ゼロの奇妙な使い魔 まとめ内検索 / 「ゼロの世界」で検索した結果

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  • ゼロの世界
    第一話『召喚の世界』 第一話『召喚の世界』-2 第二話『甘ったれた世界』 第三話『格差の世界』 第四話『地獄の世界』 第五話『生きててよかったねマリコルヌ、の世界』 第六話「トリステインのばら」 第七話『ギーシュにキッス』 第八話『男の世界』 第九話『幸運の剣』 第十話『タバサVSリンゴォ』 第十一話『ルイズVSキュルケ』 第十二話『夢でもし会えたら』 第十三話『失われた世界』 第十四話『嘘と裏切りの月夜』 第十五話『土くれを撃て』 第十六話『LAST WORLD その①』 第十七話『LAST WORLD その②』
  • ゼロの世界-2
    「ちょっと! さっさと起きなさいよ!」 怒鳴ってはみたものの、男が目を覚ます気配はない。 (勘弁してよ…。私が運ぶの? こいつを? 歩いて?) げんなりする。平民が貴族の前でいつまでも寝ているなんて。 そういえば、コルベールはコイツのルーンを珍しいと評していたが…… (『平民』って時点で珍しいどころの騒ぎじゃないわよッ、ボゲがッ!) 「とに、かく」 ルイズは歩き始めた。『男』の足を引き摺りながら。 ふと、コイツの『名前』が気になった。使い魔には名前を付けなくては、と思っていたが、 平民とはいえ、人間相手に勝手に名前を付けるというのも気がすすまない。 「まったく、この『ドクロヒゲ』……初っ端から、ご主人様に…フゥ」 「迷惑かけるとは、イイ度胸してんじゃーねーの……! ハァ」 「疲れているならワザワザしゃべらなくてもいいだろう」 「そりゃ…そうだけど……」 「いった...
  • ゼロの世界-1
      『召喚の世界』 窓から空を見上げると、二つの月が浮かんでいる。 月が二つあるのは当たり前だが、今日はなんだか、それが不思議な気がした。 明日が儀式の日だからだろうか、そんな気分になるのは。 そのまま月を見上げながら、さり気なくテーブルの端に小さな箱を置く。 「いったいそれは何?」 「君へのプレゼントさ」 「どうしてプレゼントをそんな端っこに置くのよ?」 「君がその美しい腕を伸ばすところを見ていたいからさ」 決まった。完璧に決まった。 「貴方のその気障ったらしいところって、どうにかならないのかしら?」 言いながら箱を受け取る。言ってはいるが、内心満更でもないのだ、彼女は。 さて今宵は、この辺でお暇しよう。焦らすのもテクニックさ。 「あら、もう帰ってしまうの?」 「ああ、もっと君と一緒に過ごしたいけれど、君をいつまでも夜更かしさ...
  • ゼロの茨
    ゼロの茨 1本目 ゼロの茨 2本目 ゼロの茨 3本目 ゼロの茨 4本目 ゼロの茨 5本目
  • ゼロの兄貴
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  • ゼロの番鳥
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  • ゼロの変態
    ■ ゼロの変態 ├ ゼロの変態-1 ├ ゼロの変態-2 ├ 第二話 使い魔暗殺者(ヒットマン)メローネ! ...
  • ゼロの来訪者
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  • ゼロの騎士
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  • ゼロのスネイク
    ゼロのスネイク 改訂版-01 ゼロのスネイク 改訂版-02 ゼロのスネイク 改訂版-03 ゼロのスネイク 改訂版-04 ゼロのスネイク 改訂版-05 ゼロのスネイク 改訂版-06 ゼロのスネイク 改訂版-07 ゼロのスネイク 改訂版-08 ゼロのスネイク 改訂版-09 ゼロのスネイク 改訂版-10 ゼロのスネイク 改訂版-11 ゼロのスネイク 改訂版-12 ゼロのスネイク 改訂版-13 ゼロのスネイク 改訂版-14 ゼロのスネイク 改訂版-15 ゼロのスネイク 改訂版-16 ゼロのスネイク 改訂版-17 ゼロのスネイク 改訂版-18 ■ 旧版 ├ ...
