「ようこそ、見知らぬ者よ。この辺りで冒険者の仲間と遭遇すると安心するよ。この基地には何用で?」
「友よ、落ち着け。とりあえず、協力してくれてありがとう。これはGlolnに渡すよ。彼のほうが解読を得意とするからな。その間、ちょっと仕事をしないか?手伝ってほしいことがあるんだ」
「知っての通り、
カラディムは最近襲われている。コボルド、いやコボルドよりも恐ろしい連中が我々の偉大な都市を占拠し、この都市を自らのものと宣言しかねないほどの図々しさを持ち備えている」
「詳細をすべて教えることはできないので手短に説明してあげよう。“破滅の時代”の頃、巨大な炎の岩石が空から降り落ちた。そんな嵐がカラディムの入り口を破壊した。カラディムの中にいた人は、外の世界から切り離されてしまい、我々のようにこの山々にいた者は、家に帰ることができなくなったんだ」
「何が起きたのか気づいたとき、我々は発掘の大部隊を結成し、カラディムの入り口を掘り出そうとした。作業を始めてすぐ、がれきの反対側からピックやショベルの音が聞こえた。カラディムの中にいた我々の兄弟も向こう側からがれきを崩しにかかっていたんだ」
「That's when things became less clear… The excavation took many months and before we broke through to the other side, the sounds of our trapped brethren grew quiet. When we finally did make our way inside, our once bustling city was eerily quiet」
「多くが殺された中、行方不明になった者も多かった。一時は存在すらしていないと思っていたコボルド、ゴブリン、そしてバグベアーが都市に侵入し、住人を殺していった……私の親愛なる者も含めてな……」
「The beasts that slew our friends returned ant in great number. Unable to repel their attack we retreated outside and created these outposts. Here we defend these mountains from the marauding bands of kobolds while also preparing to attack and reclaim Kaladim」
「採掘事業のほか、様々な用途に使う木材を調達する木こりの部隊がいる。先ほど知らされたんだが、アイアンフォージ・エクスチェンジからアックスが入荷したらしい。その荷物をここに持ってきてくれないか?」
「よかった。ここから波止場まで結構距離があるので、決して楽な旅ではない。2つの基地を結ぶトンネルを使い、ひたすら西に行けばいい。そうすれば波止場を見つけることができるだろう」