国家記録院(National Archives and Records Administration:NARA)とは、
東山連合帝国政府の書類と歴史的価値のある資料を保存する国家機関である。東山連合帝国政府下の独立機関である。国家記録院には
国会の決議書、大統領の布告や行政命令、行政規則集などを発行する義務がある。近年増えてきた一般市民の資料閲覧の監督、複写や現像などの複製サービスも行っている。また学者達が研究しやすいよう取り計らうのも役割のひとつである。保管所自体は全国に33箇所置かれており、本館と運営部門は首都である
ソウルにある。
歴史
元来、
東山連合帝国政府の省庁や機関はそれぞれ各自で資料を保管することになっていたが、紛失や破損がたびたびあった。国会は政府の記録・保存を中央に集めて一本化するため、1950年に国家記録院を創立し、その長を国家記録院院長に任命した。国家記録院院長は政府各機関から国家記録院へ移管命令が出せる権限を持つ。その後、1985年に現在の独立機関となった。政府が作成したものは著作権の保護を受けないことになっているため、国家記録院に保管される資料は、そのほとんどがパブリック・ドメインに属する。しかし一部の資料は政府以外の場所から国家記録院に移されたものであり、著作権や寄贈側との契約に守られている。国家記録院は
機密文書を保管し、
国家安全保障会議に属する
情報安全保障監督院は政府の機密区分システムの方針決定と監視を担当している。
最終更新:2010年02月21日 11:29