概要
| 英語表記 |
Fraise diux Aivalc |
| 性別 |
#NAME? |
| テーマ曲 |
いつもの夜の風景 |
| 種族 |
ピアノとダークエルフのハーフ |
| 前世 |
なし |
| 身長 |
平均より微妙に高い |
| 頭の悪さ |
若干アホの子 |
| 能力 |
水属性、物理防御と耐久に長ける |
| 三人称(英) |
ce - cyr - cem / cyne / cyrself |
| 一人称(和) |
なし |
ダークエルフと擬人化されたピアノが交わることで命を受けた混血。
前世を持っておらず、この世界で生まれただけのピュアな零性。
種族のテンプレートに忠実な褐色肌とエルフ耳を持ち、ピアノと掛け布を模した装束に身を包む。
琥珀色の瞳にF状を模した特殊な睫毛で、髪の毛は桃色ブロンドのショートカット。
おっとりと囁くような優しい声は綿雲を思わせる。
弦楽器でも旋律を奏でることができるほか、
彼鍵の演奏する曲は、聴き手が辛い目に遭っている間は意識から姿を隠すと言われる。
したがって旋律を嫌われることが滅多にない訳で、なんとも都合がいい。
性格と人当たり
- Session IFの生楽器担当。
- キーボードと打ち込み担当のイルとセッションを組んでいる。
- 理性的な話題にも共感を示すので、イルからは数少ない良心の一人として頼られる。
- テーマ曲の作曲者が複数となった場合の名義"Session IF"は、ここに由来を持つ。
- 口数は少ないが意思を通わせるのが上手。
- 放っておくとマイペースにも見えるが、話しかけると合わせてくれる。
- ヴァルフ曰く、ダウナーな温もりに満ちた不思議な安心感を作り出すのだとか。
- 怖いものに弱い。
- 没性を恐れて眠れなくなり、誰かの部屋を訪れて布団に潜り込むことも。
- 夢に入り込んで庇ってくれるロワや、グロテスクな恐怖に耐性のあるリヌをよく頼っている。
- 逆に寝相が凄まじいヴァルフや、何を始めるか分からないアージェとは少し距離を取っている。
- あまりにも素直。
- レイや後述のロワより少しだけ長身なのだが、彼隹たちより年下に見えるほど。
- とはいえリヌの場合、自分より背の高い相手に添い寝をせがまれて当惑した表情を見せる。
- 今では寝る仲となったロワも、最初は形容しがたい焦りを覚えて仄かに紅潮していた。
- それでもすぐ順応できたのは、種族の都合だというべきか。
- リヌが同じように慣れるのは先の事になりそうだ。
境遇と前世
城の一角にある古い部屋に監禁されていたダークエルフが
そこに打ち捨てられていた古いピアノと会話を交わすようになる。
度重なる虐待により、刻々と衰弱していく肉体。
しかし外の世界への強い憧憬と夢は、主が散る直前に実を結ぶこととなる。
ダークエルフの感情をピアノの意思が包み込むと、共鳴して一つの新しい命を生み出したのだ。
城壁を潜り抜けた幼い魂に物心がつく頃には、もう十分に遠い場所までやって来ていた。
前世に関する物語がないこととは対照的に、
フレスは作中で誕生が描かれうる唯一のキャラクターである。
性癖
- 楽器なので表向きには軽い潔癖症だが、絵の具や鉱石泥などを用いた罠に掛かるのは抵抗がない。
- 消散魔法や水属性の魔法を覚えており、いつでも元に戻れる余裕からくるものだと思われる。
- 抵抗どころか、俗に言われる"果てるまでの時間"が短くなりさえしたとのこと。
- この辺りがダークエルフ譲りの背徳的なセンスの表れなのだろうか。
- ちなみに、この不穏な統計はエレンとアージェが集めたもの。
- 探索中に彼鍵が連携トラップを踏んで初めて疑惑を受けたその晩、エレンが一通りの性癖仮定を作成。
眠れないところをアージェに引きずり出させ、みごと確証に持ち込んだらしい。
- やはりと言うべきか、それ以降は定期的に襲われている。
相変わらずの困った二人である。
最終更新:2017年10月02日 20:14