エミリオ・ウォルフレム
【名前】エミリオ・ウォルフレム
【性別】男性
【年齢】14歳
【身長】160cm
【体重】44kg
【職業】
私立千夜学園中等部二年
【容姿】
青みがかった黒髪の少年。長さは耳が隠れ、前髪が眉毛にかかる程度。
幼さが残る、極端な童顔。
学ランの下は白いYシャツに、靴は黒いスニーカー。学ランのボタンは第二まで開けている。
常に両手がかすかに濡れている。
【プロフィール】
8歳の時に泉、それも鉱毒で汚染された泉に落ちて溺れかけたが生還した。
以来その毒泉の女神の加護を得たため、水を完全に我が物とする力を得た。
ごくまれに意識を失い、その次の日は決まって奇妙な事件が報道される。
シャワーを浴びている最中に溺死したOL、水道も無い社長室で何倍にも膨れ上がって溺死したゼネコンの社長、
内側から目張りされて密封された室内に水を満たして自殺した家族など。
生水を飲もうが放射能汚染された水を飲もうが、絶対に体に異常をきたさない体質。
身体能力は中学生なりだが、割と身軽。
【性格】
温厚だが、平和主義ではない。
とりあえず争いを避けてはいるが、やらなければならなくなったら徹底的にやる。
【能力】
元々は清廉で慈愛に満ち溢れた泉の守護神だったが、鉱毒に泉が侵された後に、性質を変えた。
透き通るような羽衣は暗い紫色に変化し、白い肌はさらに血色を失い、蒼い長髪は常に湿気を帯び、
水死体と見紛うような様相へと変わった。
かつて上質のサファイアのようだった瞳は、今となっては闇を覗き込むような漆黒へと変化した。
姿は普通の人間には決して見えず、常にエミリオに寄り添う。
声を発することもできなくなったが、その意思はエミリオにだけは伝わる。
オーレリアの力を借りて毒泉から水を召喚し、形を持たせて操る事ができる。
鞭として振るったり、高圧の水を飛ばして物体を切断する他、スライム状に変化させて攻撃させる事も可能。
鉱毒を含んでいるためほのかな甘みがあり、飲むと眩暈、吐き気、腹痛などの症状が現れる。
エミリオが極限まで追い詰められると、ごく稀に突如として異様に攻撃的な人格に変わる。
言動も粗野になり、身体能力も向上、能力による攻撃を積極的、効果的、そして残虐に使うようになる。
操る水の毒性が更に上がり、先述の症状に加えて呼吸困難(横隔膜の麻痺)、手足の末端の痺れも現れる。
体内で水を完全に浄化する能力。
たとえカドミウムや水銀が含まれていようと、大量の放射能を浴びていようと、それが水ならば完全に浄化する。
これは泉に落ちてオーレリアの加護を得る前から持っていた能力。
それゆえ、たとえ毒水術で生み出した毒泉の水を飲んでも平気。
【所持品】
中身は教科書、ノート、筆記用具などの学生グッズ。
刃渡り5cmほどの折り畳みナイフ。
鉛筆も削れます。
なぜか意識を失った次の日に、金が増えてる。
不気味だが、困る訳ではないので本人は気にしてない。
最終更新:2010年05月07日 01:25