エドワード=ニュートリング

気にする事は無い―――私に任せろ

        エドワード=ニュートリング


  彼の情報

名前:エドワード=ニュートリング―――Hero of the Wild Card
年齢:1歳未満
性別:男性
種族:媒介を核とする精神体に近い
役職:時空物理学教授兼教師
能力:◆Hero seems to me
◆魔道術式:重力属性
◆魔道術式:剣・盾属性
◆魔道術式:変化属性
◆魔道術式:魂属性
◆魔道術式:複製
◆魔法:空
◆剣戟技術:英雄達の技
容姿:白衣に黒いコートを着ている。険しいがどこか子供っぽい目付きをしている。
   色素が抜け落ちた黒髪、血色のいい肌、藍色の瞳、少年の様な青年の顔付き
雰囲気:カタく、面倒臭そうな感じに思える。
    が、実際の所はかなり子供っぽく直情的。
戦闘戦績
早瀬川 巴(敗北:経験と能力差負け)

  彼の出自

足立幹也が自分を偽る為に『演じていた』エドワード=ニュートリングと言う人物が、
『運命に対する疑問』と『強力な力』の接触により分離して自我をもった存在。
誕生の過程にて足立幹也の知識を一部コピーされている為知識は豊富だが実践を伴っておらず戦闘経験も無い。
その為体は大人に近いが生まれたばかりの子供の様に純粋であり、直情的。
あくまで現実を見通して考える足立とは対象になる様にヒーローと言う『幻想』を夢見ている。

その存在はあらゆる意味で足立幹也やオイジェス=ワイアードや烏丸健一にとってはイレギュラー。
彼らの運命を変えるカギにして、その純粋さからもっとも無貌の神を強く使える者。


  彼が持っている物


神剣『無貌の神』

足立幹也が内包する世界に於いて作られたその世界で最も純粋で、尚且つ強い欲望を持った存在が封じ込められた剣。
人や精霊が作り上げた物ではなく、所謂【神】と言われる者達が作り上げた神造の武器。
嘗て存在していた名前を封印された存在が自ら捨て、貌の無い存在となった物。
貌が存在しない故に神剣としての性能を持たず、内包する存在にどれだけ認められるかが力を引き出す鍵となる。
だがしかし、強く結びつきすぎれば内包する存在に弄ばれるだけで終わってしまう。
封印された存在は言う『大事なのは意志の強さだ、■はその意志の強さにしか答えない』。

覚醒し始めてからの日の浅さもあってか、彼は剣の力を殆ど引き出す事ができていない。
また、剣の技術自体が記録から取り出したものである為動きがあっていない物もある。

??????

詳細不明、入手予定はあるようだが…


  彼の能力

◆Hero seems to me

『私らしいヒーロー』と言う意味を持つ。
能力と言うよりかはどちらかと言えば本人の精神性であり、憧れと理想。
足立の記憶の中で知った様々な人物の在り方や生き様を見た彼が、
自分なりの方法で自分らしいヒーローであろうという意志。

大局的な見方で物事を思考する一方で涙を流す人を放っておく事ができないが、
大局を捨てられないジレンマの中で彼が改めて考えた結果に目指し始めた答えの一つ。

◆魔道術式:重力属性

術式において重力を意味する記号や式を扱うことが可能な技術。
術式とは脳内で処理する事ができる物理現象への干渉式で、
脳内のシナプス間の処理速度や並列処理を以下に効率的に行えるかによってその威力や速さが変化する。

その中において重力と言う分野はトップクラスに困難、というより人間には不可能な分野である。
まず重力の術式はその世界または惑星に掛かる重力を脳内で極めて効率的かつ簡単に変換する所から始まる。
次にその重力を局所的に変えるために複雑かつ脳内で処理可能な範囲に収めつつ術式を組まねばならない。
しかも効率よくそれが出来ても効果が小さかったり想定外のアクシデントが起こったりと安定しない。
以上の課題点や問題点のせいもあって重力属性の術式はドマイナーな術式の一つである、人間にとっては。
しかし、脳内でのみ処理する内容を多様な方法を持って並列かつ簡単に処理可能な彼にとってはメインに使用できる術式の一つである。

主に使用する術式は事前につけたマーカーへの局所的な重量の加重や、
範囲指定型の重量の加重、重力を利用した反重力加速なども使用する。
マイナーな所では重力を粒子化しそれをエネルギーへと変換する術式も存在する。

◆魔道術式:剣・盾属性

術式において剣や盾といった武器を意味する記号や式を扱うことが出来る技術。
地属性・金属性・変化属性を応用する上位式の一つだが上位式の割りに地味なことや、
使用に関しての環境による式のアドリブの困難さに加えて他の式を使った方が効率がいい事、
そもそも術式を使う魔道の技術者たちは武器による攻撃を行う事が少ない為余り意味が無い等の理由により、
ドマイナーとはいかないがかなりマイナーな分野に当たる。

マイナーな分野ではあるが周辺環境による術式のアドリブさえ流用可能な域になればかなり実用的、
かつともすれば下位術式よりも簡単な術式で強力な効果を使用可能になる。つまりはマニア向け。
主に即席の武装の作成や奇襲攻撃に使われる事が多く、地味だが出番は多い。

◆魔道術式:変化属性

術式において変化や変質と言った意味を持つ記号や式を扱うことが出来る技術。
上位術式においては殆ど必須ともいえる属性だったのだが、
変化を通らなくても上位が組める方法が見つかった為使用する魔道の技術者は減っている。
単体での使用用途もあるにはあるが、他の式と組み合わせられない特異性により用途が狭い。
変化の分野事態が他のとの組み合わせで成り立っている事もあるが。

他の式と組み合わせることで効果の変質を行ったり効果時間の変更なども行える。
実は回復などもこの分野が無ければまともに使用が出来ない。

◆魔道術式:魂属性

術式のおいて魂自体を式に組み込む事で極めて強力なブースターとすることが出来る技術。
該当する記号が一種類しか存在しない特異な分野で、魂自体を使用する為危険性が高い。
しかし僅か一つの記号を特定の方法で加えるだけで強力な術式を使用可能にする為、力を求める者の使用が後を絶たない。

魂を物質化して式に組み込むのではなく現象としての魂を式に組み込む事で魂の波動を現象に加える技術。
極めた術者が使用すれば物体に魂を写し、それを核にして肉体を作り出すことも可能ではあるが、
その為には核となる強力なアーティファクトと、肉体を作り出せるほどの複製を修めなければならない。

◆魔道術式:複製

術式において複製を意味する記号や式を扱える技術。
複製とはいっても多くの者がありただ複製と呼ぶには適当ではない様な感じになっている。
式に組み込む事で同じ威力や特性を持つ術式をもう一つ発生させられるが、
つまりは術式負担が倍になるだけで、それならば違う式を交えた方が実用性が高い事もあってか、
ややマイナーな分野に位置している。

応用として行動を脳内に記録してそれを魔力をもって複製する事で相手を撹乱させることが出来る。
ただ、この方法もどちらかと言えば鏡属性の方が専門的である。

◆魔法:空

空間を利用した術式の領域を超えた最高位の術の一つ。
空間転移や空間断裂、空間の切断による目標距離短縮などが可能。
その性質から『無』の力のとは極端に対極にある。

足立幹也の残り物ではない彼自身の才能による魔法であり、
扱い方が分かっておらず、本人も研究中のようだ。

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最終更新:2012年05月04日 23:10