アメリカンチェリーは、主にアメリカ合衆国西海岸で取れるサクランボ

アメリカで、生の果実として出回るほとんどがビングである。ビングは大きく、色が濃く、実が締まっているのが特徴。丈夫なので船での輸送にも向いているが、収穫後に雨がかかるとひびが入りやすい。日本に入るアメリカンチェリーも9割がビングである。

レイニア (Rainier cherry) は黄味がかったクリーム色をしている。気温、風、雨の影響を受けやすい。また、熟した実の3分の1が鳥に食べられてしまう。そのため価格がやや高く、アメリカでは1ポンド (450 g)あたり5ドル、イギリスや日本では9ドルする。果肉は柔らかく、外見もサクランボに類似しており、甘みも非常に強いので、日本人にはビングよりも好まれている。
最終更新:2013年02月21日 14:49