  • ゼロのパーティ
    ゼロのパーティ-1 ゼロのパーティ-2 ゼロのパーティ-3 ゼロのパーティ-4 ゼロのパーティ-5 ゼロのパーティ-6 ゼロのパーティ-7 ゼロのパーティ-8 ゼロのパーティ-9 ゼロのパーティ-10 ゼロのパーティ-11 ゼロのパーティ-12 ゼロのパーティ-13 ゼロのパーティ-14 ゼロのパーティ-15 ゼロのパーティ-16 ゼロのパーティ-17 ゼロのパーティ-18 ゼロのパーティ-19 ゼロのパーティ-20 ゼロのパーティ-21 ゼロのパーティ-22 ゼロのパーティ-23
  • ゼロの予報図
    ゼロの予報図-1 ゼロの予報図-2 ゼロの予報図-3
  • ゼロの番鳥-3
    ここは魔法学院にある教室の内の一つ。 ルイズ達は、ここで『土』系統の魔法の講義を受けることになっている。 後ろの壁に様々な使い魔が並んでいる。サラマンダー、ネズミ、モグラ、ヘビ、ドラゴン… 召喚が終わってから初めての授業、本来なら使い魔の見せ合いでかなり騒がしくなるはず。 だが、教室はとても静かだった、ある種の異様な雰囲気に包まれている。 その原因は何故かルイズの傍らに居る使い魔。 「・・・・・・・・・・・・・・・」 ただ立っているだけなのに、周囲に奇妙な威圧感を撒き散らしている 教室の空気がやたらと重い。ルイズの周りの空気は更に重く、隣に居る生徒達は物凄く不幸だった。胃に穴が開くかもしれない 授業が早く終ることを殆どの生徒達が祈っていた それはルイズも例外では無い、が。 (お腹減った・・・・・・) 早く終わってくれ、と祈る理由は彼女だ...
  • ゼロの奇妙な白蛇
    ゼロの奇妙な白蛇 第一話 ゼロの奇妙な白蛇 第二話 ゼロの奇妙な白蛇 第三話 ゼロの奇妙な白蛇 第3.5話 ゼロの奇妙な白蛇 第四話 ゼロの奇妙な白蛇 第五話 ゼロの奇妙な白蛇 第六話 ゼロの奇妙な白蛇 第七話 ゼロの奇妙な白蛇 第八話 ゼロの奇妙な白蛇 第九話 ゼロの奇妙な白蛇 第十話 前編 ゼロの奇妙な白蛇 第十話 後編 ゼロの奇妙な白蛇 第十一話 ゼロの奇妙な白蛇 第11.4話
  • ゼロの来訪者-5
    トリスティン魔法学園のとある教室。 そこに2つの人影入ると、それまで雑談していた生徒達が一斉に好奇の視線を向ける。 朝食を終えたルイズと育郎である。 二人を確認するとくすくすと笑い出す生徒達を、無視して席に座ろうとするルイズに 一人の生徒が声をかける。 「あらルイズ、貴方本当に平民が使い魔なのね」 燃えるような赤い髪に豊満な肉体、褐色の肌を持つその生徒を、ルイズは苦々しく見た。 「キュルケ…なによ、何か用なの?」 「用事って程じゃないわよ、貴方の噂の使い魔を見たくてね。へ~」 そういって育郎をじろじろと見る。 「中々いい男じゃない…でも、やっぱり使い魔って言ったらこういうのじゃないと」 キュルケの横から、真っ赤な巨大トカゲがのっそりと身を乗り出してくる。 「これって、サラマンダーじゃない…」 「そうよー、火トカゲよー。見てこの尻尾!」 ...
  • サブ・ゼロの使い魔
    ■ 第一章 ├ サブ・ゼロの使い魔-1 ├ サブ・ゼロの使い魔-2 ├ サブ・ゼロの使い魔-3 ...
  • ゼロの兄貴-5
    「ちょっと……何やってんのよ?」 「見て分からねーか」 「わたしが聞いてるのは主人を待たせて何やってんのってことよ!」 その言葉を完全にガン無視決め込み髪をブラシで整える。 プロシュートもイタリア人である。故に身だしなみには当然気を使う。 ちなみに兄貴『パッショーネ モテる男ランキング』の常に上位に君臨している(メローネ調べ) なお、最下位は5年連続してポルポがブッチ切りだ。(理由:包み込んでくれそうというより潰されそう 常に何か食ってる ・・・etc) それを終えたプロシュートがルイズの前に常人には若干関節に負担があるような立ち方で立つ ルイズの耳に ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ┣¨┣¨┣¨┣¨ というような音が聞こえたような気がしたが関わると良いことが起こりそうにないので深く突っ込まない事にした。 食堂に向かい...
