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ゼロの奇妙な道連れ 第二話 - (2007/07/07 (土) 19:09:54) のソース

「「・・・」」 
(平賀 才人…名前的に日本人っぽいが…俺が死んだ所じゃなくて日本にあの鏡出やがったのか…?) 
 何だかえらい気まずい沈黙が空間を満たした…がまぁ…気を取り直してっと… 
「才人か…悪いが俺の質問に答えてくれないか?」 
「はい・・・俺もまだ質問したいけど…先どうぞ」 
「お前…どこの国にいた?」 
「?俺は日本にいたけど、ここはトリスティンって言ってたけどヨーロッパのどの辺に? 
ってか何で俺こんな所にいるんだ?あんたが俺をここに連れてきたのか?ってかあの鏡なんだよ!?」 
「あ~落ち着け落ち着け、一辺に質問すんな…俺も行き成りでまだわけわからねぇんだよ・・・」 
…つってもこの状況じゃ落ち着け言ってもムリだな… 
と思ったら何かまだまだ言いたそうな顔していたが黙って深呼吸をし周りを見渡し状況を確認していた。 
こいつ見た目よりも大物か…?いや…ただ抜けてるだけか…? 
「あんた達…私を無視するんじゃなぁああああいぃいいいいい!!」 
行き成りの怒声は、俺の真後ろにまで来てたさっきのピンク色の髪のガキ(面倒だから以後ピンク)だった。 
…忘れてた…かなり本気で怒っている。まぁ行き成り自分が増えたと思ったらまた爆発するわ、召喚されるのは 
あいつ等から言えば平民だわ、挙句の果てには自分を無視して平民同士で話あっている…そりゃ怒るか… 
このピンクどうするか・・・と才人の方を見ると、才人が?って顔で惚けている。 
それを見た時俺はすっくと立ち上がり茶を振舞う時の笑顔で才人に近づき…肩を掴み立ち上がらせた。 
「?あの何するんすか?」 
「ん?それはな…こうするんだよ!!」 
 ・・・才人の頭を掴み、俺の真後ろにいるピンクに向かって…キスをさせた・・・ 
「『ザ・ワールド!!』そして時は止まる…」ん?何か幻聴が・・・ 
「「・・・」」 
「そして時は動き出す…」・・・お前だれだ?

「な・・・なにするだぁあああああ!!!」 
「ヤッダバァアアアアア」 
ほぅ…ミゾオチに幻の左で宙を舞うか・・・中々の威力だな…ってこっちにも殴りかかってきた! 
とりあえずガキの腕力だから掴んでおけばいいか… 
「は…離しなさいよ!貴族にそんな無礼するなんてどんだけ田舎者よ!!」 
「いててて…何をするんだってのはこっちのセリフだ!! 
 ってかあんた!何で俺に行き成りこいつとキスさせるんだよ!」 
「ん?それか、その理由わ…」 
「ぐあ!ぐぁあああああ!あっちぃぃいいい!!」 
行き成り左腕を押さえて叫び出したがまぁ、いいか 
「あぁ、そうなるのか何でもあいつ等が言うには契約?かなそれだと思うが、どうなんだ?」 
くるぅ~りと目の前で悶絶してる才人を無視してピンクに向かって言った。 
「あ・・・あんたの思っている通り『使い魔のルーン』を刻んでいるだけよ」 
「刻むな!俺の体に何しやがった!」 
む?思ったよりも早く復活したなこいつと関心していると、ハゲた中年のおっさんがこっちきやがった。 
「ふむ…まさか『サモン・サーヴァント』で平民をなおかつ二人も呼ぶとは異例だが… 
 それよりもミス・ヴァリエールが二人に見えた気するが…風のスクウェアクラスの魔法かな? 
 杖が無いのに発動とはおかしいが…先住魔法…君はエルフ…か…? 
 …説明する気ないか…それならばこちらで勝手に調べさせてもらう。そしてミス・ヴァリエール 
 一応契約した少年の方を使い魔としなさい。そして彼のルーンも見せてもらうよ」 
才人の左腕の甲には何だか分からない文字が書かれてあったが、なるほどあれがルーンって奴か 
「珍しいルーンだな」 
おい・・・それだけかよ

