朝宮暁


「俺の空はいつでも快晴ッ!」


名前:朝宮暁/Akatsuki Asamiya
所属:無所属
役職:アルバイター
種族:人間
性別:男性
年齢:19歳
身長:176cm
体重:63kg



異能


・朝宮の焔/明焔:E~Ex

 朝宮家において魂の熱と呼称される、生命が生命として存在するためのエネルギーを操作する朝宮家家伝の異能。朝宮の焔とは俗称であり、正しくは御霊焔繰りと称する。
 魂の熱とは魔力と生命力の中間に位置する、熱量を持った常態では不可視のエネルギーであり、病気や怪我からの回復が早いことや寿命が長いことなどを生命力が強いと表現するように、生命体としての強さに直結するエネルギーで、寿命そのものとも言える。
 御霊焔繰りは現在の時点で消費される魂の熱を減らすことで将来必要とされる分を多くして寿命を延ばしたり、逆に寿命を減らすことで現在消費する魂の熱を増やし、一時的に生命体としての強さを底上げすることが可能。
 生命体としての強さとは具体的には生物としてどれだけ死に難いかを指し、御霊焔繰りによって一時的に生命体としての強さを底上げした場合、身体能力や魔力、感覚など、生物に備わる基礎的な能力の全てが強化される。
 御霊焔繰りの能力はこれを基本に、魂の熱を一点に収束することでその熱量を高めて高熱を発生させたり、肉体からの分離や放出、圧縮して物質化することや、それらによって生み出した熱の遮断や指向性の操作など、細かな制御も可能とする。
 制御できる魂の熱は自身の物のみに限らず、他者の魂の熱を操作することも可能。ただし他者の魂の熱を操作するのは非常に困難であり、他者の魂の熱への干渉は、基本的に体調の調整や自身の魂の熱を与えて生命力を高めたり、多少の治療程度に限られる。
 基本的な運用方法である、基礎的能力の全てを一時的に高める代わりに寿命を削るという性質上使用が躊躇われるように思えるが、朝宮一族は魂の熱を生まれつき多量に保有しており、無闇に魂の熱を消費しない限り、人間の平均寿命よりも早く死ぬ事はない。
 また、朝宮の焔は固体によって発現する性質が異なり、朝宮暁のものは明焔と呼ばれる鮮やかな朱色の炎。純粋に熱を起こしたり圧縮して物質化することに非常に秀でた、発現者の少ない希少な種類。但し自身の魂の熱の操作に非常に秀でる反面、他者の魂の熱への干渉などは不得意である。
 明焔は体調や精神状態によって大きく上下する性質を持ち、肉体的精神的疲労状態にある場合は出力が大幅に落ち、逆に調子が良い時は他の種を凌駕する程の出力を持つ。しかしその性質上不安定であり、異能としての評価はその時々によって大きく変わる。



保有技能


・朝宮流燎焔術改:B++

 焔御霊繰りの力を代々発現する朝宮の家系に伝わる戦闘技術。
 魂の熱の制御法を枢軸に置き、それによって強化した身体能力を用いるのを前提としており、一般的な武術と比して前提として要求される身体能力は非常に高い。
 純粋な戦闘技術ではなく心法にも重きを置いており、儀式的な側面を強く持ち合わせ、また魂の熱の性質を利用した整体的な技術など、武術療法もその一部とする。
 朝宮暁は幼い頃に祖父から手解きを受け基本を叩き込まれたものの、祖父が死亡し鍛錬が中途で終了したため我流が多分に混じっており、戦闘技術としては不完全。
 その一方で自身の戦闘経験を元にアレンジした技も多数あり、実践本位の色が強く、武術療法的な技術は確りと修得しているものの、朝宮流燎焔術本流と比べて儀式的な側面は薄い。



武装


・朝宮護剣:C+

 古代日本の青銅剣をモチーフにしたと思われる10cm程のお守り。
 非常に純度の高い日緋色金に朝宮家伝の術式を施した門外不出のもので、魂の熱の制御を補助する効果を持つ。
 朝宮暁はこれの柄頭部分に穴をあけ、チェーンを通しネックレストップとして普段から身に着けている。



プロフィール


 異能都市で生活している魂の熱を操る青年。病弱で入院している母の入院費用を賄うためにアルバイトを多数掛け持ちしている。
 魂の熱を操る一族朝宮家の本家直系だが、ある事情から母とともに絶縁、破門されている。
 普段はアルバイターとして真面目に働いているものの、様々な事に首を突っ込む癖があり、一度自分の琴線に触れる事があればバイトそっちのけで行動する。
 性格は明朗快活で活動的。前向きな思考とともに挑戦心を持ち合わせ、逆境を辛いとも思わず、また苦境にも楽しみを見出す強い精神性を持つ。
 性的欲求が一般的な男性よりやや強いらしく、性に関して非常にオープンな性質であり、時としてデリカシーが無いと評される。
 その一方で正義感や強い道徳心を持ち、普段はそういった性質を見せないものの、そのような場面では精神的に熱くなる。



容姿


 所々がメッシュを入れたように赤くなっている黒髪に、赤みの混じった鳶色の瞳を持つ。
 端整で精悍な顔貌をしているものの、少年らしさがまだ残っており、どこか愛嬌のある顔つきをしている。
 無駄な贅肉の一切無い引き締まった体つきをしているが、幼少期に受けた朝宮の鍛錬よりも肉体労働系のアルバイトで鍛えた側面が大きい。背中に朱色をした天使の翼の刺青を入れており、非常に気に入っている様子。
 動きやすいカジュアルな服装を好み、カーキのカーゴパンツと重厚感のあるミリタリーブーツが好きらしく、よくそれらを穿いている姿が見受けられる。
 ある人物の影響で、赤いストールを自身のアイコンとして常に着用している。

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最終更新:2009年07月09日 23:41