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399 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの 投稿日:2008/01/12(土) 11:31:35 ???


まさに地獄絵図のような、おぞましい光景であった。
深紅のそれは、無残にも食い千切られていく。
外側の装甲が破れると同時に、鮮血のようなドロッとした
液体が吹き出し、周囲はあっという間に血の海と化した。
アタシは何も出来ずに、ただその様子を指をくわえて見ているより他なかった。
食い荒らしている忌々しいその生物は、嬉々として翼を羽ばたかせながら、
アタシのそれを凌辱していく。
悔しい。畜生…何故こんな目に…
しかしアタシにはどうすることも出来なかった。
もうそれを止めるすべがなかったから…
でも不思議と、その凄惨な状況を俯瞰している自分がいた。
腹いっぱいに食べ終え、満足げに去って行くその後ろ姿を呆然と見送る。
アタシの目の前には、頭部のみが残っただけの残骸が横たわっていた。
ああ、これまでか…








「あぁ~!アスカが育ててたトマト、ペンペンが食べちゃってるよ!」
「嘘?シンジ、早く止めなさいよ~!」
「もう手遅れだよ…」
「…せっかくたくさん実がなったのに。ヘタしか残ってないじゃない…
 バカシンジの監督不行き届きのせいだからね!」



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最終更新:2008年01月18日 08:53