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臨時ページ9 - (2007/10/13 (土) 02:57:19) のソース

- 最終決戦! 覇王 アズサ 危険度★★★★★ &br() &br()生命力:2000 攻撃力:300 防御力:230  &br()進化不可  &br() &br()体:15 &br()心:25  &br()技:15 &br()術:15 &br()機:10 &br() &br()【カードストーリー】  &br() &br()カイ「アズサ!」 &br() &br()森蘭丸を退けたカイは山の上に建てられた館に入り、アズサを探した。 &br()いくつ目かの襖を開けたとき、カイはアズサを見つけた。 &br() &br()カイ「アズサ、無事だったか。よかった。」 &br()カイの手がアズサの肩に触れ様としたその時、それまで黙っていたアズサが声を発した。 &br() &br()アズサ「敵陣の中なのにそんなに無防備で良いの?」 &br()カイ「え?」 &br() &br()未だに背中を向けていたアズサが、突然振り返りカイに斬りかかった。 &br()カイ「っつ。」 &br()カイは寸での所で手を引いたが、浅い切り傷を負った。 &br()アズサとカイは距離を置くように飛び跳ねた。 &br() &br()アズサ「ふふふ。いきなり私に斬られるとは思わなかった?」 &br()カイ「・・・アズサ。なにかされたのか?」 &br()アズサ「何もされてないわ。ただ正しい姿になっただけ。・・・覇王にね。」 &br()カイ「なっ!」 &br()アズサの言葉を聞いたカイは目の前が一瞬暗くなった気がした。 &br() &br()アズサ「正しくは私も覇王の血を受け継ぐ者だったの。今までは同じ時代に2人の覇王が目覚めるなんてことなかったから、誰ももう1人覇王がいるなんて &br()考えなかったけどね。」 &br()そう言うとアズサは、カイがシンの助力によって体得した理力具現と同じような力に身を包んだ。 &br() &br()アズサ「覇王に目覚めたことで今まで以上に強くなれたわ。ねぇ以前のように稽古してくれない?でも本気で戦ってくれないと危ないからね。」 &br() &br()アズサはその口元に楽しそうな笑みを浮かべた。 &br()だが、カイはアズサの剣先が震えていることに気づいていた。 &br() &br()アズサ「カイは覇王を倒すのよね。私を斬れるものなら斬ってみなさい!」 &br()そう言うとアズサは再びカイに斬りかかってきた。 &br()一瞬の迷いの後、カイは刀を抜きアズサの刀を受け止めた。 &br() &br()アズサ「良かった。抵抗しないで私に斬られちゃうのかと思った。」 &br()カイ「アズサを助けに来たんだ。このまま斬られるわけにはいかないさ。」 &br()アズサ「せっかく刀を抜いたんだから、最後まで私を楽しませてね。」 &br() &br()アズサを救う術がわからぬまま、カイは最も戦いたくない人に刀を向けるのだった。   --  (名無しさん)  &size(80%){2007-10-11 00:18:24} 



○ 最終決戦! 覇王 アズサ 危険度★★★★★ &br() &br()生命力:2000 攻撃力:300 防御力:230  &br()進化不可  &br() &br()体:15 &br()心:25  &br()技:15 &br()術:15 &br()機:10 &br() &br()【カードストーリー】  &br() &br()カイ「アズサ!」 &br() &br()森蘭丸を退けたカイは山の上に建てられた館に入り、アズサを探した。 &br()いくつ目かの襖を開けたとき、カイはアズサを見つけた。 &br() &br()カイ「アズサ、無事だったか。よかった。」 &br()カイの手がアズサの肩に触れ様としたその時、それまで黙っていたアズサが声を発した。 &br() &br()アズサ「敵陣の中なのにそんなに無防備で良いの?」 &br()カイ「え?」 &br() &br()未だに背中を向けていたアズサが、突然振り返りカイに斬りかかった。 &br()カイ「っつ。」 &br()カイは寸での所で手を引いたが、浅い切り傷を負った。 &br()アズサとカイは距離を置くように飛び跳ねた。 &br() &br()アズサ「ふふふ。いきなり私に斬られるとは思わなかった?」 &br()カイ「・・・アズサ。なにかされたのか?」 &br()アズサ「何もされてないわ。ただ正しい姿になっただけ。・・・覇王にね。」 &br()カイ「なっ!」 &br()アズサの言葉を聞いたカイは目の前が一瞬暗くなった気がした。 &br() &br()アズサ「正しくは私も覇王の血を受け継ぐ者だったの。今までは同じ時代に2人の覇王が目覚めるなんてことなかったから、誰ももう1人覇王がいるなんて &br()考えなかったけどね。」 &br()そう言うとアズサは、カイがシンの助力によって体得した理力具現と同じような力に身を包んだ。 &br() &br()アズサ「覇王に目覚めたことで今まで以上に強くなれたわ。ねぇ以前のように稽古してくれない?でも本気で戦ってくれないと危ないからね。」 &br() &br()アズサはその口元に楽しそうな笑みを浮かべた。 &br()だが、カイはアズサの剣先が震えていることに気づいていた。 &br() &br()アズサ「カイは覇王を倒すのよね。私を斬れるものなら斬ってみなさい!」 &br()そう言うとアズサは再びカイに斬りかかってきた。 &br()一瞬の迷いの後、カイは刀を抜きアズサの刀を受け止めた。 &br() &br()アズサ「良かった。抵抗しないで私に斬られちゃうのかと思った。」 &br()カイ「アズサを助けに来たんだ。このまま斬られるわけにはいかないさ。」 &br()アズサ「せっかく刀を抜いたんだから、最後まで私を楽しませてね。」 &br() &br()アズサを救う術がわからぬまま、カイは最も戦いたくない人に刀を向けるのだった。   --  (名無しさん)  &size(80%){2007-10-11 00:19:06} 



- カイに斬りかかってきた。 &br()一瞬の迷いの後、カイは刀を抜きアズサの刀を受け止めた。 &br() &br()アズサ「良かった。抵抗しないで私に斬られちゃうのかと思った。」 &br()カイ「アズサを助けに来たんだ。このまま斬られるわけにはいかないさ。」 &br()アズサ「せっかく刀を抜いたんだから、最後まで私を楽しませてね。」 &br() &br()アズサを救う術がわからぬまま、カイは最も戦いたくない人に刀を向けるのだった。   --  (名無しさん)  &size(80%){2007-10-11 00:19:24} 
- カイに斬りかかってきた。 &br()一瞬の迷いの後、カイは刀を抜きアズサの刀を受け止めた。 &br() &br()アズサ「良かった。抵抗しないで私に斬られちゃうのかと思った。」 &br()カイ「アズサを助けに来たんだ。このまま斬られるわけにはいかないさ。」 &br()アズサ「せっかく刀を抜いたんだから、最後まで私を楽しませてね。」 &br() &br()アズサを救う術がわからぬまま、カイは最も戦いたくない人に刀を向けるのだった。   --  (名無しさん)  &size(80%){2007-10-11 00:20:24} 
- エピローグ(1周目) &br() &br()五鬼将の長であるシンとの修行により、 &br()潜在能力を解放する術を &br()身に付けたカイの刀は常人の目では追えないほどの速度で &br()アズサを攻め続けた。 &br()潜在能力を解放した理力具現に加え、 &br()二刀流のカイの太刀筋は &br()シンであってもすべてを見切ることなどできなかったと &br()いうのに、 &br()アズサは怯むことなく斬りかかってきた。 &br()斬られることを恐れぬその様子は、 &br()何かに取り憑かれたようであった。 &br() &br()カイ「目を覚ませ、アズサー!」 &br() &br()カイの呼びかけに応じず、アズサは刀を振るった。 &br()実力はわずかにカイが勝っていたが、アズサを傷付けるこ &br()とをためらう気持ちが &br()カイの剣筋を徐々に鈍くさせていた。 &br() &br()アズサ「カイの実力はこんなものなの? &br()初めてだよね。私がカイに勝てるなんて。」 &br()カイ「黙れ!目を覚ますんだ。 &br()アズサ、力に飲み込まれるな!」 &br()アズサ「飲み込まれてなんかいないよ。 &br()本当の私になっただけ。 &br()だって、覇王の力は生まれたときから &br()私のものだったんだから。」 &br() &br()口元に笑みを浮かべながらそう告げたアズサだったが、 &br()その目には涙が溜まっていた。 &br() &br()カイ(刀を交える前にも俺の知ってるアズサを感じた。 &br()まだ完全に覇王の力に飲み込まれたわけじゃない。 &br()それなら・・・。) &br() &br()アズサの涙を見て覚悟を決めたカイは、 &br()上から振り下ろすアズサの刀を &br()2本の刀を交差させて受け止め、全力で弾き飛ばした。 &br()予想外の行動によりアズサは刀を手放し、 &br()一瞬の隙が生まれる。 &br()その一瞬の隙を作ったカイは迷うことなく2本の刀を手放 &br()し、アズサを抱きしめた。 &br() &br()カイ「待たせてごめん。迎えに来たよ。さぁ目を覚まして &br()くれ。」 &br()アズサ「あ・・・。」 &br() &br()カイの予想外の行動はアズサの意識に混乱を生み、 &br()覇王の力を &br()拒絶するアズサが正気を取り戻すチャンスとなった。 &br() &br()アズサ「カ、カイ・・・。」 &br()カイ「いいぞ。 &br()アズサ、そのまま気持ちを落ち着かせるんだ。」 &br()アズサ「・・・駄目。今のうちに私を斬って。」 &br()カイ「諦めるな。 &br()どんな時も諦めないアズサはどこにいった!」 &br()カイはさらに強くアズサを抱きしめた。 &br() &br()アズサ「・・・っ、ちょっと痛いよ。」 &br() &br()奇蹟は起きた。 &br()元々1つの存在であった覇王が、 &br()この大江戸の時代には2つ存在していた。 &br()その1つがアズサであった。 &br()これまでも時折見せた常人には無い力の発現。 &br()それは覇王の力によるものだったが、 &br()少なくともそれらの時点では力に飲み込まれることは無 &br()かった。 &br()それは覇王の魂をわずかしか受け継いでいなかったため &br()だった。 &br()そのことが功を奏して奇跡へと繋がったのであった。 &br()だが、わずかでも受け継いでいたことがもう1人の覇王に &br()狙われる原因となったのだった。 &br() &br()それまで赤く光っていた瞳が黒くなり、狂気に満ちた表情 &br()から以前のアズサに戻った。 &br()カイ「・・・良かった。」 &br()アズサ「ありがとう。 &br()カイが諦めないで励ましてくれたから戻れたんだよ。」 &br()ふたりは一瞬だけ緊張から解放されたが、アズサの一言で &br()再び気を引き締めた。 &br()アズサ「私は助かったけど、覇王はまだいるわ。」 &br()カイ「そうだね。まだ終わっていないんだ。」 &br() &br()アズサとカイの瞳は覇王のいる奥の間を &br()見据えるのであった。   --  (名無しさん)  &size(80%){2007-10-12 23:19:48} 



○ カイの予想外の行動はアズサの意識に混乱を生み、 &br()覇王の力を &br()拒絶するアズサが正気を取り戻すチャンスとなった。 &br() &br()アズサ「カ、カイ・・・。」 &br()カイ「いいぞ。 &br()アズサ、そのまま気持ちを落ち着かせるんだ。」 &br()アズサ「・・・駄目。今のうちに私を斬って。」 &br()カイ「諦めるな。 &br()どんな時も諦めないアズサはどこにいった!」 &br()カイはさらに強くアズサを抱きしめた。 &br() &br()アズサ「・・・っ、ちょっと痛いよ。」 &br() &br()奇蹟は起きた。 &br()元々1つの存在であった覇王が、 &br()この大江戸の時代には2つ存在していた。 &br()その1つがアズサであった。 &br()これまでも時折見せた常人には無い力の発現。 &br()それは覇王の力によるものだったが、 &br()少なくともそれらの時点では力に飲み込まれることは無 &br()かった。 &br()それは覇王の魂をわずかしか受け継いでいなかったため &br()だった。 &br()そのことが功を奏して奇跡へと繋がったのであった。 &br()だが、わずかでも受け継いでいたことがもう1人の覇王に &br()狙われる原因となったのだった。 &br() &br()それまで赤く光っていた瞳が黒くなり、狂気に満ちた表情 &br()から以前のアズサに戻った。 &br()カイ「・・・良かった。」 &br()アズサ「ありがとう。 &br()カイが諦めないで励ましてくれたから戻れたんだよ。」 &br()ふたりは一瞬だけ緊張から解放されたが、アズサの一言で &br()再び気を引き締めた。 &br()アズサ「私は助かったけど、覇王はまだいるわ。」 &br()カイ「そうだね。まだ終わっていないんだ。」 &br() &br()アズサとカイの瞳は覇王のいる奥の間を &br()見据えるのであった。   --  (名無しさん)  &size(80%){2007-10-12 23:20:23} 
- 以上、1周目エピローグです。   --  (名無しさん)  &size(80%){2007-10-12 23:20:47} 
- 投稿ありがとうございます。「覇王アズサ」「1周目エピローグ」はしばらくした後に掲載する予定です。   --  (管理人)  &size(80%){2007-10-06 16:28:40}