第1301話
(2016年5月31日投稿、2016年8月7日掲載)
1次元を人間の手に!
「さて次のウアンテッドはと・・・・・」
「何々、東のほうにあるバキューム町を収める1次元銀四天王の一人、狡猾のブッチョリンですって・・・けっこう高いわよ!」
「よし次はこいつをしとめよう!」
「ブッチョリンですって・・・!」
「どしたのだアップリア・・・」
「あいつは恐ろしいわ・・・・この次元の勇者・・・何百もの魔王を倒してきた勇者を・・・」
「勇者を・・?」
「たった腕を一振りで真っ二つにし、中身をすべて吸ったという・・・!恐ろしい力と知恵の持ち主だというわ!うわさだけど」
「なっそんな恐ろしいやつに俺たちが勝てるのか?」
「弱点といえば、もう1000億年も生きているため年老いて力が落ちているという事ぐらいね・・・」
「そのたった一つの隙をつくのがおれらのやりかただ!とりあえずいってみよう」
町を出て東に進み、モリソングの森とヤマンバ渓谷を抜けると大きい町が見えてきた・・・
「あれがバキューム町・・・はいってみましょう・・・しばらくここと連絡がとれなかったの・・・」
中に入ると・・・
「ややっなんだか普通の町だぜ・・・恐ろしいやつが納めてるとは思えない・・・」
「おそらく普通の町と思わせて住人を安心させるという算段ね」
「許しがたい」
そして適当に歩いていると、酒場でけんかがあった・・・
「おらーこらーがちゃーんおらーこらー」
「なんだろ面白そう!」
ベリュルたちが酒場にはいると、頭中にモヒカンだらけの恐ろしい屈強な男たちに老人が囲まれていた・・・
「おらーじじい!なんと言った今!いってみろ!」
「フン!何度でもいうてやるわい!いい年してへんな頭して暴力をふってきさまらごみじゃ!くずじゃ!バシャ!」
「じじい!酒をひっかけやがって!そこまでいうことないじゃないか!」
「何度でもいうてやるわ!社会のダニ!アリ!ハエ!カ!あとはセミ!」
「ここここのやろう!老人だから殴りにくいからと調子にのるんじゃねー!」
「ケケケこの町は老人を殴ったらおしおきじゃから手も出せまい!貴様なんぞうじじゃ!」
「グギギ・・・もうがまんできねえ!おい!やっちまうぞ!!!」
「ベリュル助けましょう・・・!」
「ロ、ロウ・・でもちょっとこれ・・・」
「いいから!弱いものを助けなきゃ!」
「弱いかなあ・・・」
モヒカンを退治した
ふと気づくとモヒカンを退治した・・・
「お・・おぼえてやがれーーー!!われら狡猾のブッチョリンさまの親衛隊!特権をもらってきて貴様らをぶっこりしたる!」
モヒカンは逃げていった・・
「おじいさま・・大丈夫・・?」
「なんじゃこのガキ!よけいなことしくさってもっと言いたい放題いえたのに!」
「ごめんなさい・・・」
「おいじいさん!ロウになにいうんだ!かばってくれた恩知らずな犬!」
「だれもかばってくれとは言うとらん!そうじゃな・・・うなぎのかば焼きをおごれ!命令じゃ!」
50万ギルの高級カバ焼きをおごらされた・・・もちろんそれ以下しかお金なくても全部とられて終わるだけで安心
「ぷへーーくったくった!さあ次はどこで嫌がらせしてこようかのうウヒヒ!」
「まてい!好き勝手しやがって!じいさん名をなのれい!」
「ワシはエンゲロープ・ジョンじゃ!うなぎをおごりたくなったらいつでもこいウヒヒ!」
老人は去っていった・・・
「ロウごめんね仕返しできなくて・・」
「なにいってるの!大丈夫よありがとベリュル」
「うん・・・さて・・おやゲームセンターがあるぞ!いってみよう!」
すると中から声が聞こえた・・
「景品を好きなだけワシにとらせい!」
景品・・・
第1302話
(2016年5月31日投稿、2016年8月8日掲載)
景品ゲットしよう!!
