「我らは魔術師。我らは一本の枝。我らは英知を以てする!」
・Data
【名前】サラ
【性別】女性
【種族】人間
【身長】161cm
【体重】50kg前後
【年齢】18くらいに見える
【外見】碧眼白皙、ふわふわのプラチナブロンド。若干やせ型で童顔。
・Profile
フード付きのアカデミックガウンといった典型的な魔術師の格好をしている。
おちゃらけた明るい言動が多く、掴みどころのない性格。自称、「衝撃の魔術師」。
それ以外の情報は全く不明。本名も素性も、都市を訪れた目的も本人が知るばかり。
・Skill
【サイキック】
自身の周囲に対して非常に優れた超感覚的知覚を発揮し、強力ではないが念動力も使える。
身体能力は並の女性より少しマシな程度ながら、武道家も顔負けの見切り精度を誇る。
相手が鉄パイプ武装のゴロツキ程度であれば丸腰の状態でも無傷で逃走することが可能。
一方、念話や千里眼は不得意で、何らかの補助がないと負担が大きすぎて使えない。
わざとらしい魔術師風の出で立ちは、サイキック能力を隠すためのカモフラージュである。
【魔術】
魔術師を自称しているが、あまり得意ではない。
一応の基礎として波動を操ることはでき、感覚的なエネルギーの増幅はできる。
大抵は、自身の念動力を魔力で補助する形で行使することになる。
特に、可聴域の発音を伴う物体同士の衝突で発生する撃力を増幅するのが得意。
これは彼女が音を中心に衝突というものを捉えているからで、波動、ひいては音波を操るのも得意。
足音を大音量に変えたり歌声で橋を落としたり、指パッチンで相手の脳をシェイクして気絶させたりできる。
ただし、自身の聴覚に依存した魔術なので、耳栓されたりして聴力を奪われると制御できなくなる。
他に出来ることといえば、ローソク大の火を出したり、触れたものを保冷したりといった程度だった。
が、異能都市を訪れてから研鑽を積んでおり、今は発火や冷却なら一通りのことはできるようだ。
・Equipment
『衝撃の衝撃吸収ステッキ』
頭の方がハテナマーク状に湾曲した木の杖。
杖を覆うように錐状のバリアが形成されており、接触時に発生するエネルギーを著しく減退させる。
戦車の徹甲弾であろうと幼女のデコピン程度の衝撃で受け止めることができる。
その際、受けたエネルギーを吸収し、ごくごく微量な魔力に変換する。
普段はボールペン程度のサイズになってポケットに収まっており、危機に反応して本来のサイズに戻る。
その際に一瞬だけ、持ち主の全身を護る形で超強力なバリアが発生する。
そうして本来のサイズに戻ったら、小さくするには一呼吸分の時間と精神集中を必要とする。
自身が受けるダメージのみを減退することもできるが、その際は魔力を消費する。
魔力の安定や出力も杖に依存しており、持ち手の実力に見合っていない、まさに衝撃の逸品。
『衝撃の収縮格納ガウン』
黒と赤を基調とした、フード付きの古風なアカデミックガウン。
いわゆる四次元ポケットで、色々な物を仕舞っておけるが、その分だけ重量も増す。
念動力で自分の運動を補佐することの多いサラとのシナジーはイマイチ。
それでも周りから見えないように何かを持ち運べるのは大きな意味を持つ。
本来は使用に詠唱や印契を伴うはずだが、サラは何故か発生も動作も必要としない。
その他にも魔術的な意匠が凝らされ、単なる外套ではない使い方ができるようだ。
装束の下は白のブラウスにプリーツスカートと、年相応な女の子の格好をしている。
『衝撃の魔力貯蔵イヤリング』
左耳に装着された、瞳と同じ青色をした魔力の結晶。
単に体内に貯蔵しきれない分の魔力を溜めておくバッテリーで、別に衝撃の品ではない。
波動を操るだけなら大した魔力消費はないが、撃力の増幅は消費が大きい。
杖の魔力吸収効果のおかげで地面や壁を殴り続ければ補給が可能。
サラが強力な術を行使するときには、このイヤリングが青く発光する。
最終更新:2012年04月22日 00:20