アットウィキロゴ
 
目次
1、ディフェンスの重要性
2、主要の囲い紹介


1、ディフェンスの重要性

安心して相手を攻めるためには、まず自玉を戦地から遠ざけなければならない。
攻める=駒を渡すという避けては通れない要素を考えると、先の決戦にも耐えられるような城を作る必要があるのだ。

基本的に、手数(時間)を掛ければ囲いの耐久度は増す。
だが、単純に囲いの整備に手をかければいいものではなく、相手の攻撃態勢によってどの部分で整備を中断するかを随時考えなければならない。

逆に言えば、相手が囲いに手数をかけている間に、こちらは早急に囲いの整備を済ませて速攻を仕掛けるのも一つの戦略でもある。

(飛車の居る筋=戦地となる場合が多いので反対側に避難させておくのがベター)





2、主要の囲い紹介(振り飛車)

ここから、実戦で使える囲いを簡潔に紹介する。
初心者向けサイトの囲いの欄を見るのもコツを掴むための立派な方法だ。

○弱点が分かりやすくするため、駒の利きの合計によって色が付いている
(1枚分→黄 2枚分→オレンジ 3枚分→赤 ※王および歩の利きは除く)

美濃囲い
必要手数は端歩を含め6手
振り飛車戦法を使う人なら必ずお世話になる囲い。
見ての通り、オレンジゾーンの少ない1筋・2筋が弱点である。
玉が鎮座する2八の地点は駒の利きがゼロであり、終盤に王手をされながら玉が逃げる展開になると非常に脆い。
単手数で柔軟性に富んだ振り飛車戦法での基本形で、この後は高美濃→銀冠と発展させることができる。



高美濃囲い
必要手数は6手+3手
美濃囲いの発展形で、そのまま「たかみの」と読む。
一般的に上部を強化したと書かれるが、基本的にはそこまで違いはない。
最大の強みは玉の上への逃走経路がひとつ増えていること、2九の桂馬を3七桂と跳ね、何かの時に2五または4五桂と援軍として活用できる点である。

前者は、さらに▲2六歩と一手加えるとさらに玉の周りが広くなり、決戦の前に余裕があれば指しておきたいお奨めの一手だ。
後者は、2九の桂馬を攻めに使った場合の端攻めに対する耐久力の低さに注意したい。



銀冠
必要手数は6手+3手+3手
高美濃囲いの発展形 「ぎんかんむり」または「ぎんかん」と読む。
美濃囲いの弱点であった端攻めを完全に克服し、2八の地点に利きが発生した。
これによって3七や1七に玉を逃げた際にも、高美濃と比べて安定度が格段に上がっている事を実際に採用して確認してほしい。

弱点は、九段目に飛車を二枚並べられると一気に危なくなってしまう。
美濃囲いに比べて、金や銀を上ずらせているためで、2九の地点に色が付いていない事がそれを表している。

なお、3八の金は銀冠において重要な駒なので、みすみす取られてはいけないので注意。



穴熊囲い(振り飛車穴熊)
必要手数は10手
隅っこに玉を引き篭もらせ、銀でハッチを閉めているので王手が掛からない形。
守り駒もスペースを入れないように固めているので、スキらしきスキが無いのが穴熊のセールスポイント。
反対に、駒が圧縮された形になっているので玉が上に逃げることはほぼ不可能。
詰まされる前にケリをつけなければならないので、ある意味攻めっ気の強い人向けである。

3九の金が穴熊の命とも言える非常に重要な守備役なので、取られないように心がけなければならない。
この駒だけは飛や角と同レベルの価値という意識を持ってよいだろう。



上の赤字で書いているように、玉に一番近い部分にいる金は大事な駒である事を覚えるべし。
(随時追加予定)


名前:
コメント:
}

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年05月25日 19:15