「だけど、地球にあるゲーセンと内容は大体同じだね」
「新作もいくつか入っているようよ地球と同時入荷で」
「ギルをたくさん入れてギルを落とすゲームとか、ロボットに乗ったつもりでバキュンバキュンやるやつとか」
「カードかって武将たちと思考する難しいのあるわね・・あとは入るたびに地形が変わるダンジョンRPGもあるわ」
「さらに音楽に合わせて敵を倒していくやつとか、音楽に合わせてまんじゅうを食べていくゲームとかもある!」
時代は進歩するものだ
「色々楽しみつつ・・・奥のほうにアイテムゲッターがあるぜ!おや老人が暴れてる・・・」
「1回1000ギル!2回もやったのにとれないではないか!店員!」
「いえ・・ほらもうちょっとで落ちますよ、なんなら落としてあげ間消化・・?」
「そうやって老人だからと馬鹿にするきか!」
「まあ・・・困りましたね・・・」
「なにやってんの」
「む・・・貴様さっきの!」
「お・・おまえはエンゲロープ・ジョン!こんなところで嫌がらせか!」
「フン!景品ゲームはワシが100%取れないと許せないきまりじゃ!」
「なにいってんのだ!よし、おれがとってやるぜ!ガチャン!スカッガチャン!スカッ」
「ベリュル・・・下手ね・・」
「ロウしずかにしててなのだ!集中力なのだ!」
10万ギルぐらいつかってやっと取れた・・・
「ほら!ロウのぬいぐるみなのだ!これほしかったんだろ!」
「ヘン!そんなものいらんわい!ばかものめ!」
「なっ!」
「ケケケお人よしも命じゃぞ・・・じゃあこんなとこさっさと出るわ!ばかものめ!」
「へんくつ!」
老人は去っていった・・すると後ろから・・・
「その人形よこせ!かわいい人形は俺たちがもらう!」
さっきのモヒカンが襲ってきたので倒した・・
「ロウの人形ゲットだぜ!もらっていい?」
「いいよ大事にしてね」
部屋に飾ったりしよう!すると奥で老人たちの集団がひそひそ
「もし・・・旅のお方・・・」
ふと気づくと旅のお方
「なんだぜ!お前たちもさっきのやつの仲間か・・・!」
「ちちがうんじゃ・・・あやつは・・・昔ばあさんにしなれ偏屈になったんじゃ」
「そうだったのか・・・」
「それまでは聖人君主のエンゲロープだったんじゃがの・・・老人を代表しておわびする・・・」
「いいよ気にしないで」
老人がすべて悪いんじゃないという真実をしり、ゲームセンターを去っていった一同であった・・・
「なんかおもしろい施設ないかなあ」
すると巨大迷路という、この町の名物アトラクションを発見した・・・!
「お一人様1000ギルとなり、ゴールを時間で、アイテムでいろいろダンジョンです!」
「面白そう!やりたいやりたい!」
「子供の遊びじゃない・・・」
「だってだって!ロウ!グレップル!チョコレータ!みんないってみようなのだ!」
「うーんこどもだましよねー」
ベリュルはしぶしぶ一人で巨大迷路に入っていった・・・
「じゃあみんな、レストランにでもいきましょベリュルほっといて
「やったーーー!!!」
ベリュルの迷宮・・・
第1303話
(2016年5月31日投稿、2016年8月9日掲載)
巨大迷路に挑戦だ!!
「迷った・・・」
ベリュルは迷子になっていた・・・
「くそっ4つのチェックポイントを抜けないといけないのにまだ一個もみつからないのだ!」
30分は経過していただろうかここからはプレイヤーが操作できるちょう迷ってからがスタートだ
「雑魚も襲ってくるぜ!メイロン、ラビリンスライム、デルドミン、まいまいまよいなど迷宮尽くし!」
まあ一人でも余裕なので気をつけながら進むと・・
「誰か・・誰か・・・」
誰かが助けを呼ぶ声が聞こえた!かけよってみると・・・
「きさま!こんなとこに!」
もちろんそこにはエンゲロープがいた・・・
「誰か・・・迷ってしもうたわい・・・」
「へんだ!自業自得なのだ!」
「お・・お前は!ちょうどいい、わしをつれていけ!ゴールまで導け!」
「なっ」
「老人をいたわらないと痛い目にあうぞ」
「ななななわわかったのだ・・・ついてくるのだ!」
さてこっからが問題非常にもんだい大変
「なにがだい」
この迷宮が大変だと後に言われるようになるのは・・・バトルになった!!
「まいまいまよいか!楽勝だぜ!倒すと・・・あれっいない・・・」
そう・・・エンゲロープはモンスターが苦手で逃げてしまうのだ!
「なっどこにいったぜ!」
結構ランダムで、一定以内の距離だけど壁のむこうとかもあるので超大変!
