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85 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/01/16(水) 00:30:04 ???


冬月コウゾウ。京都大学元教授にして、現在はNERV副司令に就任。
年齢不詳――

元はといえば人付き合いが苦手で物静かな、大学で教鞭を執る一人の男であった。
しかし、そんな彼の運命をあのセカンドインパクトが大きく変える。

それが生み出した地獄の中に生きる人々。
その地獄を医師として目の当たりにした彼は、
やがてそれが人の手によって巻き起こされたことを知り、
その元凶となる世界的な組織との対立を計り――

今では、その組織の一員として指揮を執ることとなる彼。
それは、どのような運命の悪戯か。

広大なNERV執務室で詰め将棋を戯れながら、彼は想いを馳せる。
もしかしたら――恋心が私を狂わせたのかもしれない、と。


やがては、その想いも琥珀色の香りのなかに静かに溶けてゆく。
違いが判る男の、ネスカフェ・ゴールドブレンド。



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最終更新:2008年01月18日 09:51