神羽鏡子

異形の主


  Data


名前 神羽鏡子(じんう・きょうこ)
性別
年齢 26歳
種族 人間
職業 アパート「神羽荘」管理人
趣味 昆虫採集
特技 標本作り
好き 虫・肉じゃが・芋焼酎
嫌い 蛇・家賃を払わないクソ住人
?? 護るためなら何だって。


  Profile

◆容姿

栗色のゆるくウェーブのかかった長髪を持ち、いつも白衣を着ているオトナの女性(自称)。
白衣の下の服装はコロコロ変わる。というかほとんど設定してない。
強いて言えば中身の趣味でいつもストッキング+パンプスを履いてるくらい。
たまに黒縁眼鏡(乱視用)を着用。アタマが良さそうに見えるかと言われたら、素直に頷けない……。

◆プロフィール

アパート「神羽荘」の管理人、おおざっぱな虫大好きおねーさん。
一言で説明出来ちゃうのが恐ろしい。けど間違ってない。
神羽荘の一階にて愉快な仲間たちと同居中。入居者(と書いて金ヅルと読む)大募集中だお☆

出生である神羽の一族は王蟲の血を引く由緒正しい蟲使いの一族だが、鏡子はとある理由で疎遠となっている。
鏡子の蟲使いとしての能力は神羽一族の中で一二を争うほどであったし、待遇も悪くなかったはず、なのだけど?
実家のことを訊かれてもノーコメントを貫く彼女は、「何か」を知っているのだろうか。

「家族」と呼ばれる関係に、やたら固執しているような性質が見られる。
それが顕著になったのは、幼馴染にして同居人のひとりであった「真城 空」が死亡した頃からだ。
彼に瓜二つの化物は、彼女に異様に怯えていて。なにかされた、のだろうか?


  Skill

◆蟲使い

昆虫と似ているようで異なった、異形の存在「蟲」。
それらと会話することができ、また、それらを自由に使役することできる能力が、神羽の血筋に備わっている。
その異形――「蟲」の正体は、「生きた呪詛」。誰かを憎み妬み疎み蔑む負の感情の塊、呪詛が形を成し、かりそめの生命を持ったもの。
呪いを行う際に生まれる代償を、蟲に肩代わりしてもらえる。

+ 鏡子が操る蟲一覧(工事中)
  • 煉炬蝶
れんこちょう。ちらちらと輝く火の粉を散らしながら飛ぶ、赤い蝶。
この蟲の呪詛としての性質は、燃え盛る炎の如き「激情」。「任意のタイミングで小爆発する」能力を固有する。
一匹が爆発すると、その周囲に漂うものも連鎖的に爆発していく性質を持つ。小爆発だからといって油断は禁物なのである。
爆発すればそこで死んでしまう、儚い胡蝶の夢。常に数を補充しなくてはならない点以外は特に難点が見当たらない優秀な蟲。メインウェポンです。

  • 錆醸蠅
しょうじょうばえ。一般的なものと同等のサイズの、赤茶けた蠅。
この蟲の呪詛としての性質は、万物を徐々に侵し弱らせてゆく「侵蝕」。「留まった部分をじわじわと弱らせていく」能力を固有する。
生物に留まれば徐々に大きくなっていく倦怠感を植え付け、無生物に留まればその部分を少しずつ脆くしていく。
小さいので相手に気付かれにくいことが利点、そして小さいが故に少しの力で潰れてしまうことが欠点。一長一短。

  • 鑢蟷螂
やすりとうろう。一般的なものより少々大きいサイズの、鈍色をしたカマキリ。鎌の部分はギザギザで、刃こぼれした鈍刀にそっくり。
この蟲の呪詛としての性質は、自分にないものを狂おしく欲す「渇望」。「見えないものを削り取る」能力を固有する。
たとえば対象と自分の間の距離を「削り取る」、向かいくる攻撃のエネルギーを「削り取る」、誰かの気力を「削り取る」。
敵の無力化に特化しているといえる能力ではあるが、物理的攻撃が一切行えない点、動作が大振りである点が難。

  • 「樒」
フード付きのロングコートを着た、ミルクティーブラウンのセミショートヘア、赤い眼の少女。
その正体は、無数の触手蟲が絡み合い人の形を成した合蟲人間。鏡子曰く「最高傑作」にして「愛娘」、そして「――――」。
胸部に核があり、核を破壊されない限り欠損しようが溶解しようが再生可能。
長さ、太さ、弾力性を自在に変化できる触手を用いてのトリッキーな中距離戦闘を得意とする。
どうでもいいこと。何故か、手に取り付けた猫のマペットを用いて腹話術で喋る。理由は不明。


  Battle

安全な巣の奥底で手駒の如く兵を操り、物量にて敵を殲滅する、女王のような戦い方をする。
蟲一匹一匹のポテンシャルは低くとも、その量が脅威的。次から次に湧いて出てくる虫虫虫蟲。
その全てを払おうとすれば体力が大幅に削れるだろうし、一撃のダメージが小さいからと無視していれば後に響いてくるだろう。

手っ取り早く倒したいと思うなら、鏡子本体を狙えばいい。彼女は至って普通の肉体を持つ人間にすぎないのだから。
ただ、そう簡単に行くかどうかは、鏡子を相手取った貴方次第である。


  ――――

◆「神羽」

妬み嫉み蔑めや、望む限りに恨みて呪え。其の心は醜い蟲の形と成りて現れよう。
地這う芋虫は軅て蛹と成りて眠り育ち、美しき極彩色の翅を持ち空に毒を撒き踊る。
怨恨は美徳。我等はそうして生きて来た。其れしか知り得ぬ。

何処かの山奥にて密かに静かに永らえている一族。
その起源は、とある呪術師の一族が儀式を行う際に贄として作り上げた少女と、
少女が捨てられた御山に存在していた異形が交わって生まれたもの、と言われている。

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最終更新:2012年06月02日 21:07