「新ゼロの変態 間奏曲(インタールード)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

新ゼロの変態 間奏曲(インタールード) - (2007/07/13 (金) 21:08:28) のソース

「シエスタさんが変態貴族のモット伯の所へ奉公することになった。」 
「・・・で?」 
「助けに行ってくるので今日は休みます。」 
「はぁ!?何いってんの!?使い魔に休息なんて無いわよ!!」 
「うるせぇ!!労働基準法違反じゃあないか!!」 
「だいたい助けるって何するつもりよ!!」 
「とにかく今日中には帰ってくるんで!じゃ!」 
「あ、こら!待ちなさい!!」 

新[[ゼロの変態]] 間奏曲(インタールード)

さて、こういう場合彼ならどういう行動を取るだろうか? 
モット伯の所へ殴り込む?彼の性格上、これはないだろう。 
しかもモット伯は多少は名の知れたメイジである。 
ギーシュなんかとは格が違う。 
やはり、口先八丁で丸め込むつもりだろう。こっそり忍び込んで連れ出すつもりかも知れない。 
いずれにしろ・・・あまりいい結果は想像できない。 
下手したら逮捕される危険性だってある。 
そんなことを考えて、ルイズは深いため息をついた。

しかし、当の本人は夕方、シエスタを連れて帰ってきた。 
「・・・あんた、何したの?」 
「何って・・・シエスタさんを返してもらうようお願いしただけさぁん♪」 
「・・・やけに機嫌がいいわね。じゃあ、仕事いつもより多くやっても大丈夫ね。」 
「おいおい、そいつはひどいな!HAHAHAHA!」 
ルイズは、ノリノリで掃除をするメローネを見て気分が悪くなった。 

ルイズは知らない。 
メローネがこう呟いていたことを。 
「くっくぅ~ん。新しいカモ見つけちゃったぜ。しかも貴族様だぜ。くっくぅ~ん。」 

----
記事メニュー
ウィキ募集バナー