> Push<br> ランス「さっさと仕事の話をしてくれないか。」<br> キース「せっかちな野郎だな。まあいい。」<br> Push<br> そう言うと白い封筒の中から一枚の写真を取り出し、それを<br> 机の前に置いた。<br> Push<br> キース「この写真を見てくれ。」<br> 俺は机の上の写真を取って見た。写真には笑顔の白いドレスを着た<br> 赤い髪の美しい娘が写っていた。<br> Push<br> ランス「ほー、なかなかかわいいじゃないか。」<br> キース「この娘を見つけ出して保護して貰いたい。」<br> Push<br> ランス「なんだ、人捜しか。<br> で、この娘 なに者なんだ。」<br> Push<br> キース「ブラン家の次女だ。<br> 名前は、ヒカリという。<br> 3週間前パリス学園に通っていて行方不明になった<br> そうだ。」<br> Push<br> ランス「パリス学園ってあのお金持ちのお嬢様学校か。<br> 逃げ出したんじゃないのか」<br> Push<br> キース「彼女のルームメイトの話によると深夜、二人の女忍者が<br> 現われて彼女をさらっていったそうだ。」<br> 女忍者ね・・まだそんなのが生きているのかよ。<br> Push<br> キース「いまだ、身代金の要求とかは無いようだ。」<br> ランス「営利誘拐では無いのか、じゃなんのために?」<br> Push<br> キース「さあな、とにかくお前はこの娘を助け出せばいい。」<br> ランス「まあ、いいだろう。<br> で報酬は?」<br> Push<br> キース「20000!」<br> ランス「破格値じゃないか。どうしたんだ。」<br> Push<br> キース「それだけブラン家では、大事な娘なんだろう。」<br> ランス「まかしときな、俺がすぐに解決してやるさ。」<br> ・<br> ・<br> Push<br> 俺は、アジトに帰ると今回の仕事の計画を立てることにした。<br> 封筒の中には写真1枚と数枚のレポート・・・<br> Push<br> シィル「ランス様、お茶が入りました。 」<br> 部屋の奥からお茶を持ってシィルが現われた。<br> Push<br> シィル・プラインは、俺が某悪徳魔法使いから15000<br> GOLDで買い取った魔法使いだ。<br> 特殊な魔法が彼女には掛けられており俺の命令には絶対服従だ。<br> 魔法を使えない戦士の俺にとってレベル13の魔法使いシィルは、<br> とてもやくにたつ相棒だ。</p> <p>シィル「あの・・次のお仕事、決まったのですか?」<br> ランス「人捜しをする事になった。」<br> Push<br> 簡単に今回の仕事のことを説明した。<br> 俺は、頭の中で今回の作戦を考えた。<br> Push<br> とにかく街に行って調べてみなくてはならないし。<br> パリス学園の方も気になるな。でもあそこは女子学校だから・・<br> Push<br> ランス「お前、パリス学園に入学して情報を集めろ。」<br> シィル「えっ、学校に行かせてもらえるのですか?」<br> Push<br> ランス「ばか、情報を集めるんだよ、情報を。<br> 特にさらわれた娘と親しかった友達などを調べろ。」<br> シィル「はい、わかりました。」<br> Push<br> 優秀なシィルは、パリス学園の途中入学の審査にやすやすと<br> うかると潜入に成功した。<br> さすが魔法を使うだけはあって頭がいい。<br> 俺はシィルから遅れること1週間、目的の街に向かった。<br> Push</p> <p> ・・・・しまった、サイフも武器もみんな忘れてしまった。<br> 俺とした事が、取りに帰る時間もないし・・<br> いいか・・なんとかなるだろう・・・<br> ここは、酒場の前です。</p>