「ほっといてでちゃだめ?」
残念だが、ゴールしようとしても「まだ探し物がある」とでて出れない!老人をゴールまで連れていかなければらないないのだ!
「くっ雑魚が弱いけど・・逃げるなって!」
「だってこわいんじゃもん」
雑魚を倒すたびにどっかに逃げるのでもう大変怒り心頭のプレイヤー
「やっとゴールが近づいてきたのだ・・!」
「ここはとおさん!」
迷宮のボス、くびかりうどが襲ってきた!1%で即死なのでリレイズ効果のものつけとくとかしとこう恐怖だだがナントカ倒した・・・
「これで出口・・れ・・いない!!またいない!」
「こっちじゃー!」
ふと気づくとまた老人がいなくなっていた・・
「おいおい・・・どこにいるのだ・・この声の先はまさか・・・」
そう・・ゴールのある壁の先・・・スタート地点近く・・・
「そんなとこまで戻ったのか!」
「こわくて壁を乗り越えてしもうたわい!はよこんかい!」
最初に戻るのも一苦労・・・さらに雑魚のたびににげるゴール地点では注意!
「ボス付近で戦うとまたスターと地点にいっちゃうことあるから注意しなきゃ!」
注意しつつやっとゴーーーーール!!!とんでもない迷宮だった・・・
「フォッフォフォフォ・・・助かったぞさすがに今回はお礼をあげねばな!」
10ギルもらった・・・
「またなんかあったら助けるのじゃぞ!命令じゃ!」
「なっ」
老人は去っていった・・・
「さて・・みんなどこかな!」
「あーおいしかったわね!網焼きビーフ200%ハンバーグ!あらベリュルじゃない迷路おもしろかった?」
「なんとも・・」
「まあいいわ・・それよりこの先にデザート屋さんがあるの!いってみましょう!」
「いいね!つかれて甘いものがほしくなった!」
甘いものを求める甘さ・・・
第1304話
(2016年5月31日投稿、2016年8月10日掲載)
デザート屋さんオリビエスライム
「ファンシーな名前ね!どんなのかしら・・・」
「いらっしゃいませ!お席へどうぞ・・・」
「よっこらしょと・・・オレンジジュース!」
「色々あるわね・・梨のエチゴレンソテー、バニラアイスに生チョコをかけてコカコーラをかけてシロップで固めたすごいのとか」
「凍らせたチョコレートを甘いホワイトちょこのクリームでつつんだのとか甘い!」
「どれも美味しいわね!おなかがもう10個ぐらいほしくなりそう!」
そんなこんなしてると・・・・
「もっともってこんかーい!」
「この声は・・・」
後ろの席には案の定いた
「またおまえか!」
「なんじゃ!おおベリュルではないか!ここのデザートはうまいのう!全部食べつくしたいのじゃ」
「食べすぎなのだ」
「大丈夫!会計はおまえさんもちじゃからの!おーい全部あと10個すずもってこーい!スーパー10キロケーキまだかー!」
「ベリュル!」
「いいのだ・・もうあきらめるのだこのじいさん」
「ホッホッホ・・・人生あきらめが肝心よ・・ゲプー!さあ食った食ったごっつあん!ではさらばジャ!」
そして会計・・・
「89万ギルになりまーす!」
なるべくギルを減らして挑もう・・・
「そういや・・・なんでこの町にきたんだっけ」
「そういえば何しにきたのかしらメリアナニー・・・・」
「もう二人ともしっかりしてよ・・・えーと・・誰かを倒し着たのよね・・・」
「狡猾のブッチョリンよ」
「ロロロウそうだったそうなのだ狡猾のブッチョリンを俺たちは倒しにきたのだ!どこにいるんだろ」
話を聞くと、丘の上の居城にいるという・・・
「よし乗り込むぞ!」
ふと気づくと狡猾のブッチョリン城に乗り込んだ・・・!
「くっ正統派のモンスターがたくさん待ち受けているぜ!」
「シルバー戦士、シルバーマドウシ、シルバーニンジャ、シルバー海賊などシルバーづくしね!」
「防御力やばい」
ゴールデンフレアとか駆使しがんばり進んでいこう!そして玉座に着いた・・・
「お前が狡猾のブッチョリンか・・・!覚悟しろ・・!」
「何者だ貴様ら・・・ほう・・・人間か・・・このわしに戦いを挑もうというのか・・?」
「お前が銀四天王である限り、ワンテッドで賞金はいただきだぜ!」
「よい度胸だ・・・この次元の秘宝・・・銀の玉を封印し杖・・・スーパー杖の魔力で貴様らをふきとばさん!!」
フオオオと狡猾のブッチョリンが気合をいれると・・あたりが闇につつまれた・・・!