  • 第四話 ゼロのルイズ②
    ++第四話 ゼロのルイズ②++ 「これは?」 「あんたの朝食よ」  床に置いてある皿を指差して、ルイズは言った。  皿の上にはいかにも固そうで、まずそうなパンが乗っている。  それと、おまけ程度に肉のかけらの浮いたスープ。それだけだ。 「椅子は?」 「あるわけないでしょ。あんたは床」  確かに自分は使い魔になると言った。でも、この仕打ちはあんまりじゃないだろうか。  花京院の中で葛藤が生まれる。ここまでされても許すのか、それとも怒るのか。  しかし、ルイズはさっさと花京院を無視し、食事の前の祈りを始めてしまった。 「偉大なる始祖ブリミルと女王陛下よ。今朝もささやかな糧を我に与えたもうたことを感謝いたします」  他の生徒たちの唱和も重なり、食堂に響き渡る。  怒るタイミングを逃してしまい、花京院は握り締めた拳を下ろした。  食事はお世辞にもおいしそうとは...
  • ゼロのパーティ-2
    トリステイン魔法学院。 メイジ達に、魔法や教養を教え貴族として育成するこの学院は、非常に騒がしい状態にあった。 というのも、新二年生達による使い魔召還の儀式が行われているためだ。 所属する学生達は、この使い魔召還の儀式で呼び出されたものによって、属性の固定とそれに伴う専門科目の専攻が行われるため、その結果に一喜一憂する。 この学院に所属する、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、これこそ名誉挽回のチャンスと、非常にはやり立っていた。 ゼロのルイズ。それが彼女に与えられた二つ名である。これは彼女の魔法成功率が0であるということを表す、極めて不名誉な二つ名であった。 もし、これで凄い使い魔を呼び出せば、今まで自分をゼロと呼んだ奴らを見返せるッ! そう思い、彼女は今、この使い魔召還の儀式に向かっていた。 しかし他の生徒の召還が進むにつ...
  • ゼロの究極生命体 序
    「宇宙空間だと!?」 眼下に地球を見下ろし虚空の暗闇に浮かぶカーズ! ! このままでは地球へ戻れぬ だがカーズは究極生命体 そのIQ400の超頭脳で 打開策を導き出す その間 0.01秒! 「フンッ!体内から空気を噴出させて!その圧力抵抗で軌道を変え!地球へ戻ってやるわ!」 バリッ!背中から6本の管が現れ空気を噴射した!がみるみる顔が引きつり凍結していく! 絶対零度の宇宙空間ではあらゆるものが凍りつく この時点で致命的なチェクメイト!! 「ぎぃゃぁぁあああ!だ…だめか!こ…!凍るッ!く…空気が凍ってしまう!外に出ると凍ってしまうッ!き…軌道を変えられん、も…戻れんッ!」。 己が完全敗北したことをカーズは瞬時に悟る 確かに究極生命体となった自分は無敵 マグマも波紋も太陽光も自分を滅ぼすことは不可能 まさに完全! だが宇宙空間...
  • ゼロの悪霊
    神様、これは私に対する罰なのでしょうか? コモンマジックすら一度も成功させたことの無い「ゼロのルイズ」である私が 生意気にも強く美しい僕を望んだからでしょうか? 力強いグリフォンや天を翔ける優雅なペガサスあるいは伝説上のドラゴンみたいな 伝説の幻獣だったらいいいなー、などと不遜な心構えで 使い魔の儀に臨んだ私への戒めなのでしょうか。 使い魔の儀は確かに成功した。 しかし出てきたのは望んだ様な幻獣などではなかった。 その日から静かなそよ風のふく日常は無くなり、暴風の吹き荒れる日々が始まったのだ。        ・・・・・・・・  あの日から私は憑りつかれたのだ。 呼び出した『悪霊』に 『アギャギャギャギャーー!!ココノピッツァモ美味ェェーッ!』 『ウェェェェェン!ルイズ、ルイズゥゥ!No.3ガボクノピッツァヲ盗ッタァァァ...
  • ゼロの料理人
    「どうぞごゆっくり…」 ミス・ロングビルこと土のフーケ、彼女が目の前に出された料理を見る。 特に変わったようには見えないが、これがここ最近、学園でも噂の魔法の料理なのだ! ゼロのルイズ。 落ちこぼれと評判の生徒がサモン・サーヴァントで平民を呼び出した。 これだけならただの笑い話である。 そして彼がコックとわかった時、これもただのコックならさらに良い笑い話になっただろう。 だがしかし!彼はただのコックではなかった! なんと彼の料理を食べた者は健康になり、その味は天上の美味とまで称されたのである! そして、長い長い予約待ちのすえ、ついに噂の料理を味わう時がきたのである! (さ~て、噂は何処まで本当なのかしら?) 料理を食べた彼女は己の身に起こったことにただただ驚愕した! そしてその凄まじい効果に! 長年悩まされた便秘が治り、...
