世界忍者国屋台屋台
メニュー
セットメニュー
チケット一枚に付き以下のセットと交換することができます。
夏の屋台セット
やきもろこし+お好み焼き+飲み物から一品
デザートセット
ベマーラジャム入りクレープ+アイス入りクレープ+飲み物一品
おなかいっぱいまんぞくセット
ミックスピザ+おにぎり+飲み物一品
ダブルコーンセット
やきもろこし+ポップコーン+飲み物一品
ヘビー人狼スペシャル
ミックスピザ+お好み焼き+飲み物一品
金色のロジャーセット
やきもろこし+アイス入りクレープ+飲み物一品
和風セット
お好み焼き+おにぎり+飲み物一品
食べ物
やきもろこし
世界忍者国名産とうもろこし(
詳細)に、醤油を塗って焼いたもの。焼き立てはとても香ばしく、ぷちぷちと甘い。ちなみに醤油も世界忍者国国産である。
ポップコーン
世界忍者国名産とうもろこしを乾燥させて炒ったもの。紙のカップに山盛りで塩が振ってある。サイズはMサイズで用意されている。
ベマーラジャム入りクレープ
世界忍者国名産とうもろこしを乾燥させ粉にひいたものを、水にとき薄く焼いたクレープ生地に、 世界忍者国名産のベマーラと呼ばれるジャムを塗ったもの。生クリームも乗せてある。
アイス入りクレープ
人狼特産ホルスター・イン牛(
詳細)の牛乳(ホルスター牛乳)から作られた生クリームから作られたアイスをクレープ生地に包んだもの。ベマーラジャムが少量添えてある。
ミックスピザ
人狼特産の小麦粉で作った生地に、国産トマトで作ったトマトソースを塗り、ホルスター牛乳から作られたチーズとインターポークソーセージを輪切りにしたものをたっぷり乗せて焼いたピザ。とろけるおいしさ。
お好み焼き
人狼特産の小麦粉に世界忍者国国産キャベツを入れ焼いた生地に、インターポーク豚肉をコマ切りにしたものや、ホールコーン、チーズなどが入ったミックスお好み焼き。国産醤油で作られたたれは秘伝の味。
おにぎり
世界忍者国名産の米「
ろいづくし」を大窯で炊き上げて、塩で握ったおにぎり。中身は梅干しと昆布の佃煮。国産の海苔で巻かれている。
飲み物:大人向け(猫)
以下の飲み物のサイズはMサイズである。
ベマーラジュース
ほんのり酸っぱくとろ~り甘い。見た目も愛らしく栄養満点!
ベマーラは世界忍者国だけに自生する不思議な植物です。年中収穫でき、
よく熟した実は真っ赤でジューシー。一口含むと幸せな甘さが口全体に
広がります。古来から赤い実は血液を綺麗にするということで女性に人気です。
今回の博覧会に当たり、農家の方々に最上級のベマーラを作って頂きました。
無農薬は当然のこと、山の斜面を利用して、特にお日様をたくさん浴びて
すくすく育った実を厳選しています。
農家の方々が丹精こめて育てたベマーラ。世界忍者国の味。冷水でほどよい
温度になっています。貴方もお一ついかが?