「くるぞっ」
銀四天王との勝負!
第1305話
(2016年5月31日投稿、2016年8月11日掲載)
狡猾のブッチョリン
「このスーパー杖はな・・・装備すると最大HPが1.2倍になり、すべての魔法の威力が最後に1.4倍されるのだ!」
「なっなんという恐ろしい!」
「ではこの力を知りつつ死ね!!!」
狡猾のブッチョリンが襲ってきた!シルバーフレアや、ヴァイア、ヴェリザド、ヴォーリー、ヴァンダーなど魔法だらけのやばいやつ
「くっリフレク!!」
「くく・・・そうきたときのために・・・ばくれつパンチ!」
「ぐあっ魔法よりやばい!!!17~8万ダメージを20~30回高速で食らう!ゴーレムすぐこわれる!」
「魔法だけではない!武術にもたけたこのワシが負ける道理はない!!」
魔法を素直に食らったほうが全然いいのでシェルとかでがんばりナントカ倒した・・・もちろん金の攻撃いっぱいきく
「ぐお・・・ばかな・・・・・」
すると老人のローブのフードがとれた・・・中から現れたのは・・・
「き・・きさまエンゲロープ・・・・!」
「フフ・・ばれた・・か・・・妻を失い悪さばっかしてすまなかった・・だがこの杖は渡せぬ・・」
「その杖何」
「銀の玉を守るのには必要なのだ・・・」
「でそれをわたしてもらおう・・・!!!」
スチャッ・・・なにものかが降り立った・・・!
「そんなおいしいアイテム・・・私の手にしないわけにはいかないだろう・・・!」
その姿は・・・!
「おまえ・・・そのメカメカしい人間・・・ギルディーム2016号!!」
「お久しぶりだね・・・・でも今は君たちにはあまり興味がないんだ・・・」
「俺だっておまえなんぞ興味ないぜ!風景だぜ!背景だぜ!」
「なんじゃこいつは」
「俺の名前は・・ギルディーム2016号・・・銀人間最強の男さ・・・その杖を渡していただこう・・・・」
「なにものじゃお前は!この杖は絶対にわたさ・・・・ドシュッ」
ふと気づくとエンゲロープの心臓をギルディーム2016号のがつらぬいていた・・・!
「ガボン・・・!」
「フフ・・・素直に渡せば死なずに済んだものの・・・これが銀の玉をまもりし封印のアイテムのひとつ・・・」
「そ・・・それはわたさぬ・・・!あれを守るためには・・・・」
「さて壊してやろう・・ボキンこれでよいかな」
シュウウウウウーーーーーーーーーー!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ杖の壊れとともに次元全体が揺れたかもしれない・・・
「い・・・今のはなんだ・・・」
「君たちが知る必要はない・・・バナナ文書にかかれていた銀の玉の封印がこれでまたひとつ解けた・・・・ではさらば・・・!」
「まっまてっきさまっいったい何者・・・くそっ去っていった・・・」
ギルディーム2016号は笑いながら去っていった・・・ハッハッハッハと・・・何かをたくらんでそうだ
「くそっいったいあいつは何をたくらんでいる・・・あっエンゲロープ・・・死にそうだ・・」
「お・・おのれ・・一生の不覚・・・ベリュル貴様にわしの形見をやろう・・・もっていくがよい・・・!」
形見・・・
第1306話
(2016年5月31日投稿、2016年8月12日掲載)
エンゲロープの形見とは・・・
「これじゃ・・・!」
するとエンゲロープはどろりと目玉を取り出した・・・
「こっこれはお前の目玉・・・・!!」
「フフ・・・大事に扱え・・・これがあれば色々なものを見通せるぞ・・・・グフッ!!!」
「エンゲロープ!!!くそっギルディーム2016号め許せないぜ!!銀同士で殺し合いはだめだぜ!」
エンゲロープの目玉を手に入れた!
