「ロスファンTOP/ミッション/新年会はタイヘンだ!」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ミッション№ | 名前 | 特殊条件 | 人数 | 戦利品 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
上級 №C0007 |
10 / 12 / 27 ~ 11 / 01 / 12 ロスファンTOP/ミッション/新年会はタイヘンだ! |
下記参照 | 4人 | 下記参照 | |
■特殊条件/戦利品■ | |||||
■特殊条件■ 「外伝3」のカード限定 特定リーダー(枢機卿アンリ:アンリ秘められた力:焔の旋風モニク:エリーゼ薔薇の癒し) ■戦利品■ 1回目:火のリングLV2 2回目:水のリングLV2 3回目:風のリングLV2 4回目:土のリングLV2 5回目:機のリングLV2 6回目:火のリングLV3 7回目:水のリングLV3 8回目:風のリングLV3 9回目:土のリングLV3 10回目:機のリングLV3 11回目: 【迎春】新年会へようこそ 12回目以降:深水のタロットLV3+5ポイント |
プロローグ |
雪がしんしんと降り続いた夜が明け、気が引き締まるような寒さの元旦の朝、振袖姿のアリシアがジャンとアンリを訪ねて来た。 アリシア 「明けましておめでとう! ジャン、アンリ~! 迎えに来たわよっ!」 ジャン 「アリシア! お前、なんで…ボルス連邦で竜騎士に連れ去られたはずじゃあ…」 アリシア 「しっ! それ以上言っちゃダメ! お正月なんだから、なんでもアリなのよ! 誰か欠けてるお正月なんて、おめでたくないでしょう?」 ジャン 「そ、それはそうだけどよ…いいのか、そんなんで」 アリシア 「いいのよ! 納得いかなければ初夢ということにしておけば」 アンリ 「それより、どうしたの? こんな朝から…」 ジャン 「今年は初詣の約束なんかしてたかぁ~?」 アリシア 「呆れたわね! 今日は城で新年会があるっていわれたでしょ? まさか忘れてたんじゃないでしょうねぇ?」 ジャン 「と、当然だよ。俺たちもこれから出る所だったんだよっ! なっ?! アンリ」 アリシアの疑いの目をよそに、ジャン達は城に向かった。 |
LC0072 焔のモニク ★★★ 2000 / 360 / 270 42 / 20 / 16 / 32 / 22 敵サポカ 土LV3×6 |
新年会の会場に着くと執事が出迎え、庭園に案内してくれた。 すると女性の笑い声が聞こえてくるので、声の主をジャンが探してみると庭園の花を写しとったような艶やかな振袖を着たモニクがいた。 ジャン 「うわっ! あれモニクだ!」 モニク 「んっ? なんだ、ジャン達か! 明けましておめでとう。クレールっ! アンリ達が来たぞ!」 植木の影から出て来たクレールは羽子板を右手に持ち、頬に墨でバッテンが描かれていた。 クレール 「あ、明けましておめでとう! 今年もよろしく頼む…何だ? ジロジロ見るな!」 モニク 「今、クレール相手に羽根つきをしていたんだが、アタシが強すぎるみたいでさっ。フフッ。そうだ! ジャンとアンリ、アタシとクレールのペアで羽根つきで勝負しよう! 負けたら顔に墨だ」 ジャン 「おっ? 羽子板でオレに挑戦する気かよ? 去年準優勝の腕を見せてやるぜ! いくぞアンリ!」 モニク 「はん。アタシが出てりゃお前なんかに負けてないさ! じゃあ早速始めるぞ!」 |
LC0079 枢機卿アルノ ★★★ 2100 / 370 / 275 20 / 36 / 26 / 46 / 16 敵サポカ 土LV3×6 |
アリシア 「ジャン、アンリ組の勝ち~!」 ジャン 「さあモニク、どっちか頬を出せよ。枢機卿に二言はないよなぁ?」 モニク 「あ、当たり前だ! さっさとやれよ! ほらっクレールも」 ジャンがモニクの頬に墨でバツを描こうとした瞬間、アルノが止めに入った。 アルノ 「お邪魔するよ! 僕としては綺麗に着飾った可憐な二人が墨だらけになるのを見てられなくてね! ジャン、僕と勝負して僕が勝ったら二人の墨入れはナシにしてくれないかなぁ。君が勝てばアンリ、アリシアと一緒にお年玉をあげよう! どう? 悪い条件じゃないでしょ?」 モニクの顔には安堵の色がうかがえたが、クレールはアルノの介入が余計に思えたのか不満そうな顔をしている。 ジャン 「いいぜ! その勝負やってやるよ。 でも何をするんだ?」 アルノ 「勝負方法はケンカ凧! お互いの凧の糸を絡めて、先に糸が切れた方が負け。簡単でしょ?」 ジャン 「凧上げか。よぉ~し、やってやるぜぇ!!」 アリシアとアンリの声援で張り切るジャンだったが、それを見るアルノの笑みには余裕が感じられた。 |
