ファミスタオンライン運営の見解です。

日ごろお問い合わせを多くいただくゲーム内の現象や行為について、
運営チームとしての見解や、今後の対応方針などをお知らせいたします。


※以下の内容は2009年7月3日(金)時点のものであり、今後、
状況や対応の予定などは変更となる可能性もありますので、あらかじめご了承ください。


1)投球の軌道を二度変化させる行為

試合(対戦)中、守備側のプレイヤーが投球後の球の軌道を二度変化させる行為。
現実ではありえない、打ちづらい、などの理由により、
問題のある行為ではないかとのお問い合わせを多くいただいています。
投球の軌道を二度変化させられるという仕様は『ファミスタ』シリーズの楽しみ方のひとつであり、
また、この仕様をなくしてしまうと、投球の高低差という概念が存在しないファミスタでは
極端な打高投低のゲームバランスになってしまう恐れもあることから、
今後、仕様の撤廃やこれを利用する行為への制限などを行う予定はありません。
ただし、まれにストライク判定の不具合(後述の2)を参照)を誘発する場合があり、
この点については、運営チームでも改善が必要であると考えています。
この改善の対応は、9月中旬にテスト公開、12月中旬に本公開を予定している
「新試合システム」のアップデートの中に盛り込まれる予定です。


2)ボール軌道の球がストライク判定になる現象(不具合)

試合(対戦)中、攻撃側のプレイヤーの画面で、ボール軌道の球がストライクと判定される現象。
データ通信の処理上、特定の条件下で発生する、オンラインゲーム特有の問題です。
投球方法によってはこの現象が発生し得るほか、プレイヤーのPC環境
(マシンスペックや回線状況など)により意図せず発生するケースもあります。
この現象は本来想定されていない動作(不具合)であり、修正の必要があるため、
開発・運営チームでは、これまでも再三にわたり改善を試みてまいりました。
この改善は、試合システムを根本的に覆すような大がかりで時間を要するものでしたが、
ようやく現実的な対応のめどが立ち、現在、9月テスト公開~12月本公開予定の
アップデートでの公開を目標として、新試合システムの開発を急いでおります。
プレイヤーの皆さまにはご迷惑をおかけしますが、問題解決まで今しばらくお待ちくださいませ。
また、不具合を意図的に利用する行為は禁止されていますので、ご理解とご協力をお願いいたします。


3)打席の最前で打撃を行う行為

試合(対戦)中、攻撃側のプレイヤーが打者を打席の最前に立たせて打撃を行う行為。
特にひっぱり打ちをすることにより長打が出やすいとされています。
多くのプレイヤーが常に打席の最前で打撃を行うという状況はゲームとして異常な傾向であり、
またそれに不快感を持つお客さまからの苦情も多くいただいていることから、
9月~12月の「新試合システム」のアップデートにてゲームバランスの調整を予定しています。


4)打席の後方から前方へ移動しながら打撃を行う行為

試合(対戦)中、攻撃側のプレイヤーが打者を打席の後方から前方へ移動させながら打撃を行う行為。
打席の最前で打撃を行う行為と同様、長打が出やすいとされています。
しかしながら、開発・運営チームにおける検証により、この打撃方法は
実際には特に打撃に影響を及ぼすものではないということが判明しており、
“打ちやすい”“長打が出やすい”とされる傾向は意識的なものであると推測されます。
また、打者が前進することにより結果として前述の3)の行為につながる可能性は考えられます。


5)ラグを誘発させて打撃を行う行為(不正行為)

試合(対戦)中、攻撃側のプレイヤーが外部ツールを使用して意図的に回線状況を操作し、
ラグを誘発させることで投球を棒球化して打撃を行う行為。
ゲームの公平性が失われるような(恐れのある)ツールの使用は禁止されており、
上記の行為も不正行為にあたります。
2008年4月以降、不正ツールの使用を検知しアラートを表示する機能の実装などの対策を
講じてまいりましたが、今後も引き続き、自動検知機能の精度の向上などの対策強化に努めるほか、
不正行為(を行っている可能性のあるプレイヤー)の監視の体制の強化にも力を入れ、
該当者に対しては警告やアカウント停止などの断固たる措置にて取り締まりを実施してまいります。


6)異なるNo.の同一選手のカードを同時に使用する行為

コレクションNo.の異なる同一選手の選手カード
(例:No.3632の“スペシャル”の「パック」とNo.3696の“プレミア”の「パック」?ネど)を
ひとつのデッキに複数登録して試合(主に対戦)で起用する行為。
現実ではありえない、強力なオーダーになりがち、などの理由から、
このような選手カードの使用方法を制限してほしいというご要望をいただくことがあります。
選手カードをデッキに登録してオーダーを組む、というゲームシステムや、
その選手カードにレアリティという種別が存在する『ファミスタ オンライン』ならではの状況ですが、
選手の起用方法への制限を増やすことは単に試合の楽しみ方の幅を狭めてしまうことにもなりかねず、
現在のところ、特にこの仕様を即時撤廃するなどの対応は予定しておりません。
これもまた『ファミスタ オンライン』のひとつの楽しみ方として捉えていただければ幸いです。
ただし、今後、もしお客さまから多くのご要望をいただくようであれば、
たとえば公式戦に上記のような選手カードの使用方法に制限を加えたリーグを追加するなどの
一部仕様の変更・調整も前向きに検討していく考えです。