「これは・・・アクセサリーか!!」
そう、アクセサリーの一種で、常時ライブラ&盗めるアイテム、最大HPを場合によっては敵を選ぶだけで見ることができる便利アイテムだ」
「これがあれば初見の強敵でもいけるというわけか・・・!」
どろりとしているが、ただし石化やデスなど一撃で訊いてしまうやつは弱点でない限り表示はされないから注意
「表示されないからと使わなくなってしまうのは間違いという算段か」
算段で、そこが結局ゴダイミでもあるため有効とわかった敵にはガンガンつかおう使わなきゃ損むしろ使え
「そんなわけで銀四天王狡猾のブッチョリンをついに倒してしまったわけだが・・・」
そして人間の本拠地に戻ってきた・・・「なんだかだんだん物々しくなっていくなあ」
改造されて顔がメカになってる人間兵士とかがどんどん増えている感じだ
「研究が進み、銀に対応できるよう兵士たちを増強中なのです」
「なるほど」
しかし兵士たちもだんだんあらあらしい感じになってきた・・・ちょっと横切っただけで
「殺すぞ!」
と気軽に襲ってくるので倒そう!銀キラーつきマシンガンとかが入手できるぞ
「決戦が迫っているのか、鬼気迫る人間たちだがゆとりがないと勝てるものも勝てないぜ!さてつぎはどれにしよう」
ウアンテッドを眺めて・・・サブウオンテッドももちろんいっぱいあるが、次に目に付いたのは・・・
「ふうむ、銀四天王の一人美貌のカガミーラだってさ!これいってみよう!」
「写真見る限りとんでもない美人ね・・・銀人間にも色々・・しかもこの人も人間とのハーフ!?完全な銀ではないみたいよ」
「デュライニューラ、元S・I・K・E・Iとして知り合いだったりはしないの?」
「うーん・・・ハーフといっても色々いるから・・・でもうわさには聞いたことあるわ四天王のくせに人に優しい銀だと・・・」
「ね!仲間になるかもしれない!まずはこのイベントをやってみよう!」
「そうね・・・北のブッサミーラの町を支配しているみたい・・・」
ふと気づくとこのウアンテッドを受注していた・・・そして受注して町を出た瞬間画面が切り替わりブッサミーラのお城・・・
「コンコン・・・失礼しますカガミーラ様・・・」
「なにかしら・・?」
「銀四天王が撃破されたようです・・・これはただ事では内科と・・」
「まあ・・困ったわね・・・老人のほうかしら・・・ご冥福をお祈りしましょう・・・」
「はっでは失礼します・・」
「ところであなた今日の私にいう事ないの?」
「はっなんでございましょう・・・・アッしまった・・・・う・・・美しい今日もあなたは美しいですー!!!」
「遅い!死ね!必殺美貌100連レイピアみだれ突きグサササササササササササササササ!!!!」
「ぎえええええええええええええええええええええええ!!!」
「フフ・・・私が優しいうちにやることやらないと・・・みんなこうなるわよ・・」
カガミーラはうっすらと青髭のうかぶ口元で笑みを浮かべていた・・・
第1307話
(2016年5月31日投稿、2016年8月13日掲載)
そんなこととは露知らずブッサミーラに向かうベリュル一行・・・
「ねえねえ早くいこうよ!!」
「もうなにをあわててるの!あら・・・門があるわね・・・」
モンを抜けるとあたりは極寒の地だった・・・・
「雪が降ってる・・・それに寒いぜ!もうすぐ夏だというのに!」
「地球じゃないんだからいつも季節が同じとは限らないわよ・・・ね、アップリア」
「ええ・・・ここから先のブッサミーラは、一年中日が差さない極寒の地・・・人間たちも完全防寒すると戦力が落ちて」
「なかなか攻めきれないという算段ね・・・」
「氷の力をあやつるというカガミーラ・・・それしか私たち人間には情報がないのはっそういえば!」
「そういえば」
「この次元でトップクラスの、炎のコマンダーフレイムブレイズという歴戦の男が先日この領域に足を踏み入れたようよ!」
「どんなやつ」
「なんでも燃やし尽くす男で、冷凍庫の中で1年過ごしてもまったく凍ることのない燃える血を持つ勇者というわ!」
「そういうやつがいるならこういう極寒の地でも余裕で攻略しているのではないか心配だ!はやくいこう!」
「まって・・あれを・・!」
ちょっとさきにゆきだるまがあるのをアップリアが見つけた・・・一行は駆け寄ると・・・
「いいえ・・これはゆきだるまじゃないわ・・・凍った人間・・・これはフレイムブレイズよ・・・!」
「まっまさかあの伝説の炎の男が氷付けになるとは・・!?いったい誰の仕業・・・・!」
