藍方

「面白き世に目覚めた我は幸運かや」



  Data


【名前】藍方
【性別】男
【年齢】四桁以上
【種族】竜
【属性】嵐(雨、風)
【身長】172cm
【職業】無し(元、河の神)


  Details

白髪、左目は青色、右目には黒の眼帯。
白や青系の着物を着用、時々下駄。
少し短めの刀を下げている。
色白。カジュアルな服も実は持っている。
喋り方は元々古風だったが、現代語の中で少しずつ混ざってしまっている。

  Profile

過去:
悠久の時を生きる竜神は、ある時人間の娘に恋をした。
竜は人の姿を取って娘に会いに行き、娘は竜についてきた。
竜は娘と夫婦となり、山奥に住んだ。
しかし村では娘が攫われたと大騒ぎだった。
許婚とされていた男は方々駆け回り人を集め、竜退治と相成った。
彼等は二人の暮らす小屋を見つけ、竜をも殺す術をかけた矢で竜を射たが、
娘がかばって死んでしまった。
怒り狂った竜はその姿を現し、七日七晩雨を降らせて村の全てを水の底に沈めた。
やがて高僧がその地を訪れ、暴虐見るに耐えず、同じ矢で竜を射て、
己の命と引き換えに竜を人の姿で、河の清水の湧き出た岩へ封じた。
沈んだ村は湖となり、今でも夜になると竜の泣き声が岩から聞こえてくるのだ。
(ある土地に伝わる伝説より)

彼は伝説の主人公。封印されし古の竜。


現在:
封印から解けて間もないが、好奇心で現代の世の事を調べている。
記憶はある程度あるが、未だに「恨み」を封じられており、人間への憎悪などの感情は無い。
人の姿から戻れない為、竜に戻る方法を探している。
異能都市に集まる人々に興味を持ち、積極的に交流を持とうとしている。


  Skill

  • 竜としての力
水、風などを自由に操れる。
属性としては水の方が強いらしい。
ただし場の水分量により攻撃力は極端に変化してしまう。
天候は元は操作出来たが、今は操作にかなり時間がかかる。
水を使った陣も時折描く事がある。

  • 人としての力
人の姿をとったことで、僅かだが言霊を操る事が出来る。
言葉の意味抽出が得意なようだ。
刀はこの力を用いて作られている。
また、水の「映す」特性を使って水があれば自身の分身を作ることも出来る。

  • その他の力
封印された時、彼は彼を封印した高僧を喰らい、矢で射られ失った右目を再生した。
形だけ再生されたその眼に封印魔法が作用し、邪気眼として彼に宿っている。
感情や憎悪に関する記憶などは眼に封じられてしまっており、邪気眼発動はその封を解く事に繋がっている。

  • 刀:澄憐
水の「映す」という特性のみを抽出して作り上げた刀。
刀というには少し短めで、刀身の反りが少ない。
透明な薄青色。
能力は、刀の先にある全ての水が刀を映す、つまり
「刀の延長線上に水があった場合、その水量に応じた威力でその場所を斬る」というもの。
あくまで刀の「延長線上」を斬る能力なので、盾などで防ごうとしても、
そこにある程度の水がある限り斬られる。
また斬撃は刀から放たれるわけでは無く、刀の延長線上に「在る」ものなので、刀を振るってから斬撃発動までにタイムラグは生じない。
体が濡れていた場合、刀を体に向けて振るわれると零距離から斬られる為、
防御不能となる。
ただし、炎やその他により乾いたり、濡れた服を切り落としたりすれば、
斬撃は発動せず簡単に通過してしまう。湿った程度では浅い傷しかつけられない。
大雨の中では、ほとんど全てを斬ることが出来る。

  • 雨術
四つの柱を水で作り、五行の内水以外を現す事で五行を不安定にさせ、
足りない水行を呼ぶ術式。起動に時間がかかるが、発動すれば豪雨を呼ぶ。

  • 邪気眼:禁獄眼
右目に宿った邪気眼。受けた術の影響を色濃く表し、その能力は封印。
ある一つの事象を眼の中に封じる。効果範囲は邪気により増大。
眼の中に封じられた事象は圧縮されており、解放と共に元の体積を爆発的に取り戻す。
眼の使用はもう一つの「恨みの封印」を解く鍵になっている。
右目は眼帯の下、さらに瞼を青の術糸で縫ってある。
白目部分は黒く、黒目部分は黄色。
中には膨大な量の恨みが封印されている。

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最終更新:2009年08月30日 18:57