第1231話
(2016年3月20日投稿、2016年5月29日掲載)
まことに美味なり銀人間
「おいしい!骨の髄までコクがあって・・・!ガツガツバリバリ・・・」
一心不乱に食べ進む女の子・・・ベリュルが制止しようとするも一切耳をかさない・・・パクパク
「やめるんだ!」
ベリュルが女の子の腕をつかんだ
「うぜえ!」
ドガッドッガーーーン!!!バリバリバキバキ!!!!!!!!!ベリュルはものすごい勢いで壁に叩きつけられた・・・・
「いったーーい!!」
「かけよって・・・ベリュルしっかりして!!」
「いてーなんなのあの子・・超絶ばかぢからだぜ・・・くそっまだ食べてやがる!石投げるぞえいっ!」
「ガコッ!」
ベリュルが投げた石が女の子の額に命中した・・・女の子は食べるのをやめゆっくりと立ち上がった
「今石投げたの誰?」
女の子の着ている金色のよろいから禍々しいオーラが発していた・・・
「・・・や・やばいわ・・・!」
「また
ナンナが震えている・・・!この子は・・・あのときの!前になんかペットの!ナンナを脅したやつ!許せないぜ!」
「あなたなのー?石を投げたの」
女の子はにっこりしながらゆっくりこっちに近づいてくる・・額からどくどく猛烈に血を流しながら・・・
「ベリュル・・逃げましょう・・・だめ・・・足がすくんで・・・!もうだめ・・・!」
女の子が振りかぶった瞬間・・・・
「おーいたいたモニャリカー」
さわやかな声がするとモニャリカは動きが止まって禍々しいオーラがなくなり声のする方向に走っていた・・・
「ああーーいとしのベンヴェーダックさまあーーー会いたかったーーーーーーーーーーーー!!」
マッハでスキップしながらその今までみたことないようなえらそうな黄金のよろいを着た男に飛びついた・・・!
「はははういやつめ!元気にしてたかい?」
「もーくるなら一言いってくださればよかったのに!何の御用かしら?」
「そうそう、黄金宮殿に一緒に遊びにこないかと誘いにきたんだ」
「いくいくーーーー!じゃあ今から連れて行って!」
「よし、じゃあいこう!・・・おや君たちは?」
「おれはベリュル」
「そうか、どうもまたこの子が迷惑をかけたようだね・・・すまないお詫びとしてこの剣をあげよう」
「こっこれは」
「我が王家に伝わる由緒ある剣らしいけど、あんまつよくないんでいらんのであげる」
「やったぜ!」
「じゃあね、さあいこうモニャリカ」
「はーい!シュッシュッ」
二人は去っていった・・・
ふと気づくと惨状だけ残されていた・・・
「銀たち!しっかりしろ・・・!」
「・・無念なり・・・よかったらわれらの敵を討ってはくれぬか・・・」
「いいよ」
「では後は頼む・・・ガクッシュウウウどろどろ・・・」
銀たちは全員解けて消えていった・・・
「なんてことだ!絶対に許せないぜ黄金野郎!この奥に黒幕がいるに違いないのですすもう!」
ベリュルたちの怒りの進撃!
第1232話
(2016年3月20日投稿、2016年5月30日掲載)
黄金宮殿を突き進むベリュルたち
「しかしピンチなのに全然助けてくれないしこの剣役に立たないぜ!」
「何を言う!あんな恐ろしい子がいるとは私も知らなかったんだ!」
「そんなんで王とかいうな!」
「侮辱するとは・・後悔するぞ!」
まあ喧嘩はやめ、宝を回収しつつどんどん進んでいった・・・
「さっきもらった剣どう?」
「お、そうだった・・装備画面で確認しよう・・・なっここれは!」
「なにこれ!超強いじゃない!黄金キラーどころじゃないわ!なにがあんまつよくないよ!」
「謙遜するやつもいるもんだしかも、回避率15%あるし、混乱の状態異常にする場合もあるっていうすごいの!」
「これも有効活用しましょう!」
「しかしこれで弱いってあいつは・・・ついたぞ!ここが最終間だ!」
ベリュルたちが入るとそこには黄金のよろいを着た、さっきほどじゃないけどまあまあえらそうな男が立っていた
「よくきた・・・お前たちは人間・・4次元人か・・・ここまでよくこられた・・・さあ力をかそう困ったことがあればわれに頼るがよい」
「なにいってんの俺たちはお前を倒しに着たんだぜ!」
「なにをいうのだ・・・我は天の使い・・・次元の人々に知恵と勇気と手助けをさずける趣味なのだぞ」
「なにいってんの」
「さあ迷える子羊たちよ・・・われに救いを求めたまえ・・・」
「なにいってんの!黄金野郎め!次元をしんりゃくしてるのわかってるんだぜ!」
「これは心外な・・・もしや地の使者にだまされておるのではないかな?」
「だましているのはおまえたちのほうだろう・・・」
剣がまた色々しゃべりだした
「おや・・・?その剣は・・・悪魔の手先め!正体を表せ!封印解除アタック!でや!」
シュイイイイイイン!!!!剣から何者かが飛び出した・・・・!!
