評価

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***評価:Evaluation ***Rossi, Lipsey, Freemanによる定義 >プログラム評価(program evaluation)とは、社会的介入プログラムの効果性をシステマティックに検討するために、プログラムを取り巻く政治的・組織的環境に適合し、かつ社会状況を改善するための社会活動に有益な知識を提供しうる方法で、社会調査手法を利用することである。 引用文献 Rossi, P.H., Lipsey, M.W. & Freeman, H.E. (1993). &italic(){Evaluation: A systematic Approach(7th Ed.)}. Sage Publications, Inc. (ロッシ・リプセイ・フリーマン 大島巌・平岡公一・森俊夫・元永拓郎(訳)(2005)『プログラム評価の理論と方法』,日本評論社. p.5) ***Weissによる定義 >評価は、プログラムや政策の実施もしくは結果を、明示的あるいは暗示的な基準と比較することで、体系的に明らかにすることであり、プログラムもしくは政策の改善に資するものである。 引用文献 Weiss, C.H. (1998). &italic(){Evaluation(2nd Ed.)}. Prentice Hall. p.4 ***Scrivenによる定義 >評価は、物事の意義、値打ち、重要性を体系的に明らかにすることである。 引用文献 Scriven, M. (1991). Evaluation Thesaurus(4th Ed.). Sage Publications, Inc. p.139 ***OECDによる定義 >現在実施中、あるいは既に終了したプロジェクト、プログラム、政策及びその計画、実施、結果についての体系的かつ客観的な査定。目標の妥当性及び達成度、開発の効率性、有効性、インパクト、自立発展性(持続可能性)の判断を目的とする。(中略)評価はまた、活動、政策、プログラムの価値や意義を決定するプロセスであり、計画中、実施中または既に終了した開発インターベンションについて、可能な限り体系的かつ客観的な査定である。 引用元 OECD (2002). &italic(){Glossary of Key Terms in Evaluation and Results Based Management.} URL : http://www.oecd.org/document/4/0,3746,en_2649_34435_45648452_1_1_1_1,00.html ***まとめ 以上の定義は、次の3つにまとめることが出来る。 +事実特定(Rossiら、OECD) +明示的・暗示的な基準との比較(Weiss) +価値判断(Scriven) 佐々木(2006)は、Scrivenの評価概念を中心に、「評価=事実特定+価値判断」と定義しているが、ここではこの定義に「比較」を加えたものを、評価の定義とする。 すなわち、評価とは「評価対象に関する事実特定を行い、特定した事実を明示的・暗示的な基準と比較することで、その価値を判断するという行為」である。 ----
***Evaluation ***Rossi, Lipsey, Freemanによる定義 >プログラム評価(program evaluation)とは、社会的介入プログラムの効果性をシステマティックに検討するために、プログラムを取り巻く政治的・組織的環境に適合し、かつ社会状況を改善するための社会活動に有益な知識を提供しうる方法で、社会調査手法を利用することである。 引用文献 Rossi, P.H., Lipsey, M.W. & Freeman, H.E. (1993). &italic(){Evaluation: A systematic Approach(7th Ed.)}. Sage Publications, Inc. (ロッシ・リプセイ・フリーマン 大島巌・平岡公一・森俊夫・元永拓郎(訳)(2005)『プログラム評価の理論と方法』,日本評論社. p.5) ***Weissによる定義 >評価は、プログラムや政策の実施もしくは結果を、明示的あるいは暗示的な基準と比較することで、体系的に明らかにすることであり、プログラムもしくは政策の改善に資するものである。 引用文献 Weiss, C.H. (1998). &italic(){Evaluation(2nd Ed.)}. Prentice Hall. p.4 ***Scrivenによる定義 >評価は、物事の意義、値打ち、重要性を体系的に明らかにすることである。 引用文献 Scriven, M. (1991). Evaluation Thesaurus(4th Ed.). Sage Publications, Inc. p.139 ***OECDによる定義 >現在実施中、あるいは既に終了したプロジェクト、プログラム、政策及びその計画、実施、結果についての体系的かつ客観的な査定。目標の妥当性及び達成度、開発の効率性、有効性、インパクト、自立発展性(持続可能性)の判断を目的とする。(中略)評価はまた、活動、政策、プログラムの価値や意義を決定するプロセスであり、計画中、実施中または既に終了した開発インターベンションについて、可能な限り体系的かつ客観的な査定である。 引用元 OECD (2002). &italic(){Glossary of Key Terms in Evaluation and Results Based Management.} URL : http://www.oecd.org/document/4/0,3746,en_2649_34435_45648452_1_1_1_1,00.html ***まとめ 以上の定義は、次の3つにまとめることが出来る。 +事実特定(Rossiら、OECD) +明示的・暗示的な基準との比較(Weiss) +価値判断(Scriven) 佐々木(2006)は、Scrivenの評価概念を中心に、「評価=事実特定+価値判断」と定義しているが、ここではこの定義に「比較」を加えたものを、評価の定義とする。 すなわち、評価とは「評価対象に関する事実特定を行い、特定した事実を明示的・暗示的な基準と比較することで、その価値を判断するという行為」である。 ----

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