「――――じゃあ、お別れだね」
名前:朝宮夜/Yoru Asamiya
所属:私立千夜学院高等部
役職:学生/第二学年
種族:人間
性別:女性
年齢:17歳
身長:167cm
体重:53kg
異能
・朝宮の焔/凶焔:S++
朝宮家において魂の熱と呼称される、生命が生命として存在するためのエネルギーを操作する朝宮家家伝の異能。朝宮の焔とは俗称であり、正しくは御霊焔繰りと称する。
魂の熱とは魔力と生命力の中間に位置する、熱量を持った常態では不可視のエネルギーであり、病気や怪我からの回復が早いことや寿命が長いことなどを生命力が強いと表現するように、生命体としての強さに直結するエネルギーで、寿命そのものとも言える。
御霊焔繰りは現在の時点で消費される魂の熱を減らすことで将来必要とされる分を多くして寿命を延ばしたり、逆に寿命を減らすことで現在消費する魂の熱を増やし、一時的に生命体としての強さを底上げすることが可能。
生命体としての強さとは具体的には生物としてどれだけ死に難いかを指し、御霊焔繰りによって一時的に生命体としての強さを底上げした場合、身体能力や魔力、感覚など、生物に備わる基礎的な能力の全てが強化される。
御霊焔繰りの能力はこれを基本に、魂の熱を一点に収束することでその熱量を高めて高熱を発生させたり、肉体からの分離や放出、圧縮して物質化することや、それらによって生み出した熱の遮断や指向性の操作など、細かな制御も可能とする。
制御できる魂の熱は自身の物のみに限らず、他者の魂の熱を操作することも可能。ただし他者の魂の熱を操作するのは非常に困難であり、他者の魂の熱への干渉は、基本的に体調の調整や自身の魂の熱を与えて生命力を高めたり、多少の治療程度に限られる。
基本的な運用方法である、基礎的能力の全てを一時的に高める代わりに寿命を削るという性質上使用が躊躇われるように思えるが、朝宮一族は魂の熱を生まれつき多量に保有しており、無闇に魂の熱を消費しない限り、人間の平均寿命よりも早く死ぬ事はない。
朝宮の焔は固体によって発現する性質が異なり、朝宮夜のものは凶焔と呼ばれる漆黒の炎。手で直接接触することによって他者の魂の熱を簒奪する、命を奪う力として忌み嫌われる種類。
凶焔による魂の熱の簒奪を行うと接触した部位の細胞から熱を奪い、細胞活動を完全に停止させ、死滅した細胞からその細胞と隣接する細胞へと徐々に魂の熱を奪う範囲を広げていく。
細胞活動の停止に至るまでの時間は短くはないがそう長くもなく、緩慢に細胞活動を停止させていき、成人男性ならば数十秒で全身の細胞活動が停止して死に至る。
奪った魂の熱は自身のものとして使用が可能であり、対象から魂の熱を奪いながら奪った魂の熱で高熱や炎を発生させることや、使用しないことで寿命を引き伸ばすことも可能。攻性及び不死性を高める異能として、評価は非常に高いが、そもそも争い事を嫌う朝宮夜の性質によって、全く活かされていない。
保有技能
・朝宮流燎焔術:B-
焔御霊繰りの力を代々発現する朝宮の家系に伝わる戦闘技術。
魂の熱の制御法を枢軸に置き、それによって強化した身体能力を用いるのを前提としており、一般的な武術と比して前提として要求される身体能力は非常に高い。
純粋な戦闘技術ではなく心法にも重きを置いており、儀式的な側面を強く持ち合わせ、また魂の熱の性質を利用した整体的な技術など、武術療法もその一部とする。
朝宮夜は幼い頃に祖父から手解きを受け基本を叩き込まれたものの、祖父が死亡し鍛錬が中途で終了した以後、父から必要無いとされて鍛錬を受けさせられなかったため不完全。
しかし基本は完璧であり、朝宮夜自身がスタイルの維持を目的として鍛錬を習慣付けているため、辛うじて戦闘技術としての運用が可能。
