//&image(迷推理?狐の王と魔王の影.png,page=ストーリー) #co(){ *目次 [[第1話>迷推理?狐の王と魔王の影/第1話]] [[第2話>迷推理?狐の王と魔王の影/第2話]] [[第3話>迷推理?狐の王と魔王の影/第3話]] [[第4話>迷推理?狐の王と魔王の影/第4話]] [[第5話>迷推理?狐の王と魔王の影/第5話]] [[第6話>迷推理?狐の王と魔王の影/第6話]] [[第7話>迷推理?狐の王と魔王の影/第7話]] [[第8話>迷推理?狐の王と魔王の影/第8話]] [[第9話>迷推理?狐の王と魔王の影/第9話]] } *第6話 どこでも椅子 ――ダンジョン―― [マイン] ……勇者さま この先から瘴気が 強くなっています 気を付けて進みましょう! [ティエン] …ちょっと聞いてもいいかしら? [マイン] なんでしょうか? [ティエン] マインちゃんじゃなくて、 勇者の方 [ティエン] あなた、魔族の封印が解けるのを 防ぐために呼ばれたんでしょ? [ティエン] じゃあその封印の役目が 終わったらどうするの? [マイン] ……そ、それは…… [ティエン] ……複雑そうな顔ね いいわ、若いんだから もっと悩みなさい [ティエン] でも、もしかしたらその日は 近いかもしれないわよ? [マイン] (……もし、その時が 来たら……) [マイン] (……勇者さまは、 どうするんでしょう?) ――ダンジョン・別の地点―― [シャルロット] この先に瘴気の原因があるのね? [チェルノボグ] そうじゃ そしてあの方ものう…… [チェルノボグ] ところで、お主はなぜあの娘に 椅子を運ばせておるのじゃ? [マジョリー] はあ、はあ……つかれたぁ [シャルロット] この椅子に座ると 頭が冴えるんだ! だからどこでだって 私はこの椅子に座るの! [チェルノボグ] ふぉふぉ…… 若い者の考えは分からん… [マジョリー] も、もう……! 少しは休憩させてぇ…… [[第7話>迷推理?狐の王と魔王の影/第7話]]へ続く