ふと気づくと剣から・・・一人の男が飛び出した・・・
「なっこっこれは・・・剣から?なにこれいったいなにごとなにがいままでこいつ剣にじゃあこの剣はあっ錆びてるじゃあこいつ!」
「ふう・・・やっと出らた・・・感謝するぞ金色の・・・」
「むっ・・・まさかその剣は貴様を封印していたというのか・・・銀の王シャベリドンよ!!!」
「そういう事だ・・・!こいつにとりついていけばいずれといてくれると思ったがまさかお前が馬鹿でといてくれるとはな・・!」
「しまった・・・だまされたか・・おっといけない・・・人間よ悪魔は封印をとかれました・・さあ退治するのです!」
「茶番はこいつらにはきかんぞ・・・・黄金ども貴様らの悪事を目の当たりにしているのだからな・・・!」
「ばっばかな・・!われらの悪巧みがばれているというのか人間たちに!」
「いや知っているのはわれわれ銀族と人間の一部だが・・・」
「そうか!よかったじゃあまだ隠し通せるな・・・貴様らを殺すことでな・・・!」
「みろベリュル!これが黄金たちの本性だ!」
「話よくわかんないけど知ってる」
「我が名はマッハ・パパチー!黄金エリートの一種!さあ死ぬがよい!」
よくはない・・・!
第1233話
(2016年3月20日投稿、2016年5月31日掲載)
マッハ・パパチー急襲!!
「フフ・・・空から羽が生えた金色が降ってくる・・人々はどう思うかな?」
「儲かる」
「違う!天使、神が降臨したと思うだろう!」
「それもありそう」
「そうだ・・・われらはそれを生かし次元を牛耳ろうとしたのだが・・・」
「したのだが」
「この銀のやつらに・・・後一歩のところで・・・!おや・・目をゴシゴシ・・・あなたはマノン・・いやみまちがいか!死ね!」
マッハ・パパチーは恐ろしく、武器を携帯していないがその武術がつよい
「くらえ!マッハパンチ!パッチリパンチ!わが指は10本の特異体質・・つまりパンチは倍の威力!」
「くっやばいぜ!」
「爆裂拳!乳常拳!鷹蔵拳!あらゆる技をはなつ我の前にきさまらはなすすべがないはず!」
「ぐわっなかなかやばい!銀も手伝って!なにつったってんの!」
「まだ魂みたいなもんだし復活完璧じゃないし、本体探さなきゃいかんし」
「いいから!」
「そのぐらい倒せぬようではこの先すすめぬぞ!」
手伝ってくれないが、ナスカで封印しておけば光明拳爆裂満足キックを封印できる
「なにいいい・・・1ターン16回キックし、さらにHPを1/8回福し、全員の魔法を封じる技だったのに!」
封印しといてよかった・・まだナスカは仲間に入れておいたほうが安全だがんばってもいいけどなのでナントカ倒した・・・
「グガガ・・・おのれ・・・銀・・・め・・・今回は貴様らが人間を利用しようというのか・・かつての我らのように・・」
「利用ではない・・お互いの損得が一致した場合・・それは協力とゆうのだ!」
「そうだ!」
「だが・・・貴様らは・・・おお・・・暁の連中までとりこんだのか・・・」
「いや、お前ら悪さするから勝手についてきただけだ・・・いずれ・・・」
「フフ・・・そうだな・・・暁は貴様らの・・・クク・・・ベリュルよ・・・遺言だ・・」
「なに」
「その昔・・・我らは一度次元支配を試みた・・だがそのときすでに次元の半分は・・・なので我らは救・・ゴウッ!!!」
金に銀からはなったエネルギー弾が炸裂した!!!そしてよろいが砕け証となり・・・死んだ
「くだらんおしゃべりには耳をかさぬ事だ・・こやつらはどうあがいてもワルだからな」
「うん」
ふと気づくと黄金宮殿をついに制圧した!