ベマーラソーダ
ベマーラジュースの粉を炭酸水に溶かしたもの。
飲み物:大人向け(人)
以下の飲み物のサイズはMサイズである。
WOLF BEER(人狼ビール)
清酒美少年(熱燗/冷)
世界忍者国特産の日本酒、少し甘口。さわやか。(
詳細)
飲み物:子供向け
以下の飲み物にはサイズが3種類(Lサイズ/Mサイズ/Sサイズ)ある。
ノンまたたびベマーラジュース
またたび成分抜きのベマーラジュース。
ノンまたたびベマーラソーダ
またたび成分抜きのベマーラジュースの粉を炭酸水に溶かしたもの。
アイスクリームソーダ(ノンまたたびベマーラ)
ノンまたたびベマーラソーダに、アイスクリームを乗せたもの。
当日の風景
「金ロジャセットノンまたたび2つ、夏セットビール1つ入りましたー」
「はーい、ベマーラソーダ2杯、清酒1杯あがりましたー」
当日の屋台は戦場のようだった。
「アイスの在庫切れそうです!><」
「わかったー。じゃあ、団長調理入って、カヲリさんとくぅさんはアイスの仕込みのほうお願いー」
「「「はーい」」」
「弓尾さん、注文取りよろしくー」
「はあい」
「んー、ビールも切れそうね、神崎くんちょっと裏から取ってきて」
「うす」
「チーズどこー」
「冷蔵庫にないー?」
あわただしいものの、幸先のよい始まりだった。
「この調子で全部売れるといいですねー」
「そうだね、案外早く売り切れちゃうかもね」
「結構たくさん持ってきてますから、もつといいですねー」
藩王と摂政はうなずき合うと、再び戦場へ戻っていくのだった。
準備風景
世界忍者国の藩王結城由羅は、荷物を運びこみながら
農業博覧会会場の垂れ幕に描かれた標語を眺めて…照れた。軽い気持ちで投稿してみたら、何か選ばれてしまって、ちょっと悶絶したらしい。会場で、垂れ幕を見るたびに照れてしまうらしい。
まあ、それはそれとして、と気を取り直す。
「荷物は足りてる?」
書類と荷物を照合していた摂政久堂尋軌が顔を上げた。
「あと、牛乳、生クリーム、卵、インターボークソーセージが届けば完了です。ナマモノなので、前日着にしてあったんですが、ちょっとどきどきしますね」
「生クリームと卵が届いたら、アイスクリームの仕込みを始めないとね」
「ウイマム」
「楽しみですねー」
桂林怜夜がエプロンに泡だて器を持ってにこにこしていた。
「そうだねぇ」
世界忍者国の屋台のメニューについては国内でいろいろ話し合った。なんといっても外せないのは、特産のとうもろこし。焼きもろこしもいいし、ポップコーンにしてもいいし、粉を使ってクレープを焼いてもいい。合併した人狼領地の特産も使える。小麦がとれるので、小麦粉でいろいろ焼ける。ビザや、お好み焼きもいい。畜産も盛んなので、ピザに乗せるチーズやソーセージもある。
「おーきたきた」
搬入のトラックが到着して、コンテナがどんどんおろされていく。
「えー世界忍者国屋台さまー」
「はいはい、こちらですよー」
尋軌がぱたぱたと走って受け取りに行った。
「じょーおーさまー、飲み物どこに置いておきますかー?」
神崎零が、人狼ビール――WOLF BEERの缶が入った段ボールを2個ほど抱えてうろうろしていた。
「あー裏の冷蔵庫に入れておいてー」
「清酒の瓶も冷蔵庫に入れときますよ」
濃紺が神崎の後ろからひょっこり姿を現して、清酒美青年の木箱を運んできた。
「ありがとー」
「お好み焼きのたれ、仕込み終わりました!><」
優羽カヲリが厨房から顔を出して、報告する。甘い醤油のいい香りが漂ってくる。
「さすが器用評価24の腕前」
「は、恥ずかしいです!」
カヲリが引っ込むと、くぅが顔を出して、手を振った。
「すごくおいしいですよー」
きゃあという声が聞こえた気がした。
「あー卵と生クリームきたから、アイスクリームの仕込み開始してくれていいよー」
「はーい、始めてますー」
すでに卵のかごを抱えた怜夜が厨房に入っていった。
「手伝いますー」「わたしもー」カヲリとくぅの声がする。
女子PCたちが仕込みに入れ替わり立ち替わりせわしなく立ち働いている。弓尾透が、ベマーラジャムの瓶をわたわたと抱えてやってくる。逢瀬みなおがあわててそれを手伝いにいった。男子PCたちは荷運びと椅子やテーブルの移動をしていた。なかだいがソックスがどうのこうのとぶつぶつ言いながら椅子を並べているのを、松永がしーとたしなめつつテーブルを拭いている。大神重信は…例によって例のごとく、すでにビール片手に椅子に陣取ってがんばれー、と声をかけていた。
「おねーちゃーん、ビールもソーセージもうまいよー」
「それは…よかったな。だが、食ってないで働け」
「えー」
…駄犬のこめかみをぐりぐりしてから、由羅は手を上げて注目を集めた。
「あと1日がんばろー」
「「「おー」」」
由羅が気合を入れるとその場の全員が手を上げて応えた。そして、明日の開店目指して、最後のスパートを開始するのだった。
最終更新:2009年05月24日 23:40