  • サブ・ゼロの使い魔-8
        ともだち~ ずっとともだち~♪ ギーシュは上機嫌だった。     ずっとともだちいな~い♪ 鼻歌まで歌ってゴキゲンである。彼は両手で何か大きな箱を抱えて 中庭を歩いていた。箱の中にはギッシリと、色んな形の小瓶が詰められて いる。小瓶――そう、香水である。「香水」の二つ名を持つ彼女、 モンモランシー・マルガリタ・中略・モンモランシに、彼はこの香水の山を プレゼントするつもりなのだ。こいつを決め台詞つきでプレゼントした 時の彼女の反応を考えると、ギーシュはニヤニヤが止まらなかった。率直に 形容すると、いわゆる「アホ面」というやつだ。そういうわけで、彼はこの後の 勝利を確信しながら、それはもう上機嫌でモンモランシーの元へと向かって いたわけである。すると後ろの方から彼を呼ぶ声が聞える。 「ギーシュ!あなた何を持っているの?...
  • ゼロのチョコラータ
    ルイズの前に緑色の鏡のようなものが出現した。 それを見て、周りにいた生徒達はびっくり仰天。 「馬鹿なッ! 奴はゼロのルイズだぞ!?」 「あ、あれは召喚が成功した証だ!」 「いったい何が! ゼロの使い魔はいったい何が出てくるんだ!?」 そんな叫び声を聞きながらルイズは唇がニヤけるのを必死にこらえていた。 (や、やった! ついにやったわ! サモン・サーヴァントに成功した!  もう誰にも私をゼロだなんて呼ばせない。勝ったッ! ゼロの使い魔完!  さあ早く姿を現して! どんな使い魔だろうと私は大歓迎よ!) そして、それは現れた。 第一印象を述べるならば、小さい。 第二印象を述べるならば、長方形。 第三印象を述べるならば、生き物じゃない。 それはゲートから出てくると、ポトンと地面に落ちた。 「……何、これ?」 ルイズはそれを拾い...
  • ゼロの奇妙な道連れ
    ゼロの奇妙な道連れ 第一話 ゼロの奇妙な道連れ 第二話
  • ゼロの茨 1本目
    「何よこれ」 その日ルイズが召喚したものは、小さな茨の冠だった。 「何が出てきたんだ?」「何も見えないぞ」「ネズミでも呼び出したんじゃないか?」 ルイズの後ろから、同級生達の声が聞こえてくる。 ゲートから召喚されたものが何なのか、見ようとしているのだろう。 ルイズは一歩前に出て、地面に置かれた茨の冠を手に取った。 よく見ると、中央に穴の開いた奇妙な鏡に茨が絡みつき、冠の様相を見せている。 なんだかよく分からないけれど、これは自分が召喚した使い魔らしい。 「ミス・ヴァリエール、どんな使い魔を召喚したのかね?」 どこまでがおでこなのか分からない教師、コルベールがルイズに近寄り、ルイズの手をのぞき込む。 「あの、これ…」 手の中にある茨の冠を見せると、コルベールは首をかしげた。 「これ?…はて、これとは、どれのことですか?」 「だから、この茨の冠みたい...
  • 第2章 ゼロのルイズッ! 後編
    第2章 後編 「ティッツァーノ…… ”ちょっと”ってどれくらいだろうか……」 ―――魔法学院の教室は、いわゆる階段教室ってヤツだ。 全て石造りあることが、魔法学院ぽさを演出している。 スクアーロとルイズが中に入っていくと、先にやってきていた生徒たちが一斉に振り向いた。 二人に対する反応は、大きく分けると二種類あった。 嘲笑と好奇である。 明らかに前者が多いのだが、極わずかではあるが興味をもった生徒がいた。 圧倒的多数がくすくすと笑い始める。 その中に、朝に出会った赤い髪の美人… キュルケもいた。 キュルケも笑ってはいたが、微笑みと表現した方がしっくりくる。 そう好意的に解釈していると、手を軽く挙げた。 こちらも笑顔で手を振り返す。 キュルケがさらに笑顔と、投げキッスを返してくれた。 ニョホホ♪ ! ルイズの背中に”鬼の貌...
  • ゼロの来訪者-2
    橋沢育郎、17歳。 彼は半年前まで、ただの高校生だった。 だがあの日、家族旅行で交通事故にあったあの日から彼の人生は一変した。 秘密結社ドレス 彼の体に何らかの処置を施し、恐ろしい力を与えた存在。 生物兵器、サイボーグ、超能力者…それまで現実に存在しているとは思いもよらなかった存在が、 ドレスの命で彼に襲い掛かってきた。 たった数日の事である。 故に彼はある程度非常識な事に耐性があった、しかし 「つまり…ここは地球じゃなく、魔法使いが住んでいる国という事か…」 非常識にも程がある そう思わずにはいられない育郎であった。 「それ、本当なの?あんたが異世界から来たって」 目の前のピンク色の髪をした少女が胡散臭げに口を開く。 彼女の名前はルイズ、魔法を使える一族、すなわちこの世界の支配者階級である貴族であり、 育郎を『召...
