アメリカ合衆国の支援を受けている人形師の一族を含めた魔術師団で作った爆弾。
原子力爆弾ほどの威力はないが、第三次聖杯戦争が停滞していた10年の間に蒐集した「亜種聖杯」を炉にして威力を際限なく高める術式が組み込まれている。
この「亜種聖杯」はApocrypha時空で行われていたとされる亜種聖杯戦争の聖杯でこの10年のうちに合衆国が介入、回収していた。
冬木の聖杯に比べれば劣化もいいところだが、二桁を超える亜種聖杯をつなげば超抜級魔力炉に匹敵する。
ただし非常に不安定な状態なため、周囲のマナの影響を受けやすく、第三次聖杯戦争開幕時は潜水艦によって海底深くまで隔離されていた。
ところが
焼滅のバーサーカーの宝具によってマナ濃度が上昇、搭載したこの爆弾が暴発し、ただでさえ膨れ上がった火力が周囲のマナを取り込み更に被害規模を拡大させ、日本が消滅する可能性をはらんでしまった。
この爆弾が特異点が発生する原因の一つとなってしまっている。