「まもなくガイアの連中もやってくるだろう・・・ここを銀色に塗り替えてお前たちに協力しよう」
「そっか」
「わたしはここで復活の疲れを休んでいる・・奥に次元ワーパーがあるざお・・見てくるがよいではまたいずれ会おうひとまずさらば」
「やった!よけいなの消えてたすった!次元ワーパー!あれを探してたんだ!」
喜び勇んで次元ワーパーの元に向かった・・・!
「ここれは・・・次元ワーパーが3つあるぜ・・どれを選べば・・」
どれにしようかな
第1234話
(2016年3月20日投稿、2016年6月1日掲載)
どれにしようかな
「うーん・・じゃあまずは一番えらそうな真ん中から!」
「ブブーマダトオレマセン・・!」
「なっじゃあみぎ!」
「ブブー!ホウモツコハゲンジュウニカンリサレテイマス」
「なっ入れろ!宝物こだと!いれろ!なんとか!」
「ベリュルもういいでしょ」
「くそっじゃあ左だ!これは・・・」
「37オクジゲンイキワーパーデス・・・ハイリマスカ?」
「37億う!?いきなりぶっとびすぎだぜ!」
すると後ろから二人が誰か出てきた・・・・
「やっと・・・いや・・帰りたくはなかったけどしかたないね・・・」
「お前たちは・・・グリーン!ピンク!ティーヌスの二人どうしたの」
「あの先は・・・私たちの故郷なんです・・」
「なっ」
「二度と帰りたくなかったよ・・・あの連中のところには・・・でも仕方ないねこうなったら地獄まで付き合うよ」
「ごめんね」
「いいって!っさあいこう!」
そして37億次元行きのワーパーに飛び込んだ一行・・・・シュウウウイイイイインワッワァ~~~ンプルルルルルルルル!!!
「つくぞ!」
「私の記憶じゃ人間が・・・37億次元にたどり着くのは有史以来初めてだよ・・・」
そしてベリュルたちはついに37億次元にたどり着いた・・・!
「さあここもちゃちゃっと攻略しよう!なっここは・・・」
そこは小鳥花が咲き、美女桜が舞うきれいな場所だった・・・
「なんて美しいの・・・これが37億次元!?」
「あくの巣窟にしてはきれいすぎだぜ!ティーヌス」
「そうだね・・まあ気をつけて進むことだよ」
「なんでだろ」
すぐわかるぞ・・歩いていると・・・雑魚戦になた!
