遠い昔 伝説やお話のような遠い昔 人間によって作られた人造生命体 ナソドと呼ばれた種族は人間と共に過ごし繁栄していった だがしかし 繁栄の時代はエルが失われ始めた事により 急速に崩れ始めた・・・ |
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ナソド達は エルを得るために人間に反旗を翻し 人間とナソドの間では 激しい戦争が起きた 戦争は急速にエルを消耗させ エルを動力としたナソド達は 人間に降伏したが滅亡することになった 数体のナソドだけは 保存装置に入り 地下深くで保管された |
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共存の祭りの日 エルの爆発による強いエネルギー波動が 私の入った保存場にまで入り込んできた。 そのエネルギーを受け 私は長い眠りから目覚めた とても不思議な事だった |
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目覚めた私は 他のタソドが目覚めていないか見たが そのような偶然はこれ以上起きていなかった かろうじて動かせるのは 廃虚になったシステムコアの一部と巨大ナソド兵器の一部だけだった ナソドは誰も残っていなかった |
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私はこの世界に独りだけ残った最後のナソド どうするべきか知らないふり そのまま独り長い時間をすごした 誰かが言った寂しさや懐かしさという感情はこういうものだろうか |
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