勉強方法

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語学の勉強というものは人それぞれが自分に合った勉強方法を編み出さないとうまく行かないものですが、 その参考になるようにいくつか提案することにします。 ---- *シャドーイング 教材の音声と同じ言葉を音読して後を追っていく方法。 元々は通訳のトレーニングに使われていたが、最近では一般の学習者にも注目されている。 特にリスニング力の向上に効果がある。 手順としては、まずはシャドーイングをする場面を5分以内に絞ること。 長すぎると収拾がつかない。 次に、該当箇所のスクリプトを見て、分からない単語や熟語があれば意味を調べておく。 その後に、音声に沿ってスクリプトを見ながら音読する。 そして最後に、スクリプトを見ずに音声についていく。 舌がもつれたりするようなところは特に何度も練習すること。 涼宮ハルヒ・憂鬱Ⅰの場合なら、始めはハルヒのセリフだけを追う⇒ 谷口の話をひたすら追う⇒ 冒頭、ハルヒの奇人変人伝説などをすっ飛ばしてキョンのセリフだけを追う⇒ 一通り通しでやってみる、などといったように変化をつけてやってみると飽きずに続けられる。 以上、100%ディクティーションできるようになるまで行うと、新しい世界が見えてくるハズ。 *暗記 一番ベタで苦痛な方法かもしれないが、英語力が飛躍的に向上することは間違いない。 過去の英語の達人たちはこの方法で学習してきた人も多い。 Excelなどのソフトを使って片方の列に日本語、もう片方に英語の台詞を入力して対訳のスクリプトを作る。 この際、文章をなるべく細かく分けると覚えやすい。 暗記の時は10回音読してから、更に英文を見ないで5回音読する。途中でつっかえてしまったら最初から数えなおしをするといい。(注1) 適当なところで英語の部分を隠して、日本語の部分を見ながらテストを行う記憶が更に定着する。 *ディクテーション 耳で聞いた英文を、そのまま書き取る勉強方法。 流して聞くのと異なり、文を聞く時の集中力が全く異なる。 リスニング力の向上に大きな効果がある。 難しいものを選ばないこと。70%ぐらいは聞き取れる文章が望ましい。 一文毎に何度も繰り返し聞き、その文を書き取る。長い文は、分割して聞き、書き取っても良い。 流して聞いて分かったつもりになっている文でも、実際に書き取ってみると、 目で見ると簡単なフレーズでも、きちんと聞き取れない部分があることが分かる。 書き取った文が完璧で無くても良い。重要なフレーズは、何度も繰り返し登場する。 スペルがわからなかったりしたら、「ゲラップ(get up)」と聞こえれば、 そのまま「ゲラップ」とカタカナで書いてもよい。 一番大切なのは、後で「ゲラップ」がなんだったのかをスクリプトで確認する作業。 確認し終わったらその部分を音読する。 アニメは発音がクリアなので、ディクテーションに向いている。欲張らずに、好きな場面で、発音や言葉使いが丁寧な場面を選べば良いのではないだろうか。解答がないことがデメリットでもあるが、メリットとも考えられる。すぐに正解を見てしまいたい誘惑があっても、その誘惑に負けることはない。 *スラッシュリーディング 一昔前に流行った、文のフレーズごとに斜線(スラッシュ)を引いて、 斜線ごとに英文を読み下していくという、同時通訳的な方法。 First off, /I'm not interested/ in ordinary people. 断っておきますが、/ 私は興味ありません/ フツーの人間に。 But/ if any of you were aliens,/ time-travelers or espers,/ please come see me. でも/ もしあなたが宇宙人なら、/ 未来人(タイムトラベラー) あるいは超能力者/ 私に会いにきてください。 (Haruhi#01より) といった感じに理解していく。 -1回聞いただけでは英語を理解できない -早口になると理解できない -単語は聞き取れるが、文全体がわからない、1文1文は聞き取れるが、文全体の発言の趣旨が理解できない なんて人は試してみるといい。 ---- 注1:『いつでもやる気の英語勉強法』日本実業出版社