「これは・・雑魚!?いや・・黄金野郎だ!名前はゴールディアンで統一されてるが、グラフィックパターンは30種類はある!」
そう、黄金野郎が雑魚として襲ってくる恐ろしい次元なので気をつけよう能力もばらばらで倒したりした
ふと気づくと37億次元にたたずむベリュル一行・・・
「黄金野郎がふつうにそのへん散歩してるぜ!これは・・・」
「そりゃそうさ・・・ここは次元の頂点・・・この上にやつらの本拠地があるのさ・・」
「ティーヌス・・・・!それより町だ!町なら安全!あったぞ!はいった!なにっ黄金野郎が住民にまじっていっぱいおる!」
黄金たちの暮らし・・・
第1235話
(2016年3月20日投稿、2016年6月2日掲載)
ああ黄金からずや黄金そうと聞けば尋常なさざらるや臨戦に挑むが順同
「くそっみんな気をつけろ!・・・あれ?」
しかし黄金や町の人々はベリュルたちを気にすることもなくわいわいだった
「だよなーハハハ」
「ハハハ」
「なーそうなんだよ」
どうも普通の町のようんだ・・・
「いったいこれは・・・ティーヌス?」
「まあ、ここは黄金たちのお膝元、敵が来るとは露にも思っちゃいないのさ・・・ましては今までこられたこともないからね・・・」
「そっかーじゃあ武器とか見に行こう!」
武器やや防具屋で最新の装備をみつけ心踊り買い物を済ませた
「吟遊もここは初めてかい?」
「ええ・・・伝説には聞いていたけど・・・ここはもしや黄金の都キンキディアン・・・・」
「よく知ってるね・・・そう、ここに住む人間はね・・・おっと実家についてしまったよ・・」
そこはなんだかえらそうな屋敷が立っていた・・
「「ティーヌス家へようこそ」ってかいてあるぜ・・まさかティーヌス!ここきみんち」
「そうだよ・・・二度と帰ってくるものかと思ったけど・・・仕方ないね入るとしよう」
「ティーヌスんち!楽しみだいったいなにがあるんだろうおじゃましまーす!」
中に入ると・・・美女がたくさん山盛りたっぷりと待ち構えていた・・
「こっこれは・・・色とりどりの・・・まさかこいつらみんな?」
「あらグリーンお帰り・・・・」
「レッド姉さん・・・お久しぶり・・・」
「どうやら黄金様たちにその身をささげる覚悟ができたようね?」
「冗談じゃないよ!へどがでる!わたしは・・・やつらをこいつらと一緒に消滅させてやるつもりだよ!」
「まあ野蛮な!その人たちはいったい・・?」
「俺はベリュル4次元代表であなたがたは俺たちと一緒に冒険をすると・・・」
「4次元!?伝説の・・・悪鬼のはこびる・・グリーンあなたどうやら悪い心を持たされたようですね口悪いし」
「そりゃあんたたちだよ!黄金にだまされていいように利用されて!」
「私たちは優秀な頭脳と知性とボディを持っています!黄金様たちにささげて幸せに思うわけです!」
「何が幸せなもんだい!」
「私・・幸せ・・・かも・・・」
ペリーナが一言しゃべった
「ああ黄金様・・・いらっしゃったのですね・・・ほらみなさいグリーン!」
「チッ・・・まだわかんないのかい!」
「おやめなさい・・」
ふと気づくとおやめなさいが現れた・・・
「これは・・黄金の美女・・・!こいつはいったい!?」
「私はゴールディンティーヌス・・・ティーヌス家の棟梁です・・・!」
「強そう」
「私はひるいなき魔力を身につけています・・・あなた方伝説の悪鬼の眠る4次元の無知どもへ告ぐ」
「なんだい」
「これから伝説を聞かせるので耳をほじくりかえして聞きなさい・・・!」
悪鬼の伝説・・・
第1236話
(2016年3月20日投稿、2016年6月3日掲載)
むかーしむかし信じられないぐらいありえないぐらいむかし・・・次元は平和だった・・・・
「そう平和だったのです」
しかし・・・0次元と呼ばれる場所から銀色の集団が現れ低次元から制圧していった
「そう制圧していったのです」
4次元は当時まだあんまりだったが色々な戦いをしていた暁の集団が銀に抵抗した
「そう抵抗したのです」
しかし銀の力には及ばず敗退し、聖地へ逃げ込んだ・・・
「そう逃げ込んだのです・・・そして銀は野望を胸に、次々と次元を支配し登っていきました・・・」
その頃・・・天上では黄金の人々が立ち上がった
「銀の侵略から次元を守るため立ち上がり、上の次元から制圧し人々を食し力を蓄えていきました・・・」