7)他のプレイヤーに対して嫌がらせを行う行為(迷惑行為)

ゲーム内のチャットやメールで、他のプレイヤーに対して嫌がらせの発言を行う行為。
特に、試合(対戦)の最中や前後にチャットで暴言を吐く行為が多く報告されています。
公式戦ではすでに試合中の発言が制限されている(デフォルトのチャットマクロのみ使用可能)ほか、
オープン戦の試合中の暴言はタイムメニューのオプションの「チャットOFF」の機能で、
メールによる暴言はメインロビーのオプションの「拒否」の設定で、ブロックすることができます。
事前の自衛や一時的な対処の手段として、状況に応じてご活用ください。
また、暴言は迷惑行為として禁止されており、警告やアカウント停止の措置の対象となります。
明らかな嫌がらせの発言を受けた場合は、日時・場所・相手の監督名・状況や内容などを控えておき、
公式サイトページ上部の「お問い合わせ」のページから運営チームへご報告ください。
チャットやメールでの発言は保管されているログ(記録)を調査することで事実確認ができ、
実際に嫌がらせ行為が認められた場合は、その内容に応じて運営チームが適切な対応を行います。
ただし、暴言を受けた際、つい感情的になって言い返してしまい、状況がさらにエスカレートする
というケースが多くみられますが、そのような場合、一方的な嫌がらせ行為とは認められなかったり、
時には自分自身も警告の対象となってしまう可能性がありますので、冷静に対処してください。
また、何よりも、お互いに思いやりを持ち、楽しく気持ちのよいゲームプレイを心がけましょう。


8)試合を意図的に遅延・放置する行為(迷惑行為)

試合(対戦)中、守備側のプレイヤーが意図的に試合を遅延または長時間放置する行為。
迷惑行為にあたるため、2007年8月2日(木)以降、強制投球時間の間隔・カウント方法の調整や
タイム時間・回数の制限などの対策を実施してまいりました。
放置行為についてはこれまでの対策により一定の改善が見られたものと考えておりますが、
今後も同様の報告を多くいただくようであれば、さらなる対策を検討・実施していく考えです。
また、遅延行為については、投球やタイム以外の手段によるものも多く報告されており、
今後のアップデートで順次対策を講じ、改善を図る予定です。


9)守備時に野手がわざと壁に向かって球を投げる行為

試合(対戦)中、守備側のプレイヤーが野手にわざと壁に向かって外した球を投げさせる行為。
(例:一塁で打者をアウトにした後、一塁手が二・三塁方向へ向かって走り塁上を離れ、
直後に一塁方向のファールゾーンの壁に向かって球を投げる、など)
この動作自体は決して不正なものではなく、行為としても禁止されているものではありませんが、
同様の行為を繰り返し行うと、対戦相手のプレイヤーに不快感を与える場合があります。
このような場面での感じ方には個人差もありますが、無意味な行動の繰り返しは、
一般的に、挑発されている、ばかにされている、などの印象を相手に与えてしまうことが多く、
実際に運営チームにもそのような報告や苦情が少なからず寄せられています。
特に対戦相手の顔が直接見えないオンラインゲームでは、
こういった行為が与えるマイナスイメージがより増幅されてしまう傾向にあるといえます。
相手が嫌がる(恐れがある)とわかっている行為を意図的に繰り返すことは
迷惑行為にもあたりますので、お互いに楽しく気持ちよくゲームをプレイできるよう、
上記のような行為はなるべく控えていただきますよう、皆さまのご配慮をお願いいたします。


10)守備時に故意落球しダブルプレーを取る行為

試合(対戦)中、守備側のプレイヤ?[が、走者がいる状態で内野フライが上がった際に
打球を故意に落球しダブルプレーを取る行為。
不正な行為ではありませんが、プロ野球ではインフィールドフライというルールが存在することや、
卑怯な手段であると考えるお客さまも少なくないことから、問題視する声が寄せられています。
このようなプレイが可能なシステムは『ファミスタ』シリーズでは旧来の仕様であり、
プログラム上、インフィールドフライの適切な判定が難しいことからも、
今後については慎重な判断が必要ではありますが、
将来的にゲームシステムの調整による対策を行うことも検討中です。
なお、故意落球という行為は、決して運営チームが推奨するものではありません。
特定のプレイによって不快感を覚えるお客さまが多くいらっしゃるのであれば、
プレイヤー同士、なるべくその行為を意図的に行うことは避け、
お互いに気持ちよくゲームを楽しめるよう配慮し合えることが望ましいと考えます。
ぜひ、ご理解・ご配慮いただけますようお願いいたします。


11)選手カードの交換を持ちかけて騙す行為(不正行為)

