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165 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/01/07(月) 22:56:29 ???


休日。如何に地獄のNERVといえど、休みの日ぐらいはちゃんとある。
人類の未曾有の危機などといっても、生活が整わなければ人は十分な仕事ができないのだから仕方がない。
そして街へと繰り出したマヤ。遊びに来た、という訳でもない。
たまの休みだからこそ、溜まっている用事を済ませたり、買い物をしたりとかえって忙しくなってしまう。
(ん、レイ?)
マヤが行く方向に制服姿の綾波レイが立っている。
彼女も今日は休みだろうか。しかし、プラグスーツ姿と制服以外の服を見たことがない。
と、見ていると彼女は、一軒のさえないデパートの前で立ち止まる。
そして、ガラスの自動ドアの前でボーッと立ちっぱなしで動かない。5秒、10秒、20秒……

(レイ、前に立ちすぎ。ドアのセンサーに引っかかってない。気が付かないのかな。)
(どうしよう。後ろから近づいて開けてあげようかな?)
(でも、なんだかレイに気付かれたくない。下手をすると彼女のプライドを傷つけてしまうような……よし!)

その間、0.2秒ほどの思考時間で心に決めて、レイの真後ろを素知らぬ顔でサッと通り過ぎたマヤ。
目論見通りにドアが開いて、レイは中に入っていく。そのマヤの気苦労になんら気付いた様子もなく。
(やれやれ。レイって利発そうなのに意外と天然……)
胸をなでおろすマヤ。と、次の瞬間に慌てて物陰に身を隠す。レイが早くも店から出てきたのだ。
遠目からも判る、彼女が買い物をしたのは安さが取り柄のブラとパンティを山ほど。
女の子が下着を判るように持っちゃダメだよ、とか、ツッコミどころが沢山ありそうだ。

(レイ、たまにはおしゃれも覚えようね。かわいいんだから勿体ないよ)
なんだか初めてお姉さん気分に満たされた、休日ならではのマヤなのであった。



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最終更新:2008年01月17日 23:27