  • ゼロの究極生命体
    ゼロの究極生命体 序 第壱話 究極生命体 召還 第二話 究極な使い魔 誕生
  • ワンポイントギーシュ
    ...闘を申し込まれた。 ゼロの世界(リンゴォ)未登場。ストーリーが進めば登場するかも? 使い魔波紋疾走(ジョナサン)登場。圧倒的な格の差を見せつけられ敗北。そんなジョナサンを見て成長するだろうか。 メロンの使い魔(花京院)未登場。ストーリーが進めば登場するかも? マジシャンズ・ゼロ(アヴドゥル)登場。マジシャンズ・レッドに恐れをなしてしまい、ギー茶を作ってしまった。社会的にかなりの被害を受ける。 老兵は死なず(ジョセフ)未登場。ストーリーが進めば登場するかも? 凶~運命の使い魔~登場。ローリングストーンズにつぶされた。 微熱のカウボーイ(マウンテン・ティム)未登場。ストーリーが進めば登場するかも? 割れないシャボンとめげないメイジ(シーザー)未登場。ストーリーが進めば登場するかも? 使い魔の魂~誇り高き一族~(シーザー)未登場。ストーリーが進めば登場するかも? ゼロの予報図(ウェザー・リ...
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    ... ゼロの世界(リンゴォ) 微熱のカウボーイ(ティム) ギーシュの奇妙な決闘(リンゴォ他) Start Ball Run(ジャイロ) サンドマン 歩き出す使い魔(ジョニィ) スケアリー・サーヴァント(Dio) マイク・O D0C(大統領) バオー ゼロの来訪者(橋沢育郎) ...
  • ゼロのタバサ
    一人の少女の挙動に、その場にいたすべての人間が注目していた。 その少女はルイズ。またの名を『ゼロのルイズ』。 この二つ名自体に相当の侮蔑の要素が入っていたが、口さがのないものはさらに別の名で呼んでいた。 『ヌ』で始まる4文字の名で・・・。 「気をつけなさい。爆発はいつもの規模とは限らないわ。もしかしたらこのあたりまで爆風が届くかもしれないわ」 赤い、火のような色の髪の毛をなびかせた少女、キュルケが級友たちに注意を促す。 その言葉に、ルイズを囲む人の輪が3歩ほど後退する。 「これから起こる出来事は・・・」 キュルケがしみじみと口をひらくが、その先は言葉にならなかった。 キュルケ(毎度のことだからずっと昔から知っている出来事・・・ そう・・・私は・・・ずっと知っていた・・・私はこいつの失敗魔法を入学したときから知っていた・・・このタバサも...
  • ゼロの変態-1
    彼は1度死んだ。 殺されるわけがない、そう思っていた。 自分を殺せる奴はいない、その気持ちが油断を生じさせたのか 実にあっけなく、彼は死んだ・・・・ 目を開くと青空が広がっていた。 「さすがゼロのルイズ!」「平民を呼び出すなんて!」「ありえないだろ常識的に考えて」 なんだ・・・俺は死んだんじゃないのか? 「ち、ちょっと失敗しただけよ!」 ここはどこだ・・・?こいつらは・・・? 「ミスタ・コルベール!儀式を「だめです」 おい、そこの女!ここはどこだ! 「なによ!あんたが勝手に出てきたんでしょ! ほんとにもぅ・・・あんた、名前は?」 何だこいつは?人にものを頼む態度か? まぁいい・・・俺の名は、メローネだ
  • 第三話『格差の世界』
    第三話『格差の世界』 「さっさと起きろ」 ベッドを2,3回蹴ったがルイズはまだ起きない。 頭を6回ほど蹴るとようやくもぞもぞと動き出した。 「ふぁ…ああ……」 「朝だぞ」 「むにゅ……もうちょっとだったのに……」 「何がだ?」 「……誰よアンタ?」 リンゴォは黙っていたがやがて思考能力を取り戻したルイズは、 目の前の男が何なのかを思い出した。 「あぁ…そうだった、そうだったわ…。平民なのね、現実なのねこれって……」 理解したくない現実をどうにか理解し、ルイズはリンゴォに向き直る。 「服と下着」 「これか?」 「それよ。……着替え手伝って」 「確か……『使い魔』とやらは奴隷でも召使でもないとお前は言ったはずだが……」 本来は洗濯だって使い魔の仕事ではない。 使い魔と奴隷の仕事の境界線がリンゴォにとってどこなのか...