「俺様だ・・・!!」
ズーン!!!と巨体がふってきた・・・青白く、顔色が悪い銀色の男・・いやハーフ銀か
「お前は何者だ・・・!」
「俺様はカガミーラ様四天王・・・氷マウンテンのアオショーガ様よ・・・!!」
「フレイムブレイズをやったのはあなたなの!?」
「おや貴様はアップリアたち・・・われわれのウアンテッド筆頭・・・!」
「やったのかどうか訊いてるの!」
「そうだ・・それがどうしたこんな雑兵指一本すら使わずブレスだけで死んだぞ!」
「なんてこと・・この勇者を指一本だなんて・・・!?」
ふと気づくと指一本のアオショーガ・・・その姿はまるで力士のよう
「ククク・・・わが氷で凍らぬものなどない!!死ね!!!」
アオショーガが襲ってきたが、氷ブレスやアイスキック、アイスはりてなど氷尽くしでやばい
「しかも凍らせ状態異常もくらうわ!ファイアで溶かさなきゃ!!!どうやって戦う・・!?」
力押しでもいいし、氷の連中や、炎の名手で戦うと効率がいいぞ使わなくてもいいけどつかったらすごい楽勝びっくりするぐらい
「コオオオ凍れ凍れ!骨の髄まで!!心も凍って空気も凍り、時間も命も凍りキレ!!コオオ!」
燃やしてナントカ倒した・・・
「ば・・ばかな・・・この俺さんが・・・!?」
「ふう・・・どうやらここの領域もなんとかなりそうだな!」
「く・・ば・・ばかめ・・・ワシなど・・・この領域では一雑兵にすぎん・・・あのお方のお城の残りの四天王・・そして・・」
「そして・・・!」
「くくく・・・あいつらがいることを・・貴様は知らなければよかったと後悔するだろう・・・グフッ!!!」
アオショーガは溶けていき死んだ・・・・
「くっだが苦難の先にはいいものがあるはず・・・!しかしあいつらとはいったい・・!?ここからがブッサミーラの本晩夏・・!」
するとそばの木陰からベリュルたちを除く影があった・・・
「ククク・・・われらのことさ・・・クク・・・」
寒き銀の恐怖・・・・
第1308話
(2016年6月24日投稿、2016年8月14日掲載)
さてさて進んでいくとひとつの大きい町にたどり着いた
「ここは・・・ブッサミーラ最大の都市、フルエリアよ・・・!」
なんという巨大な町だろう・・町の中央には巨大な時計神殿があり、みんなモスクワみたいな格好をしていた
「確かにこの寒い町で過ごすには必要であろう着衣だが、宿はどこかな」
すると町一番の巨大なホテルを探し当てた・・・!
「よーしここにとまろう!」
「そうね、部屋を借りて・・この町で情報収集しましょう!」
一向は広い部屋をひとつ借り、情報収集に出かけようとしたが・・・
「ちょっとベリュルどうしたの?」
「な、なんだか調子が悪いのだ・・・おなかが痛くて・・・」
「もう・・!また・・・まあこの寒さだものね・・まあいいわ役にたたなそうだし、しばらく休んでなさい!」
「わわかったのだ・・ごめんなのだ・・・」
「じゃあいきましょうみんな」
そしてベリュルをおいて一行は去っていった・・・その頃部屋では・・・
「ククク・・・うまくいった・・・この寒さで探索なってやってらんないぜ!ゲームでもしよ」
ベリュルはもっていた携帯ゲームで遊びだした・・・一方その頃
ダンナーザたち
「うう寒いわね・・コートでもかって行きましょう・・・」
一方その頃ベリュルは・・・・
「面白いのだ!このサプライズ裁判というゲーム!弁護士になってあくと戦う!きめ台詞はサプラーイズ!!まねしたいのだ!」
そしてしばらくすると突然!
「バリーン!!!」
窓ガラスが割れる音がした!!
「ビクッ!!ななんなのだ・・・!この部屋じゃないなまあいいのだゲームを続けるのだ・・・まだ昼の2時なのにうるさいうるさい」
しばらくすると部屋の外かられいきがもれてきた・・・
「さささささ寒いのだ・・ふとんにもぐるのだ・・・」
ベッドで芋虫となりゲームを続けた・・・さらにしばらくして・・・
「ガチガチガチ・・・昼の2時半なのにもう我慢できないのだ!いったいどこかられいきが漏れてるのだ探しに行くのだ!」
ゲームを中断しセーブして、ガチャンとベリュルはドアを開け、れいきの流れてきた方向に歩くと部屋がひとつあった
「こっちのほうかられいきが漏れてきてるのだ・・・付近で雪が積もっているのだ・・・この部屋空いてるな・・・いったい・・」
コツコツと部屋に近づいた・・・・すると・・・
「キャーーーーーーーーーー~~~~ーーーー!!!!!!」
女性の悲鳴が聞こえた・・・!!!ベリュルは大急ぎで部屋に駆け込んだ!!