「まってなんで制圧する必要があるの!食べちゃだめだよ!」
「黄金様のなさることに口を出す必要はない!犠牲はつき物!英雄食を好む!とにかく正義の力として天の使者が銀と対立をしたのです」
そしてついにある次元で銀と金の軍勢はかちあった・・・
「そうかち合ったのです・・・」
そして金は銀の支配した次々と次元を攻め落とし、4次元まで到達した
「そう到達したのです」
そこで天の使者は人々に天使、神とあがめられ銀を次々と追い詰めていき、人々を糧に勝利は間近に見えた
「そう見えたのです・・・」
しかし・・・そこに金から裏切り者が現れました・・・ナスカという黄金の一味の少女が人間は食べちゃだめ!と反旗を翻したのだ
「そう翻したのです・・」
ナスカは当時の黄金たちのリーダー格であり、なにより皇女であったためその力はすさまじく壊滅させらた黄金は撤退を余儀なくされた
「そう余儀なくされたのです・・・」
そして地の侵略者が力を盛り返し再び攻めあがろうとしたとき地球に救世主が現れた
「そう現れたのです・・・その集団こそ暁と名乗る一団・・力を盛り返し復活しやがったようです」
「俺らのことだぜご先祖様かな」
黄金たちを撃退したものの大きく力を失った地の侵略者はナスカの手を借りた暁に討ち果たされ、再び0次元に逃げ込んだ
「そう逃げ込んだのです・・しかしナスカもしっかり銀の集団にも襲い掛かったようです戦闘狂いのおろかな先祖だったのでしょう」
「そんな・・・違うわ・・ご先祖様は・・・!」
「なにかしら人間風情が・・・あらその肌は・・まあいい」
そして地球は暁なるものに支配され、銀と金は一時休戦に陥ったのですめでたしめでたし
「あんまめでたくない」
「さてここでひとつ教えておきましょう・・当時の黄金様たちは鎧は着ておりませんでした・・」
「なっ」
ふと気づくとよろいを着ていない黄金ども
「黄金様たちの祖先は体がすべて金でできていました・・・」
「なっ」
「そして全次元を支配・・いいえ、救うためには人々をだます・・いいえ、親しみを持ってもらうためある計画を立てたのです」
「ねえグリーンなんか胡散くさいよこの人」
「ねえさんはアホなんだよ・・・」
「それが自らの体を鎧となり装着した宿主の体をのっとり・・いいえ、ささげられて寄生する計画です!」
「なっ恐ろしい計画だぜ!」
計画は始まった・・・!
第1237話
(2016年3月20日投稿、2016年6月4日掲載)
恐怖の計画・・・
「自分たちの体をひねりったりして、がんばり2000年もたてば生まれつきだいたい鎧な感じに進化していきました・・」
「こわい」
「そして37億次元・・・そこには優秀な人たちが住んでいました・・・勇猛で知性あふれる勇者レベルの人たちです」
「なっ」
「そしてその人たちを・・・あくまで友好的に自主的にその身を黄金様たちにささげるように勤めました」
「ふむ」
「当初は非協力的な民が多数だったのですが・・・排除し、友好的な民のみ残りました」
「やりすぎじゃないの」
「そしてその排除の先頭に立ったのが・・わが祖先、ファーストティーヌスです・・・」
「なっグリーン・・・」
「誇れない先祖だよ・・・」
「ある程度慣れてきて、再び侵攻したのですが・・・4次元には強力な結界が貼っており、様たちの進入率は0.000001%以下でした・・・」
「なんで?」
「わかりません・・・どうやら次元外の侵略からまもる何かいたようなのです・・・入った黄金様たちも連絡が取れず・・・」
「ふうん」
「最近わかったことですが、どうやらゼ・・おっとしゃべりすぎたようですねオホホ今までのはきかなかったことにしてくださいおほほ」
「うん」
「さあ・・・ピンク、グリーンとっとと出ていきなさい!ティーヌス家のつらよごしよ!!」
「いわれなくてもそうするさ!」
そしてゴールディアンティーヌスは去っていったが・・・ローブのすそからチラっと・・・
「おお!・・いや・・あれは黄金の鎧・・・まさかあの金のティーヌスは・・・」
「そうさ!もう身を売ってしまったんだよ・・・優しかったねえさんがたぶらかされて・・・くそっ」
「まあくそだなんて・・野蛮な言葉遣い・・恐ろしい・・早く出て行ってほしいわ・・・クスクス・・・やあねえ・・・」
色とりどりのティーヌスの冷たい視線を胸に、一向はすごすごと出て行った・・・そのころ金のティーヌスの部屋では・・・