武装
・凶朝宮護剣:A-
古代日本の青銅剣をモチーフにしたと思われる10cm程のお守り。
非常に純度の高い日緋色金に朝宮家伝の術式を施した門外不出のもので、魂の熱の制御を補助する効果を持つ。
朝宮夜の発現した凶焔を考慮し、本来の朝宮護剣よりも高い制御、補助効果を持っているが、本人は知らないものの同時にリミッターの役割も果たしている。
朝宮夜はこれの柄頭部分に穴をあけ、チェーンを通しネックレストップとして普段から身に着けている。
・ハイパーニーハイブーツ:C++
私立千夜学院高等部の部活動である服飾部に所属する友人が製作し、誕生日プレゼントとして朝宮夜に贈った黒いロングブーツ。
エナメル製で有名なブランドの物を元にアレンジを加えた物だが、デザイナーを目指す友人が作っただけあってデザイン性に優れている。
しかし何をとち狂ったか血迷ったか定かでは無いが、爪先に安全靴宜しく鉄板が仕込まれている程度ならまだしも、オリハルコン合金板が仕込まれ、ヒールにもオリハルコンの芯が仕込まれている。
痴漢撃退を意図して作られたらしいが、異能によって生命力に溢れる朝宮夜の身体能力を用いて爪先で蹴れば脛の骨を蹴り砕き、股間を蹴れば潰すどころか陥没させ、ヒールで蹴れば容易く腹筋を貫通する素敵な威力を誇る。
尚、朝宮夜はこのブーツを非常に気に入っており、改造プランを上機嫌で仲良く友人と話し合っている。因みに既に実戦証明済みである。
プロフィール
異能都市で生活している魂の熱を操る少女。実家からの仕送りで一人暮らしをしている。
御霊焔繰りの一族朝宮家の本家直系で現当主の娘だが凶焔を発現したために忌み児とされ、実家とは疎遠になっている。
普段は学生として私立千夜学院の高等部二年生として学校に通っており、部活や委員会、生徒会、アルバイトと争い事とは無縁の生活を送っている。
性格は明朗快活で活動的。前向きなで物怖じせず、新しい環境に慣れるのが早い。
異能のせいで実家から疎遠なっているが、自分自身朝宮家と縁を切りたいと思っているため、異能を嫌っていたりということはない。
しかしそもそも争い事を好まないため、自身の異能に対する意識や思い入れはあまり無い。
異能都市で生活しているものの、その生活スタイルは外の都市の一般人と殆ど変わりがなく、まともな戦闘経験も無いため、戦闘能力は非常に低い。
容姿
艶のある綺麗な黒髪に、それと同色の瞳を持つ。セミショートの髪はすっきりと顔を包み込むようなタイトなシルエットをした中性的なボブカットで、スタイリング剤で毛先をさくさくと緩く纏めている。
肌は病的を通り越して虚無的なほど白く、非常に整った顔立ちをしていることと相俟って真顔では理知的で冷たい印象だが、その明るい性格からおおむね笑顔で一日を過ごすため、実際の印象とは大きく異なる。
特別に胸が大きかったりするわけではないが、手足が長く背も高めでスタイルは良く、出る所は出て引っ込む所は確りと引っ込んだメリハリのある体付きをしている。
服装は放課後など千夜学院高校の制服で活動している姿がよく見受けられる。
複数種類ある千夜学院の制服から選んだのはフォーマルタイプの制服で、ウール100%の高級な素材感のある黒いブレザーと黒いスカートに、シンプルで上品なブラウスを着用し、ローファーではなくニーハイブーツを履く。
黒いブレザーの上下に白いブラウス、赤いリボンという制服だが、色が寂しいという理由でブレザーの胸襟にポップな絵柄の缶バッジを三つ程つけ、少し短めのスカートにニーハイブーツを履いているため、フォーマルだがどこか遊び気のある服装をしている。
最終更新:2010年02月06日 11:56