━━━━其処は、全てが理想的かつ究極の、異能者達の箱庭。
電脳仮想空間『イデアの箱庭』(通称:キューブ)とは、生物の構成情報をそのまま電子情報化し、
内部で構成された電子体で電脳空間での行動を可能とするプログラムとその電脳空間の総称である。
異能都市の各地に点在する『接続プログラム』から誰でも無料で簡単にアクセスすることが出来、
異能都市にいる限り、場所・時を問わず誰もが自由に『箱庭』内に行くことが可能である。
『箱庭』の内部は、ビル街や草原、荒野から果ては宇宙空間など様々なエリアに分かれており、
アクセスの際にどのエリアへと接続するかを決定する。(内部でも、設定を変更することで他のエリアへ移動することが出来る)
━━━━そして、なにより特筆すべき点は、『生物の構成情報を、"能力・装備品の類まで"一切を電子化する』という点である。
あくまで仮想空間ではあるものの、接続者の異能・武装含め完全に再現されるので、現実と遜色ない行動が可能となっている。
しかし、魔術面・科学面共に非常に高度な技術を用いているために、同時に同一人物を2人以上再現することや
アクセスをしていない(=構成情報がリアルタイムで送られない)状態では情報の再現は行うことが出来ない。
(━━━━即ち、多数のデータの用意や内部への保存を行うことが不可能となっている)
ただし、電脳空間内で死亡した場合はその時アクセスしていた電子情報化した肉体は削除されるため、
それ以降再びアクセスすることでもう一度電子情報として自身を再現することは可能である。
上記のような特性から、戦闘訓練などを行うには絶好の施設であり、『擬似戦闘用施設』としてよく利用されている。
この施設は、要約すれば『死亡ロールも行える為全力で戦うことが可能な戦闘用空間』です。
つまりは、『キャラの後遺症を気にせず、思う存分全力で戦うことが出来るように』という目的で作られた場所です。
そして、エリアは『無数』……即ち、どのようなエリアがあろうと問題ありません。
その時々に合わせ、ステージとして必要な空間を適宜作ってしまってください。
ただ、異能都市では基本的に個人間での戦闘はこの施設を使って行われますが、
イベントや乱闘など、不意に起こるようなものの場合は普通に『箱庭』外の現実空間で行われています。
また、時折普通に現実世界の開けた場所で戦闘を行う人もいるようです。
ちなみに、基本は戦闘用施設となっていますがですが、それ以外での使用も当然問題ありません。
直接的移動をせずに様々なエリアへ行くことが出来るので、散歩などをするのも良いでしょう。
最終更新:2010年02月01日 15:07