[]内は英語版名称
平均的な体躯を持つエオルゼアを代表する民族。 古代においては決して多数派ではなかったが、過去三度にわたる大移動を経て、 エオルゼアでもっとも人口規模の大きい主要民族となった。 その反面、同じ民族であってもルーツが多種多様であり、民族意識は極めて希薄。 自由を是とする気風が強い。
人口の多いヒューランの中でも、過半数を占める優勢な部族。 低地に入植した者が多いため「ミッドランダー」と呼ばれるが、その出自は様々。 生業も多種多様で、エオルゼア諸都市のいずれにおいても、彼らの姿を見ることができる。
高地ギラバニア地方を領地としていたヒューランの一部族。 ミッドランダー族に比べて大柄で、逞しい肉体を誇る。 城塞都市「アラミゴ」の陥落により祖国を失い、流民として交易都市「ウルダハ」に身を寄せる者も少なくない。
長い四肢が特徴的な、痩身長躯の民族。 かつてエオルゼアにおいて、支配的地位を占めていた先住民族であり、非常に誇り高い。 過去、大量流入してきたヒューランと激しく戦ったが、相互理解の進んだ今では、共存共栄の道を歩んでいる。 ヒューランに比べ、やや長命であることも特徴のひとつ。
古くから黒衣森を中心とする森林地帯を拠点としてきた部族。 建国に関わった都市国家「イシュガルド」や「グリダニア」に多く居住する。 秩序を好み、規律を重んじるが、他の民族からは理屈っぽく高慢だと思われることも。
過去数百年間、森林地帯の薄暗い鍾乳洞を拠点としてきた部族。 「グリダニア」建国時に主流派のフォレスター族と袂を分かち、古来からの穴居生活を続けた者たちの末裔。 束縛を嫌い、現在も都市国家と距離を置く者が少なくない。
ずんぐりとした小柄な身体の民族。 主要民族の中でもとりわけ身体が小さく、容姿も得てして幼く見えがちなことから、 他民族にとっては年齢を推測しにくい存在といえよう。 南洋諸島の農耕民族を祖とする民で、交易を通じてエオルゼアに進出。 他民族との交流に積極的で、どの民族とも良好な関係を築いている。
ラノシア地方など、農耕に適した平野部に進出した部族。 農業従事者が多いが、海洋都市「リムサ・ロミンサ」を拠点に、海運や漁業関係に従事する者も少なくない。一般的に呑気でマイペースな者が多いとされる。
ザナラーン地方など、荒涼とした砂漠地帯に進出した部族。 商都「ウルダハ」を築き上げた部族で、交易の民として有名。 思いつく側から行動に移す実践主義な彼らの性向は、商機を捉えるのに大いに役立っているようだ。
大きく張り出した耳と、しなやかな尾を有す民族。 第五霊災「大氷雪時代」に、獲物を追って氷結した海を渡ってきた 狩猟民族の末裔で、エオルゼアにおいてはマイノリティである。 同族間では縄張り意識が働くため、都市民でも単身で暮らす者が多い。 特に男性は他者との接触を避ける傾向が強いという。
自らを「太陽の使人」と称する部族で、太陽神アーゼマの信徒が多い。 エオルゼアにおける総人口は少ないが、「リムサ・ロミンサ」では一定数が他の民族に溶け込み暮らしている。 また、サゴリー砂漠などの辺境で暮らす氏族もいるようだ。
自らを「月の防人」と称する部族で、月神メネフィナの信徒が多い。 黒衣森において狩猟生活を営むが、彼らを密猟者と見なす森都「グリダニア」の民とは長年対立してきた。 しかし近年では和解が進み、都市に身を寄せる者もいる。
大柄で筋骨たくましい、がっしりとした体格の民族。 かつて北洋を荒らし回っていた海洋民の末裔であり、彼らの祖先の多くが、ロングシップを駆りエオルゼアへと渡ってきた。 蛮勇を競い合う風習を持つため、他民族からは野蛮だと思われがちだが、 情に厚く忠義を貫き通すことでも知られ、歴史的に偉大な武人を多く輩出してきた。
北洋から襲来する海賊「海の狼」として恐れられた部族。 海洋都市「リムサ・ロミンサ」の主要構成部族として、船乗りや水兵として生きる者が多い。 古来からの慣習に則り、古ルガディン語由来の名を持つ。
北アバラシア山脈の山岳部に住み着いた少数部族。 伝統的に傭兵産業に携わる者が多く、覚えやすい共通語の通名を名乗るようになった。 今でも「ウルダハ」では、剣闘士や用心棒として働く彼らの姿が見られる。