語学の勉強というものは人それぞれが自分に合った勉強方法を編み出さないとうまく行かないものですが、 その参考になるようにいくつか提案することにします。 ---- *シャドーイング 教材の音声と同じ言葉を音読して後を追っていく方法。 元々は通訳のトレーニングに使われていたが、最近では一般の学習者にも注目されている。 特にリスニング力の向上に効果がある。 手順としては、まずはシャドーイングをする場面を5分以内に絞ること。 長すぎると収拾がつかない。 次に、該当箇所のスクリプトを見て、分からない単語や熟語があれば意味を調べておく。 その後に、音声に沿ってスクリプトを見ながら音読する。 そして最後に、スクリプトを見ずに音声についていく。 舌がもつれたりするようなところは特に何度も練習すること。 涼宮ハルヒ・憂鬱Ⅰの場合なら、始めはハルヒのセリフだけを追う⇒ 谷口の話をひたすら追う⇒ 冒頭、ハルヒの奇人変人伝説などをすっ飛ばしてキョンのセリフだけを追う⇒ 一通り通しでやってみる、などといったように変化をつけてやってみると飽きずに続けられる。 以上、100%ディクティーションできるようになるまで行うと、新しい世界が見えてくるハズ。 *暗記 一番ベタで苦痛な方法かもしれないが、英語力が飛躍的に向上することは間違いない。 過去の英語の達人たちはこの方法で学習してきた人も多い。 Excelなどのソフトを使って片方の列に日本語、もう片方に英語の台詞を入力して対訳のスクリプトを作る。 この際、文章をなるべく細かく分けると覚えやすい。 暗記の時は10回音読してから、更に英文を見ないで5回音読する。途中でつっかえてしまったら最初から数えなおしをするといい。(注1) 適当なところで英語の部分を隠して、日本語の部分を見ながらテストを行う記憶が更に定着する。 *ディクテーション 耳で聞いた英文を、そのまま書き取る勉強方法。 流して聞くのと異なり、文を聞く時の集中力が全く異なる。 リスニング力の向上に大きな効果がある。 難しいものを選ばないこと。70%ぐらいは聞き取れる文章が望ましい。 一文毎に何度も繰り返し聞き、その文を書き取る。長い文は、分割して聞き、書き取っても良い。 流して聞いて分かったつもりになっている文でも、実際に書き取ってみると、 目で見ると簡単なフレーズでも、きちんと聞き取れない部分があることが分かる。 書き取った文が完璧で無くても良い。重要なフレーズは、何度も繰り返し登場する。 スペルがわからなかったりしたら、「ゲラップ(get up)」と聞こえれば、 そのまま「ゲラップ」とカタカナで書いてもよい。 一番大切なのは、後で「ゲラップ」がなんだったのかをスクリプトで確認する作業。 確認し終わったらその部分を音読する。 アニメは発音がクリアなので、ディクテーションに向いている。欲張らずに、好きな場面で、発音や言葉使いが丁寧な場面を選べば良いのではないだろうか。解答がないことがデメリットでもあるが、メリットとも考えられる。すぐに正解を見てしまいたい誘惑があっても、その誘惑に負けることはない。聞き取れないところが沢山あってもあまり気にしないでよい。TOEIC 900点レベルでも、聞き取れないところは沢山ある。聞き取れる文が少しづつ増えていくのを楽しんでいればよい。 *スラッシュリーディング 一昔前に流行った、文のフレーズごとに斜線(スラッシュ)を引いて、 斜線ごとに英文を読み下していくという、同時通訳的な方法。 First off, /I'm not interested/ in ordinary people. 断っておきますが、/ 私は興味ありません/ フツーの人間に。 But/ if any of you were aliens,/ time-travelers or espers,/ please come see me. でも/ もしあなたが宇宙人なら、/ 未来人(タイムトラベラー) あるいは超能力者/ 私に会いにきてください。 (Haruhi#01より) といった感じに理解していく。 -1回聞いただけでは英語を理解できない -早口になると理解できない -単語は聞き取れるが、文全体がわからない、1文1文は聞き取れるが、文全体の発言の趣旨が理解できない なんて人は試してみるといい。 ---- 注1:『いつでもやる気の英語勉強法』日本実業出版社

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