「どどどどどうしたのだ・・・・!こっこれは・・・・!!!!!」
部屋には血だらけの二人の女性が倒れていたのだ・・・!!
ふと気づくとベリュルは二人の女性にかけよった・・!
「フードをかぶった女性と・・趣味の悪い服を着た女性なのだ・・・二人ともしっかり・・・!」
趣味の悪い服を着た女性がゴフッっと血を吐いた・・
「た・・たすけ・・て・・・・・」
「しししししっかりするのだ・・・!どうしたのだ・・・!」
「わた・・・し・・・お・・・・ゴガアア!!!!!バタッ」
女性は死んだ・・・・
「ギャーーー!!!どどどどうすればいいのだもう一人は・・・!しっかりするのだ!」
「う・・・うーん・・・・」
「ここっちはかろうじて生きてるのだ!でも服が血だらけなのだ!!あと・・食べかけのフライが捨てられてるのだ・・なんだろうこれ魚か」
さらにそこには短剣が落ちていた・・・床のじゅうたんにこげた跡も・・・?
「まさかこの短剣で・・・しっかりするのだ!」
「おねが・・・たすけ・・て・・・」
たすけて・・・
第1309話
(2016年6月24日投稿、2016年8月15日掲載)
たすけて
「どうしたのだ!誰にやられたのだ・・・!」
「男が・・・窓から・・・・・・グホッ・・・」
「ししっかりするのだ・・・・!!もう一人はもう死んじゃったのだ・・・まど寒いのだ閉めるのだ割れてるのだガムテープ貼るのだ」
「そん・・な・・・わたしたち・・ただの・・旅行者・・・なんで・・・」
「二人ともしっかりするのだーーー!!」
もう一人のほうに実は生きていないかと駆け寄ったが・・
「いてっ・・・ガラスが足にささったのだ!割れた窓ガラスなのだ!!めっちゃきれいなのだ・・・高価なガラスにちがいないのだ!」
「ご・・・ごめんなさいわたしのため・・に・・」
死にそうなもう一人がハンカチでベリュルの怪我をそっと治療した・・・
「助かったのだ・・・でもきみも・・・」
「わたし・・・ガクッ・・・・意識を失った・・・」
「しっかりするのだーーー!!」
するとそのとき・・・
「警察だ警察だ!御用御用!!!いったいこの騒ぎはなにごとかーーー!!!」
警察がドタドタ駆け込んできた・・・・
「たいへんなのだ死んだのだ!!」
「なにっ一人死んでもう一人大怪我をしているではないか・・・!貴様なにをしている!」
「俺はベリュルで、窓ガラスがバリーンで!この怪我してる女性をナイフでプスプスで!大怪我でもう一人も血だらけで死んでて!」
「なにィ・・・このナイフで刺しただとォ・・・・!」
「そうなのだ!おそらくこうやってふりまわして・・・うりゃうりゃ」
「あぶない!貴様・・・婦女殺人の容疑およびもう一人の婦女殺人未遂の容疑で逮捕する!」
「ちがうのだーーー!そうじゃないのだ!!!ねえ生きてるほう!おれじゃないと証言するのだ!!」
「とっくに気を失っておる!!おい!おまえ!いそいで病院に運べ!!!」
「はい!」
一人の警察官が死にそうなほうを急いで運んでいった・・
「さて貴様は・・・ベリュルとかいったな・・・死刑だなこりゃよし手錠ガチャ!」
「ちがうのだーーー!ちがうのだーーーーー」
ベリュルの叫びもむなしくベリュルは連行されていった・・
ふと気づくと一方ダンナーザたち・・・
「ねえ、
メリアナニーみてこれステキじゃない!?」
「わーいいなそれ!わたしもきてみたーい!」
「同じのかいましょ!そんなに高くないし暖かいわ!」
「やったー!!これで探索も問題なくできそうね!」
同日某時刻・・・そのころベリュルは・・・
「カツンカツン!!これよりここフルエール裁判所大法廷で殺人事件の審理を行う!カツンカツン!被告人入場!」
裁判長がハンマーでゴングを叩くと・・・ベリュルが被告人席に現れた・・
「ちがうのだ・・」
「被告人は余計なことをしゃべらないように・・・!では検察官入場!!カツンカツン!」
そこにはロンゲのいい男が現れた・・・顔はいやみったらしいにくったらしい顔をしていた・・・
「検察側・・準備は完了しています・・・!」
「おおあなたですか今回の判事は・・!カクティリアブス様!」
「フッ・・・私にかかれば凶悪犯はすべてあの世送りにしてみせます・・・」
「そうでしたな・・どんな些細の罪でも必ず死刑にできるあなたの腕の見せ所ですぞ!」
聴衆はざわった
「でっでんせつの・・・きゃーすてき・・・あの判事にかかれば・・・殺人犯め・・・!」
「い・・いったいなんなのだ・・・」
「カツンカツン!それでは裁判開始!!」
ベリュル大裁判!!!