他のプレイヤーに対して、ファミスタルーレットのプレゼント機能を利用した
選手カードの交換(相互プレゼント)を持ちかけておきながら、
実際には選手カードを一方的に受け取るだけで交換の約束を守らない、などの詐欺行為。
交換目的でプレゼント機能を利用すること自体は不正なものではありませんが、
上記のようなトラブルにつながる可能性があり、決して推奨できる行為とはいえません。
ルーレットのプレゼント機能は、その名称のとおり、カードを“プレゼント”するためのもので、
見返りを受け取ることを前提としたものではありません。
トラブル防止のためにも、交換目的のプレゼント機能の利用はなるべく避け、
もし交換を行う場合でも、親しく信頼のおける相手にとどめるなどの自衛をお願いいたします。
また、万が一上記のような詐欺行為があったとしても、原則として、
このようなお客さま同士のトラブルに運営チームが介入することはできませんので、
これらのリスクについてもよく理解した上で、自己責任の下での行動をお願いいたします。
なお、9月中旬には選手カードをトレードできる機能の実装を予定していますので、
アップデート以降はこの機能を利用してのトレードをおすすめいたします。


12)選手カードのプレゼントの見返りとしてハンコイン商品券を要求する行為(違反行為)

他のプレイヤーに対して、ファミスタルーレットのプレゼント機能を利用して選手カードを贈り、
その見返りとしてハンコイン商品券を要求する、あるいはその逆の行為。
ゲーム内のアイテムやデータの売買(ハンコイン商品券による取り引きを含む)は
ハンゲーム利用規約において禁止されており、違反者は警告や罰点の対象となります。
このような行為は絶対に行わないでください。
また、選手カードもしくはハンコイン商品券を一方的に受け取るだけで交換の約束を守らない、
などの詐欺行為につながる可能性があることにも注意が必要です。
万が一詐欺行為が発生したとしても、運営チームでは解決することができないほか、
たとえ被害者であっても違反行為に関わったことで処罰の対象となる場合がありますので、
十分ご注意ください。


13)不正な手段を用いて公式戦ランキングに入賞する行為(不正行為)

試合(対戦)中にさまざまな手段を駆使して公式戦における成績を意図的に操作し、
不正に公式戦ランキングに入賞する行為。
通常のプレイでは明らかに達成し得ない異常な成績を記録している場合があり、
正当な手段で試合を楽しむプレイヤーに不公平感を与えるなど、
ゲームの公平性が失われる点が問題となっています。
2008年12月、2009年4月のメンテナンスにおいて、不正入賞のための手段を制限する
アップデートを実施してまいりましたが、残念ながら、現在もなお不正な入賞が認められる状況です。
運営チームでは、不正入賞につながる手段に対する継続的な対策の検討・実施はもちろん、
明らかに異常な成績の場合は一定の基準により自動判定しランキングに入賞させないなどの
新たな対策についても検討をすすめており、今後とも不正入賞行為の根絶に努めていく所存です。


14)マイルールやローカルルールを押しつける行為

個人または特定のコミュニティ内において存在する
プレイスタイルに関するオリジナルのルールを、他のプレイヤーに押しつける行為。
自分なりのポリシーをもって、あるいは仲間内や意気投合できる相手との間でルールを決めて
ゲームをプレイすることは、時にそれが新たな楽しみ方を生み出す可能性もあり、
その姿勢自体は制限されるようなものではありません。
た だ し、そういったルールを一方的に周囲に押しつけることは、控えるべき行為です。
ゲームの楽しみ方は人それぞれであり、ルールに対する考え方もさまざまですから、
他のプレイヤーの考え方をお互いに理解し合う努力をする姿勢も大切です。
また、自分のポリシーだからといって、何をしてもよいというわけではありません。
マイルールやローカルルールと呼ばれるものの中には、本人の意図とは関係なく、
周囲を不快にさせてしまう可能性があるものも含まれていることがあります。
このページの中で挙げた行為も、たとえ禁止されている行為でなくとも、
場合によってはそれを不快に感じるプレイヤーが存在する可能性もあります。
他人が嫌がる行為を執拗に繰り返すことは迷惑行為に該当する場合もありますので、
自分の言動に対して周囲がどのように感じるかをよく考えた上で行動し、
お互いに配慮をもって、楽しく気持ちよくゲームをプレイできるよう心がけていきましょう。


15)チャット・掲示板を荒らす行為(迷惑行為)

主にゲーム内の対戦ロビーのチャットや公式Webサイトの掲示板などにおいて、
連続した発言・投稿でチャットログやスレッドを流すなどして、コミュニティを荒らす行為。
対戦ロビーにおけるチャット荒らし行為については、対策(軽減策)として、
2009年3月、短時間の連続発言に制限を設けるアップデートを実施いたしました。
また、掲示板の投稿については、24時間体制での常時監視を行い、
問題のある内容については迅速に削除するなどの対応に力を入れています。
悪質な行為が続く場合は警告等の措置の対象となる場合もありますので、ご注意ください。
チャットや掲示板での発言・投稿の際には、他のお客さまへの影響に十分配慮し、
周囲に不快感を与えることのないよう、各自が思いやりと責任を持って
行動してくださいますよう、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。



最終更新:2009年07月03日 23:53