LC0275 カミーユ聖なる祈り ★★★★ 2200 / 380 / 280 18 / 46 / 26 / 20 / 36 敵サポカ 機LV3×7 |
アルノの凧の糸が切れて、勝負はジャンの勝利となった。 アルノ 「やれやれ、正月そうそう女神に逃げられたような気持ちだよ。運も実力のうちかな? ハハッ。約束だからお年玉をあげようね。はいっ!」 ジャン 「やったぜ! 今年は正月そうそうツイてるな。ありがたくもらっておくよ」 カミーユ 「おやおや、みなさんこちらにいたのですか! どうりでいつまで待っても現れないと思いました。今年の新年会のメインの催しである『バトルかるた』が始まりますよ」 ジャン・アンリ・アリシア 「バ・ト・ル・か・る・た?」 カミーユ 「招待者を12のグループに分けて、各グループに枢機卿が加わり、グループごとにかるたで勝負します。各グループのかるたの勝者全員でさらにある勝負をして、優勝すればすばらしい賞品が待っていますよ! ジャン君、アリシアさんと私は同じグループで対戦します。 本来アンリ君も枢機卿として、他のグループに入ってもらうところですが、今年は欠員があった関係で、アンリ君は私達のグループで対戦してください」 アリシア 「わたしたちは4人で対戦するってことね?」 ジャン 「駄目だ~!!! 俺はこういうのは苦手なんだぁ~!」 アンリ 「兄さま面白そうじゃないですか。カミーユさんは手強そうだけど…楽しそうです」 カミーユが指差す先には庭園に作られた会場が見え、参加者は見知った顔ぶれだった。 アリシアが渋るジャンの手を引き会場へ行くと、開始を告げる鐘が鳴った。 |
LC0209 光の枢機卿ユーグ ★★★★★ 2300 / 390 / 290 18 / 50 / 20 / 40 / 26 敵サポカ 土LV3×7 |
最後の一枚が読み上げられ、会場のあちらこちらから勝者が歓喜の声を上げていた。 アンリ 「聖杯、せ、せ、せ、はいっ!」 最後の一枚はアンリが獲得し、同時にグループ勝者となった。 ジャン 「くぁあ~。やっぱりダメだった! アンリ、絶対勝てよ!」 カミーユ 「流石! 新たな枢機卿と言ったところでしょうか。私も応援していますよ」 緊張の色が見えるアンリを応援するカミーユの肩を優しく叩く者がいた。 ユーグ 「ほお、このグループの勝者はアンリですか。これは楽しみです。勝った12人で勝負するのは伝統の魔導ゴマですよ」 アンリ 「魔導ゴマって! 魔導力でコマを回し続け、誰が最後まで回せるかを競うアレですか?」 ユーグ 「そうです! 魔導力を問われる実力勝負です。今年は残っているのは全員枢機卿のようですね」 カミーユ 「ちなみに、去年の勝者はユーグさんです」 ユーグ 「まぁ、余興ですからそんなに気負う必要はありませんよ」 新年会の催しとはいえ、12人の枢機卿が競い合う場面など滅多に見られるものではない。 多くの注目を浴びる中、魔導ゴマによる勝負が始まった。 |
エピローグ |
最後は、アンリと昨年の勝者ユーグ二人の一騎打ちとなったが、わずかにユーグのコマが早く止まりアンリの勝利となった。 ユーグ 「やれやれ、君がここまでの力を持っているとは…これは新たな枢機卿に寄せられる期待が大きくなりますね!」 アンリ 「無我夢中で、気がついたら終わっていたんです。僕が勝ったなんて信じられません」 ユーグ 「魔導ゴマは潜在的な魔導力を測るものです。あなたの中に眠る大きな力を引き出せるように、今年も鍛錬に励んでください。そうそう、これが今年の勝者への商品です」 アンリがユーグから受け取った細長い箱を開けると、中にはロッドが入っていた。 ユーグ 「そのロッドはロン公国で取れる大変珍しい水晶を使って作られたもので、所有者の魔力を増幅させてくれるでしょう」 アンリ 「ありがとうございます。あ、あれ? 兄さま達はどこへいったのかな…」 ジャン 「うまいっ! このお節料理、最高~! おーい、アンリも早く来いよ! さっさとしないとみんな食っちまうぜ!」 会場の横に設けられた敷物にはたくさんのお節料理がならび、参加者は宴会を始めていた。 おのおのが新年を喜ぶと同時に、新たな戦いに備えてつかの間の休息を楽しんだ。 |