「はい・・・・・はい・・・ククク・・・」
さてそれはそうとベリュルたち
「さーて困ったな、しかしさっきの話本当なのかねいまいちなんていうか自分たちがイイモンみたいに言ってるけど・・」
「まあご推察のとおりさ・・・何が天の使い人々を救済だ!支配したいだけじゃないか!」
「挙句の果てには・・銀の連中を悪者扱いだよ・・・わたしは銀の伝説を調べに4次元をさまよっていたのさ」
「なるへそ」
「しかしきてみるものね・・・ここでは暁と銀がワルモンあつかいされてるようよ・・・価値観の違いかしら」
「やつらは伝説なんて自分たちの都合のいいように作ってるだけさ!」
「そうね・・まあここにはそれを幸せとするアホがたくさんいるんだよ」
「鎧にのっとられるとどうなるの?」
「精神を乗っ取られ、DNAレベルで進入されてもうぐっちゃぐっちゃの自我を失いもうあとは鎧から目をそらす捨てゴマとなるのさ」
「こわい!」
ふと気づくと色々長々だった・・・
「まあややこしいからいったん忘れるか・・ところで何をしたらいいのかな」
「黄金野郎どもの本拠地に乗り込みたいわね・・・」
「どうしたらいいんだろう・・」
「おうち・・・わかる・・・」
「えっ誰だい?なっマノン・・どうした記憶が戻ったのかいよかった」
「ううん・・でも・・わかる・・・おうちはあっち・・・」
あっち・・・
第1238話
(2016年3月20日投稿、2016年6月5日掲載)
あっちはどっち
「ここから北にある・・・たしか北にある・・・ブーコン洞窟に次元のハザマがあります・・・たしか・・・」
「そうか、そこにいってみよう!」
そして北のほうに行くと・・・人工的な感じの洞窟がくちをあんぐりとあけていた・・・37億次元は超狭い次元の頂点
「確かここ・・見張りもいないし私たちなら自由に出入りが・・うっ頭が・・・」
「だだだだだだだだいじょうぶかい」
「うん・・・ありがとう・・・優しくしてくれた人たちはあなたたちが始めて・・・」
「ドンナひどい目にあったんだろう黄金・・・いやーなんでもないあはは」
そしてブーコン洞窟にたどりついてはいたっところ・・・・
「ガハハハ!獲物がきたかーーーーー!!」
「なっなにものだっ見張りがいないんじゃなかったのか!」
「俺様は見張りではない!37億次元の人間だったが、いつの間にか改造されたのだ!わが名はブーコン!」
「なっまるでブタだ!」
「いいから死ね!」
ブーコンが襲ってきたが、体力は高いが意外となんてことないか・・?
「フフそうかな・・・おっとこのわき腹を痛めたようだ・・・ようしこの包丁でビリビリ・・・」
「なっ自分で自分のわき腹を包丁で切り取っただと!いったい何事・・!」
「フフ・・・痛めた部分を・・このフライパンで炒める・・!ジュジュッおおおよい出来上がりだ」
「なっ」
「このベーコンを自ら食べる!焦げ目が適度についていて最高!ボリボリ」
「なっ自分で自分を食べてる!」
「うまい・・!そしてメキョメキョ・・・切り取った部分が再生したぞおおお!」
「なっ自分で傷ついた部分をベーコンにし食べて新陳代謝するとは!恐ろしい!」
そうHPをいくら減らしても自分を食べて全回復してしまう!これはまいったいったいどうすれば・・
「手はあるわ・・・氷でこいつを攻撃しましょう!」
「
メリアナニー!?いったい・・わかったのだ!魔法剣ヴェリザドとか!うりゃうりゃ!」
「フンそれがどうした?おっと次は足を痛めたようだ・・豚足をフライパンで・・なにっ焼けない!」
「ふふっ絶対零度で固まった物はそう簡単には調理できないわ!いまよ畳み掛けましょう!」
そしてブーコンを打ちのめした・・・
「ばかな・・・絶対無敵とおもった戦法が・・・」
「解凍にレンジを用意しておかないのが悪いのよ・・」
「レンジならあるぞ・・・!ガチャッくくくこれで解凍だ・・・!・・ギャアアアア!!チーン!!」
なかからブタの丸焼きが出来上がってきた・・・
「悲しい物語だぜ・・・ブタも調理すれば浮かばれまい・・・」
「まさにブタここに焼けり・・丸ごとならば命を落とす・・・ね・・・」
ふと気づくと次元の次にいくのが出ていた・・・!
「ここよ・・・うっ頭が・・・さあ行きましょう」
「やったぜ!さあ飛び込むぞ!」
一向はついに最後の次元の移動を開始した!ウィィィィィィィンワッワァァァァァァンシュルルルルルルルルル!!