第1310話
(2016年6月24日投稿、2016年8月16日掲載)
ベリュルの大裁判
「それではカクティリアブス様、事件を読み上げてください・・」
「フッ・・・本日午後2時ごろホテル11Fで一人の女性がナイフで無残にも殺され、もう一人の女性も同じく刺され重症を負いました」
「おお・・・なんという痛ましい事件でしょう・・・」
「被害者の父の名はジャン・F・キャンディでとてもえらい政治家でした、早く死んでしまい家族は離散したそうです」
「それは悲しい物語ですな」
「そして被害者の名前は・・・死亡したほうが・・離散際家族の一人マリィ・F・ソウダ・・・・もう一人は不明です」
「不明ですと・・・?」
「不思議なことに、もう一人の記録はありませんでした・・・おそらく友人かなにかでしょう」
「ふーむ」
「そして、その二人を・・・このベリュルという男が無残にもナイフで刺したのです!」」
「なんということでしょう・・・これはもう死刑しかありませんな!」
「そう・・死刑は確定、あとは何回死刑にするかのゲームでしょうな・・」
「サプラーイズ!!!!!!」
法廷内で大きな声がした・・・!一同は声をする方向を見ると・・・
「違うのだ・・・!俺は殺してないのだ!絶対何かの間違いなのだ!」
「ほう、間違いですか・・?」
「そうなのだ!たまたまあの部屋が寒かったから寒さをとめようとしただけなのだー!!たまたまなのだーーー!」
「ふうむ・・どうでしょう検察?」
「フフ・・・凶悪犯人ならではの悪あがきを・・見慣れております・・・・さて、これをごらんください・・・」
するとカクティリアブスは短剣を取り出した・・・
「こ、これはまさか・・・!カクティリアブス様・・」
「そうです!裁判長・・これが凶器です」
「そうなのだ!それで殺したのだ!絶対そうなのだ!」
「ほう、自らお認めになるのですか被告?」
「ちちちちがうのだ!それが凶器だとおもうんだけど俺が殺したんじゃないのだ!証拠はあるのか!」
「確かに・・・凶器はあれど証拠がなければ死刑にするわけには・・・」
「フッ・・・甘い・・・・実に甘い・・・まるでコーヒーミルクティーに砂糖と塩とあんずを入れたように甘い・・・」
「ど、どういうことなのだ!」
「警察をなめてもらったら困る・・・すでに指紋をとってある・・・貴様のもな・・・!」
「それは好都合なのだ!俺がやってない証拠になるのだ!」
「フフ・・・ばかめ!貴様の指紋がこの短剣から検出されたのだ・・・!しかも一番最後にな・・!」
「なんだって・・・!そんなばかな・・・あ、あのとき振り回しちゃって・・・・そそれで裁判長違うのだ!」
しかし裁判長は首を横にフッタ
「もう言い逃れはできませんな・・・」
「フッそういうことです・・・この事件は実に簡単、ベリュルが短剣で二人を刺した!以上!」
「そうですな・・・では判決を言い渡しましょう・・・ベリュルを死・・・」
「サプラーーーイズ!!!!!!」
ふと気づくと法廷内を大きな声が響き渡った・・・!
「な、なんですか被告・・・・!!!」
「裁判長・・・おおおおお俺には動機がないのだ!!二人を殺す動機が!面識もそもそもないぜ!」
「ふむ・・確かに・・・どうです?カクティリアブス様・・」
「確かに・・・この二人とベリュルとの間に面識はなかったようです・・・それは認めましょう」
「ほら!!ばかめ!!おれは無罪だ!サプラーイズ!!!」
「しかし・・・・・・動機はあったようですよ・・・」
「なっ・・」
殺しの動機・・・
最終更新:2016年08月17日 13:43