種族によって、初期ステータスが微妙に異なる。 実際の値は以下の通り。
種族 | 部族 | STR | DEX | VIT | INT | MND | PIE |
ヒューラン | ミッドランダー | 21 | 19 | 20 | 21 | 18 | 21 |
ハイランダー | 23 | 20 | 22 | 18 | 20 | 17 | |
エレゼン | フォレスター | 19 | 23 | 18 | 22 | 17 | 21 |
シェーダー | 20 | 20 | 19 | 23 | 20 | 18 | |
ララフェル | プレーンフォーク | 18 | 22 | 18 | 21 | 20 | 21 |
デューンフォーク | 17 | 20 | 17 | 21 | 22 | 23 | |
ミコッテ | サンシーカー | 21 | 22 | 20 | 18 | 19 | 20 |
ムーンキーパー | 18 | 21 | 17 | 19 | 23 | 22 | |
ルガディン | ゼーヴォルフ | 22 | 18 | 23 | 17 | 21 | 19 |
ローエンガルデ | 20 | 17 | 21 | 20 | 22 | 20 |
STRとVITの合計値が最高(45)であるハイランダーあるいはゼーヴォルフが最適。 2つの比較では、ゼーヴォルフがVIT1(=50LvでHP15)分だけ硬いということになる。
盾と同じく、STRとVITの合計値が最も高いハイランダーあるいはゼーヴォルフが最適。 どちらかと言えば、STRが1だけ高いハイランダーのほうが火力が高いことになる。
DEXの値が高いフォレスター、プレーンフォーク、サンシーカーのいずれかが候補となる。 最大火力を求めるならばDEX最高のフォレスターであり、VITの差はHPに換算して高々数十の差であるから、 基本的にはフォレスターがもっともよいと言えそうである。
INTだけを見ればフォレスターあるいはシェーダーがベストの選択肢となるが、黒魔道士はMPによってファイアの回数が変わるため、最大MP量も火力に直結する。 また、召喚士も火力には直接かかわらないが、MP量が継戦能力に繋がるためPIEの数値も合わせてみていく方がよい。 その点で考えるとINT+PIEの合計が最も高いデューンフォーク、次点のフォレスターが候補となるだろう。
MNDとPIEの合計値が最大であるデューンフォークあるいはムーンキーパーが最適。 現環境ではどちらかと言えば、白魔道士はPIE、学者はMNDの影響が大きいと言えるので、白魔道士ならばデューンフォーク、 学者ならばムーンキーパーが良いと言える。
開発側曰く「初期ステータスは誤差程度の差であるので、好きな種族を選んで良い」とのことである。 FF11での種族別の性能差が大きかったことへの反省だと思われるが、一応FF14にも若干のステータス差が存在する。 ステータス上では、最高の補正がかかる種族と、最低の補正がかかる種族では、パラメータに6ポイントの差がある。 現在(2014/6/21)のアクセサリで言えばほぼIL110とIL90の差、あるいは、IL55アクセ1つ分の差である。 装備に換算すると大きな差であるように感じるが、しかし本ゲームにおいては装備差よりも 即死ギミックへの対応能力のほうがクリア性には大きく寄与する。 クリアできるプレイヤーならばどの種族でもクリアでき、クリアできないプレイヤーが種族を最適にしたとしても やはりクリアはおぼつかないであろう、ということは明らかである。 純粋な(DPSへの)スコアアタック、あるいはIDのスピードランなどに本腰を入れて取り組むのでもなければ、 侵攻編などエンドコンテンツをクリアする上では、種族差よりも立ち回り・スキル回しなどを改善したほうが はるかに影響が大きいと言えそうである。そして、それが開発の言う「誤差」の意味であろう。
各民族の命名ルールについては、公式フォーラムにて公開されています。 NPCおよび新規作成キャラのデフォルトネームは、この命名ルールに従っています。 あくまで世界観の設定であり、プレイヤーキャラはこのルールに従う必要はありません。
※以下、リンク先は公式フォーラム