「スタッ・・・出てきたぜ・・ここは・・・黄金宮・・・!?」
あたりは黄金の人々が行きかい、黄金でできている宮殿がそこにはあった・・・そして空には・・・なぞの塔がさかさまにいくつも立っていた
「ペリーナどしたの」
「ここ・・・わたしのおうち・・?」
おうち・・・
第1239話
(2016年3月20日投稿、2016年6月6日掲載)
黄金のおうち
「ここからは敵地よ・・・!油断しないで・・!」
「わかってるぜ!おや・・なんだろう遠くから煙が・・爆発音もするぜ」
どかーんどっかーん!どんどんどどんきゃーわーひー!
「いったい何事だ!警報がなりびびいているぜ!
「うーうーうーうー!うーうーうーうー!」
「黄金たちが騒いでいるわ・・ただ事じゃないようね聞いてみましょうねえ何があったのかしら?」
「おや?お前たちは人間・・・なぜここに」
「そんなことより今何が起きてるの?」
「うむ・・4次元より戻られたノリ・チャケズ様が急に頭がよくなって科学者だらけの研究所にいって爆発がおきたのだ!」
「どこにあんの」
「ここから西のほうにあるとうわさされている・・最近はなぜか不思議な機械がかっぽしており襲ってきて危険なのだ!」
「どんな研究してるの」
「ブリリ・バンダー博士が、生き物と色々なものを合体させて面白がってる大事な研究だ」
「よしいってみよう!」
「無理するなよ・・・!おやマノン様・・・あいかわらずお美しい・・よしこのエリクサーを99本持っていけ!コテージも20個やろう」
とりあえずこれで町にいちいちもどらなくて済むのでラッキー!だが西のほうに進んでいった・・・
「どこもかしこも黄金だらけ!悪趣味ったらありゃしない!」
「まるでラクシュミね!」
黄金宮はモンスターは襲ってこないが、なぜか西のほうに行くと機械が襲ってくる!
「なっこれはオメガのものすごい版のプラハ!そしてブラックホール型小型戦車!どれも黄金・・・いったいこれは・・・!」
とてつもない強敵だらけだがサンダーに超弱いのでがんばって進んでいくと研究室なかから声が・・・
「イヒヒヒー!すごいぞすごいぞこの頭脳!なんでもできちゃうできてしまう!いひひひー!」
ベリュルたちは意を決して中に飛び込んだ!!そこには・・・
「貴様・・・!まえどこかにいた黄金野郎・・・!なぜここに・・」
「イヒヒヒーイヒヒヒー!・・おや・・・?・・・ほう貴様ら・・・なんだか憎いぞ」
「なんで」
「この肉体が貴様らを憎んでおる・・ちょうどいい・・今できた秘密兵器を使ってみよう!いでよ!絶対機械ゴンゴリアン!」
「ゴッホホホーーーーー!!!!」
そこには黄金のメカで綴られている巨大なロボットが現れた・・・
「これはおなかがコクピットになっており、ワシがのるのだ!・・んワシじゃないわたしだ!ウィィィンガチョ!」
「くっでかい・・・これは黄金のビッグゴリラだ・・・・!」
「ウホホホホホホホオホ!!!!!!!ドンドンドン」
胸を叩いて襲ってきた!
ふと気づくと絶対機械ゴンゴリアンが襲ってきた!
「黄金のゴンにゴリラ!なんというパワー!とくに腕回転アタックがやばいぜ!」
「回転しながらこっちに着て戻っていってダイダメージ!回数攻撃なのでゴーレムも一撃粉砕よ!そしてその跡にさらにダメージ!」
「ウッホホーーイ!!!」
「だが・・この黄金キラーがあれば・・!ほら効いた!めっちゃ効く!」
ダメージがやばいので黄金キラーもち以外は回復に専念したほうがよかろうなのでナントカ倒した・・
「ウホーウホホ・・ウガ・・・」
「おいどうしたゴンゴリアン動け!うごかぬか!命令だぞ!ロボッタは命令を聞く義務がある・・!」
「壊れちゃ無理でしょ」
「うるさい!追い動け動け!」
「ウホー・・・バババ・・・ビビ・・・・ドッカーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!」
「ぎゃああああーーーーーーーーーーー」
大爆発がおき・・・ゴンゴリアンは壊れ・・中にいたノリ・チャケズも鎧と体がすべてばらばらになった・・・
「よっしゃ!おや・・・ノリ・チャケズのばらばらの体がじじいになっていくぜ・・・」
「た・・たすけてくれ・・・」
こいつは・・・!?