  • 第2章 ゼロのルイズッ! 中編
    第2章 中編 「……50Mプールぐらいあんじゃねぇか?ここ。」 トリステイン魔法学院の食堂は(ry   …とにかく広くて豪華です。 この学院では、マントで学年分けしてるみたいだ……。 一年生は ”marrone”(伊:茶色の)    二年生は ”nero” (伊:黒い)   三年生は ”viola”(伊:紫色の) 一年生より、三年生の方が凄い魔法とか使えるのか? 食堂には生徒以外にも教師が朝食をとりに来ていた。 (教師か…。 それこそ”凄いヤツ”がいてもおかしくないな) キョロキョロと辺りを見渡していると、ルイズが講釈し始めた。 「どう? 凄いでしょ。」 「あぁ。とても豪華だし、人もいっぱいいるな。」 得意げにふふんと鼻を鳴らし、話を続けるルイズ。 「トリステイン魔法学院が教えるのは、魔法だけじゃないのよ」 「魔法だけじゃな...
  • ゼロの来訪者-16
    「ハァ………」 自分の部屋で、静かにため息をつくキュルケ。 彼女は今悩んでいた。 それというのも、 「平民ならまだしも、人間じゃないなんてねぇ…」 彼女の新しい恋の相手…の予定だった、ゼロのルイズの使い魔が、実は人間では なかったのである。 「それにしても…凄かったわね、あれ」 ドットとはいえ、ギーシュの作り出したゴーレムを、苦も無く一蹴する様を思い出す。 ゴーレムを溶かし、イカズチを発し、傷を治し、さらには姿まで変えるその力… 「先住魔法?でもディティクトマジックでの反応は無かったし…」 ルイズが彼を呼び出したとき、念のため魔力の反応を調べていたのだ。 彼女の家と、ルイズの家は犬猿の仲であり、彼女自身何かとルイズにちょっかいを 出している身としては、使い魔の質で負けるわけにはいかないのである。 「東方の亜人とか言ってたけど」 決...
  • ゼロの変態-2
    トリステイン魔法学院。 ここでは毎年恒例、使い魔召喚の儀式が行われていた。 普通なら何事もなく終わるはずだった。 しかしッ!今年はそうはいかなかったッ! 学院創立以来の問題児ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールッ! 成績優秀ッ!素行良好ッ!されど魔法を使えば即爆発ッ! 付いたあだ名は『ゼロのルイズ』! そんな彼女の召喚である。何が起こるか誰だって見物したいだろう。おれだってしたい。 しかし彼らの予想を遙かに超えることを彼女はしでかしたのだッ! なんとッ!よりによってッ!何の取り柄もないッ!『平民』を召喚したのだッ! 「こいつ平民を召喚したぞ!しかもあの格好は・・・変態だッ!」 「さすがゼロのルイズ!変態を召喚するなんて!」 「そこに痺れない憧れないィーー!」 ルイズと呼ばれた少女は必死に言い返す。 「なによ!ちょっ...
  • ゼロの使い魔への道
    ゼロの使い魔への道-1 『ギーシュ危機一髪 その1』 『ギーシュ危機一髪 その2』 『ギーシュ危機一髪 その3』 『キュルケ怒りの鉄拳 その1』 『キュルケ怒りの鉄拳 その2』 『キュルケ怒りの鉄拳 その3』 『燃えよドラゴンズ・ドリーム その1』 『燃えよドラゴンズ・ドリーム その2』
  • ゼロの兄貴-1
    ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ トリステイン魔法学校 その2年生において最も重要な事である使い魔召喚の儀式ッ! それがこの快晴ともいえる天候の中行われている。 「ミス・ヴァリエール。召喚の儀式を」 「はい!」 そしてそんな中周囲に ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ と音が聞こえんばかりに気合の入りまくった少女が教師に答え前に踏み出す。 「お前どっちに賭ける?」「爆発する方に」「まぁゼロのルイズだしな」「これ賭けになるのか?」 何時もなら大きめに叩かれる陰口であったが今回ばかりはその気合の入りっぷりに押され小声で話される程度となっている。 『ゼロのルイズ』それが今現在彼女に与えられている不名誉とも言える二つ名である。 最も集中力がノリにノってる彼女の耳には思いっきり聞こえているわけであるが・・・...
