ファジアーノ岡山選手名鑑「川原 周剛」

1、プロフィール

川原 周剛
■カタカナ:カワハラ シュウゴウ
■ラテン文字:KAWAHARA Shuugou
■国籍:日本
■生年月日:1980年2月14日
■出身地:岡山県倉敷市
■身長:175cm
■体重:65kg
■ポジション:MF
■利き足:右足
■経歴:玉野光南高校-福岡大学-三菱水島FC-ファジアーノ岡山
■出場記録
1999-2001:福岡大学:不明
2002-2004:三菱水島:不明
2005:三菱水島:20試合2得点
2006:岡山:?試合4得点
2007:岡山:?試合5得点
2008:岡山:36試合7得点
2009:岡山:33試合2得点
2010:岡山:31試合1得点

2、動画


3、プレイスタイル

テクニカルな選手。
パス精度、シュート精度、プレースキック精度、ドリブル精度。
どれも一定の基準に達しており、確かな技術があった。
そういった攻撃のセンスは、素晴らしくキャプテンとしてチームを引っ張った。
一方で、フィジカルが、弱く当たりへの弱さが、弱点だった。
ただ、それを差し引いても攻撃での彼の存在は、当時のチームにおいて大きかった。

4、エピソード

プレイで、印象に残っているのが、動画で、紹介した千葉戦のゴール。
当時格上だった千葉への劇的勝利という演出も良かった。
カウンターからドリブルで、中へ入っていて、GKの届かない右端へのミドルシュート。
GKも手も届かず、劇的ゴールだった。
その動画が、あって良かった。

私が、バックスタンド中央で、観戦した時に近くで、観戦している方が、「周剛は、昔(玉野光南時代)天才と呼ばれていた」という話をしていた。
実際、当時の彼のプレイぶりは、天才に相応しい選手だった。

岡山に加入した時は、当時のJFLから下のカテゴリーである中国リーグへと勇気のいる決断だった。
加入当初は、13番だったが、すぐに10番となり中心選手となった。
結果的にJ2で、プレイ出来た事を考えると、その決断は、正解だったかもしれない。

キャプテンとしてチームを引っ張ったが、決して良くしゃべる選手では無かった。
どちらかと言えば大人しい寡黙な選手と言うイメージだった。
そういった事もあり、プレイで、チームを引っ張った。
でも、喋るのが苦手と言う訳では無かった。
かといっても得意でも無かった。
そういった選手であったが、プロとしての歴史が浅いチームとしては、アマチュア出身のキャプテンというのは、適任だった。
現在キャプテンが、不在だけに「川原 周剛」選手の存在が、どれだけ偉大だったか分かる。

尚、現在は、現役時代の活躍が評価されたのに加えて、地元出身の選手という事で、ファジで働いている。

動画で、一部紹介した通りで、岡山の選手としては、初の引退セレモニーが、行われた。
それだけ愛されたキャプテン。
それが、「川原 周剛」選手である。
最終更新:2014年07月22日 20:38