「いったい…なんなんだあんたら!」 
それには俺も同感だなって…何で俺の方を向く。まぁ、他の奴等の視線が俺に集中してるから無理も無いか。 
「…俺はただの通りすがりだ。行き成りここに連れてかれて俺も困っているんだ。」 
連れて来られる前は死人だった事は理解させるまで話すのが面倒だから簡単に説明した。 
「とりあえずお前が使い魔になったって事で俺は帰らせてもらう」 
「え?俺も一緒に帰してくれよ!」 
「契約したんだから諦めろと言いたい所だが…仕方ないな…ついてこい、遅れても俺は待たんぞ 
それじゃもう一度ムーディブルース!」 
その声を合図にまた出現したコピールイズが出るやいなや…周りの生徒達は 
「またあれが来るぞぉおおおおお」「作者面倒だからってコピールイズ何度もするなぁぁああ!」 
「ずっとルイズのターンかよぉおお!」「マルコリシールドォオ!!貴方の尊い犠牲は忘れないわ…5分ぐらい」 
と非難轟々で即座に地面に穴開ける者も居れば、自分の使い魔に乗りダッシュで逃げ惑う者もいた… 
かなり阿鼻叫喚な図でそんな中気の毒にもさっきの爆発を見ていない才人には???と思うしか出来なかった… 
「おい、ぼけっと突っ立てるとあぶねぇぞ」 
「?何で?ってか何で皆あんな必死に逃げてるんだ?」 
「これ」と俺はコピールイズを指差して地面に伏せた。 
「宇宙の果てのどこかにいる私のシモベよ… 神聖で美しく、そして、強力な使い魔よッ 
私は心より求め、訴えるわ 我が導きに…答えなさいッ!!」 


ドッゴォオォォォン 

「ヤッダバァアアアアア」 
さっきと同じセリフかよ…才人…芸が無い哀れな奴…だが俺は待たないと言った… 
今度こそあの鏡に飛び込み場所が違うとは言え、元の世界に戻りそしてブチャラティを助けねば… 
…他の場所に出現し、手がかりも無しにあいつ等に追いつける可能性は0に近いが… 
それでも可能性があるならば、俺は戻らねばならない! 
そう決意し、爆風がまだ吹き荒れている中[[アバッキオ]]は中心にある銀鏡目掛けて飛び込んだ…が… 
そこには…何も…無かった・・・

「な…何故だ!何故銀鏡が無いんだ!俺は確かにリプレイしたはずだぞ!!」 
「契約」 
横から感情が篭らないまるで人形のように平坦な声がした。 
「契約?」 
契約はさっき才人がしたはず…それと何の関係があるんだ?と声の方向に振り向くと12歳ぐらい? 
の青髪のガキがいた。その横の赤髪の女は人盾をポイッと捨てている。 
「あなたはさっきそこの彼とルイズを契約させた。召喚儀式は使い魔が居ると発動しない。」 
「…つまり才人が死なないと…召喚は出来ないって事…か・・・?」 
「そう」 
…俺の後ろにのびているこいつが死ぬ事…か…今こいつを殺してしまえば、 
すぐ戻れプチャラティに追いつく事が出来るかもしれない…俺は以前警官だった時に 
正当防衛で殺人犯を射殺した事はある…しかしこいつは何の罪も無いただのガキだ… 
しかも俺が道連れにしてしまった…ブチャラティそしてこの罪の無い才人…どちらを優先させるべきかと 
心が揺れ動き葛藤していると後ろからの爆発により…俺の意識は飛んだ…。 
「あ・・・あたしを無視するんじゃなぁああああぃいいいい!」 
「ちょ…ちょっとルイズ!やりすぎよ!気絶してるじゃないの!!」 
「あたしが召喚した使い魔なのよ!あたしのやり方で罰を与えるわ!!」 
「…罰与えるのはイイけど…ルイズ…あなたどうやって学院まで戻る気?」 
「・・・あ・・・」 
爆風でのびている少年と…ルイズがたった今爆発を直接ぶつけた大人…ロクに魔法が使えないルイズには 
運ぶ手段が無かった…さすがに哀れと思ったのかタバサがシルフィードに試し乗りさせてみたいと言い 
のびている二人とルイズ キュルケ フレイムを載せて学院に運んでくれた… 
…帰っている途中でフレイムが火山に住んでるクセに高所恐怖症らしく恐慌状態に陥り 
シルフィードに危うく火を吹きかけそうになり周りが慌てて止めたが、才人の髪が一部アフロになったらしい… 

 マリコルヌ またもや爆風避けの盾に…うわ言で「マッ…マルコリシールドって…僕の名前は 
        マ…リコ…ル・・・ヌ・・・」と言っていたらしい。 
        重傷 再起可能 
To Be Continued →... 
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