  • ゼロの予報図-1
    気がつくと、ここに立っていた。 自分の周りを覆う煙が晴れ、視界が広がる。 抜けるような青空の下、草原の中。 周りを見渡すと、奇妙な一団が自分を見ている。 「アンタ誰?」 声がして気がつく。 小さくて気付かなかったが、ピンク色の髪をした少女が目の前に居た。 「ここはどこだ?」 「ルイズ、平民なんか召喚してどうするんだ?」 「ゼロのルイズは失敗の仕方も一味違うねぇ!」 周囲の笑いと反対に、目の前の少女は声を荒げる。 「ち、ちょっと間違っただけよ!」 しかし、笑いは収まらないばかりか、いっそう大きくなる。 「おい、ここはどこなんだ?」 再び、少女に問いかける。 「うう、うるさいわねぇ平民の分際で!  質問に質問で返すなって言葉を知らないわけ!?」 「質問?」 「そうよ! 一体アンタ誰なのよ!!」 笑われ...
  • 各部キャラ
    ... RUN~ リンゴォゼロの世界 リンゴォ+才人+色々ギーシュの奇妙な決闘 マウンテン・ティム微熱のカウボーイ ジャイロStart Ball Run サンドマンサンドマン ジョニィ歩き出す使い魔 Dioスケアリー・サーヴァント マイク・Oマイク・O ファニー・ヴァレンタイン(大統領)D0C 八部 〜ジョジョリオン〜 バオー 来訪者 橋沢育郎ゼロの来訪者 バオー犬ゼロいぬっ!
  • ゼロの来訪者-1
    「私の生み出した『バオー』よ、もう間に合わん…爆発はここまで来る…  フフフフ…わしとお前が死ねば…ドレスの研究も終わりだ…」 鍾乳石が突き刺さった老人が、血を吐きながら言葉を発する。 5                   4                   3 その後ろでカウントダウンの声が響いている。 「この神秘的な洞窟こそわしらの墓場に相応しかろう!」 2 さらばバオー! さらば少年よ! 1                       0(ゼロ)!! 辺りが光に包まれ、それと同時に洞窟が崩れていき、凄まじい勢いで水が打ち寄せてくるのを感じる。 意識が遠くなっていく、おそらくこのまま自分は死ぬのだろう。 スミレは無事逃げ出してくれたのだろうか? そう考えた次の瞬間、彼の意識は...
  • ゼロのスネイク-2
    「ナルホド…ツマリコウイウ事カ? 『オ嬢サンハ私ノ新タナ主人ダ』…ト」 「『新たな』ってどういう事よ? あんた、前に別のメイジの使い魔だったわけ?」 「イヤ、私ノ以前ノ主人ハメイジデハナイ」 「じゃあ何よ?」 「『スタンド使イ』ダ」 「スタンド…使い?」 ゼロのスネイク 2話 時刻は既に真夜中。 窓の外では月が淡い光を放ち、その光はルイズの部屋にも注いでいた。 で、何故こんな真夜中になってまでルイズとホワイトスネイクが話し込んでいるのかというと―― 「だから『スタンド使い』って何よ!?」 「文字通リ『スタンド』ヲ使役スル者ダ。私ハ『スタンド』ダカラナ」 「『スタンド』? 何の種族よ? そんな系統の亜人なんて聞いたこと無いわ!」 「無理ハ無イ。私ノ予想ガ正シケレバ、私ガ『以前』イタ場所ト『今』イル場所ハ根本的ニ異ナ...
  • ゼロの兄貴-18
    「女神の杵」―ラ・ロシェールにおいて貴族専用ともいえる宿である。 そこに手紙取り戻し隊の一行が宿泊する事になり ワルドとルイズが桟橋へ乗船の交渉を行っていたが困ったような顔をして戻ってきた。 「やれやれ…アルビオンにわたる船は明後日にならないと出ないそうだ」 「急ぎの任務なのに…」 「『兵は神速を尊ぶ』…オレの世界の兵法家の言葉だがどうして船が出ねーんだ?」 その疑問にワルドがプロシュートに向き直り答えた。 「明日の夜は月が重なるだろう?『スヴェル』の月夜だ。その朝アルビオンがラ・ロシェールに最も近付く」 「……アルビオンがラ・ロシェールに最も『近付く』だと?どういうこった?」 「アルビオンを知らないのかい?まぁ見れば一目で分かるさ」 そう言いながらワルドが鍵束を机の上に置く。 「キュルケとタバサが相部屋だ。そして、プロシュートは一人」 「あ...