第1240話
(2016年3月20日投稿、2016年6月7日掲載)
ほとんど吹っ飛んだノリ・チャケズ
「ノリの体の一部が残ってるな頭とあとちょっとぐらい・・・これは・・・この顔は・・・・!!」
「ぐぬ・・・無念じゃ・・・」
「リュートン!!!貴様なぜここに!!!!」
「黄金の鎧を甘く見すぎた・・・力を我が物にしようと・・・だが・・心を乗っ取られ・・・」
「そしてバラバラ」
「おのれ・・・せっかくここまで得た知識・・・世界を滅ぼす力・・・無念・・・・シュウウウ・・・」
哀れリュートンここに散る・・その野望を胸に秘め決戦なきかなああ無念
「まさか宿敵がこんな形で・・・おや・・?この金の鍵は・・・」
「ここの宮殿を色々あけられそうね!」
「宝をまずは全部いただくぜ!!!」
そう思ってわくわくしたのもつかの間、後ろのドアが開いた・・・
「おおおよくやってくれた!誰だかわからぬが混乱を収めてくれてありがとう!」
そこには、見たことのあるすさまじい黄金がいた・・・
「わが名はベンヴェーダック!この騒動を治めようと着たが、まさかみたこともない連中が終わらせるとはたいしたものだ!」
「いやあそんな」
「おや・・・マノン・ペリーナではないか・・・オデンジョーロの部下の・・・ジョーロはどうした?」
「え・・・なに・・・?」
「まあいいか!ともかくよくやった!これからこの宮殿はどこでも自由に出入りしてよいぞ!誰にも文句はいわさん!」
「やったぜ!」そして黄金の宮殿をあちこち自由に回って話しかけたり宝をとったり行動を開始した
「ふむふむ、ここにいる黄金の連中はなんで下のほうまで攻めてるのかよくわかってないらしいな」
「どうやらトップが入れかわって急に方針が変わったからとまどってる連中もいっぱいいるわね」
「全員が全員なんかワルモンじゃなさそうだな・・」
「まあペリーナの優しさを見てもね・・・」
「さっきのえらそうなのもいい人っぽかったしなあ」
するとなんかすごい部屋があった・・・
「ブリリ・バンダー博士のおへやだと・・・うわさの研究者か入ってみよう・・・」
ガチャ
「こっこれは・・・!」
「だれじゃ!」
ふと気づくと誰じゃ
「これは・・・大きな試験管に人が入っている・・・なんか見たことあるぞ・・・裸の女性!!!」
「エビデンスさまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ロウが一目散に試験管に抱きついた
「こっこれは・・・エビデンス!なんでこんなとこに・・・」
「おい!わしの研究材料に触るでない!!!」
そこには黄金のよろいを着た白髪の老人が立っていた・・・
「誰お前」
「わしは黄金研究王ブリリ・バンダー!わしの研究の邪魔をしにきたのかなお前たちは」
「エビデンス様!エビデンス様ーー!しっかりして!どうしてこんなところに・・・!」
「それはじゃな、とっても優秀な媒体なのじゃ・・DNAを取り出し、色々くっつけるとすごい化け物ができるのじゃ!」
「なっ許せないぜ!返してもらうぜこの美しいエビデンス様を!」
「ベリュル見ないの!」
「エビデンス様・・・ねえ!そこのじいさん!アジェンダとてやんはどうしたの!」
「おや?お前さん次元四天王のロウじゃないか・・・ホホホ・・なぜここにいる!!」
「答えて!アジェンダとてやんはまだ生きてるの!?エビデンス様は!」
「エビデンスはまだ生きておる・・・アジェンダ?ああ、残りの二人は改造に失敗して次元のゴミ箱に放り投げたわ!誰か拾ったじゃろ」
「じゃあやっぱりあれは・・・許せない!」
許せざる黄金!
最終更新:2016年06月08日 17:53