349 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 23:19:00 ID:???
あんまし上手くないけど、思いついたので小咄を。
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ここはミサトマンションの台所。
あるとき、フッとシンジは溜息をつく。それを聞きつけたアスカ。
「ん、どうしたのよ」
お鍋をおたまでかき回しながら、シンジは苦笑い。
「いやね、ここに来て炊事に洗濯、家事ばかりやってる僕って……」
「不満なわけ? そーいうのをね、前時代的っていうのよ」
「前時代?」
「そう、女が家事やって男が稼ぐなんて考えが古いの。アンタは専業主夫が似合ってるわ」
「そ、そうかな」
「そーよ、なんなら代わりにアタシが稼」
「……」
「……」
そこで、すかさず話題を変えるシンジは実におりこうさんである。
「あ、アスカ? 味見をしてくれないかなぁ」
「え、あ、ああ、うん、いーんじゃない」
(終わり) おじゃましました。
最終更新:2011年01月26日 19:03