  • 第三話 ゼロのルイズ①
    ++第三話 ゼロのルイズ①++  花京院典明が目覚めて、初めて目にしたものは昨晩ルイズが投げてよこした下着だった。  横に転がっているそれから視線を外し、起き上がる。  隣にあるベッドではルイズが寝気を立てている。子供らしい、あどけない寝顔だ。 「やっぱり夢じゃないのか」  心のどこかで期待していたことに裏切られる。やはり現実だった。  学生服の乱れを直し、花京院はルイズを起こしにかかった。  肩を叩いてみるが、起きない。  今度は枕を取ってみるが、起きない。  毛布をはいだところで、ようやくルイズが目覚めた。 「な、なに! なにごと!」 「朝だ。ルイズ」 「はえ? そ、そう……って誰よあんた!」  ルイズは寝ぼけた声で怒鳴った。顔がふにゃふにゃで、まだ眠そうだ。 「花京院典明。君の使い魔だ」 「使い魔? ああ、使い魔ね。昨日召喚したんだっけ」 ...
  • 使い魔はゼロのメイジが好き 第一話
    浮かぶ雲によって太陽が遮られた草原の真ん中で、少女は呆然と目の前の地面を見つめていた。 周りからは先程までの喧騒が消え、異様な静寂で満ちている。 何回も失敗を重ね、他の生徒に嘲笑されながらもやっと「サモン・サーヴァント」に成功した その少女、ルイズ・フランボワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの前には、彼女が今召喚したばかりの使い魔がいた。 しかしその使い魔は、彼女が望んでいたドラゴンやサラマンダーなどの幻獣の類ではない。 また、烏や梟、猫や大蛇などの普通の動物でもなかった。 彼女が使い魔として呼び出したもの、そう、それは―――― 植木鉢に植えられた、一本の『草』だったのだ。 「…………何なのよ、これ」 彼女の呟きは、静寂の中を悠々と横切る風に流されていった。   使い魔はゼロのメイジが好き 第一話 何故使い...
  • ゼロの番鳥-1
    物語を語る前に、まず彼の生い立ちから説明を始めよう。 彼は孤高の存在だった。彼には不思議な能力があり、彼は何時も時間を持て余していた どんな獲物も彼にとっては鈍間な餌にすぎず、物心つく頃には既に親をその能力で殺し食べた。 故に彼にとっては同属も餌でしかない ともかく、彼の棲んでいた世界は、彼にとってあまりにも狭く、陳腐で退屈な日常に辟易していた。 より広い外界に出ても、彼の目に映るのは愚鈍な餌ばかり、彼は幻滅した。 そんな折に、とある館を見付けた時。 奇妙な感覚が彼を襲った。何かが自分を招いてるような奇天烈極まりない感覚 興味本位で窓から侵入した時――――何時の間にか目の前に男が立っているのに気付いた その男から強烈に発せられる威圧感。 生まれて初めて感じる恐怖と言う名の感情。 時が止まったかのような中で彼は死を確信した。 男は、...
  • ゼロの兄貴-11
    「………きー」 突如武器屋の中でどこからか声がした 何故に武器屋なんぞに居るかというと シエスタに連れられ厨房裏で食事を取りマルトーから自分が平民達から 『我らの剣』などと言われている事を知った後食堂でまたしても暗い|||線を作っているルイズを発見した。 そりゃあもうその場にプッチ神父がいたら間違いなくハイウェイ・トゥ・ヘルを選択するだろうと言わんばかりの状況だッ! 「…朝から調子の上がり下がりが激しいヤツだな」 「その原因作ったのはあんたじゃないのよぉ…」 もう今にもヤケ酒大会Part2に発展しそうな状況を見たキュルケが昨日の二の舞は御免だと別の話を切り出す。 「ほ、ほら、今日は虚無の曜日なんだからダーリンに城下街を案内してあげたいんだけど」 「頼むからその呼び方は止めろ…プロシュートでいい」 「それはお互い名前で呼び合う関係...
  • ゼロの来訪者-9
    「ふんふんふーん♪」 食堂で食後の紅茶を楽しむ少女、ゼロのルイズはご機嫌だった。 今日のデザートは彼女の好きなクックベリーパイなのだ! なにやら食堂の一角が騒がしくなっている気もするが、彼女にとって今は誰にも 邪魔されたくない至高の時間なのである。 使い魔がそっちの方に行ったような気もしたが、当然無視した。 「まったく、あの馬鹿ったら…」 食堂で食後の紅茶を楽しむ少女、香水のモンモランシーは先日の事を思い出して 不機嫌になっていた。 「ギーシュ、ポケットから壜が落ちたぞ」 「おお!その香水はモンモランシーのものじゃないか!」 「つまりギーシュ、お前はモンモランシーと付き合っている。そうだな?」 「ち、違う!彼女の名誉の為に…ケ、ケティこれはその…  ヒィ!も、モンモランシー!?違う、違うんだ!」 「ヘイ!ケティ、マスク狩...
  • 使い魔はゼロのメイジが好き
    使い魔はゼロのメイジが好き 第一話
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