■通称:トヨタさん
「異世界みえちゃう事件」にて観測された巨人(ギガンテス)の女性。
巨人特有の体つきで、異様にプロポーションが良い。
長い髪を猫(生きている猫がバイトで雇われて)でまとめている。
日本のショベルカーとクレーン車にライバル意識を燃やす。
(2016/4/8 キャラクター紹介)
ノートPCのデスクトップに貼られていたムービーファイルに映っている女性。
(車で現場に向かう艦橋が3時間前に建設作業員の一人が撮影した映像だということ。)
コンクリートミキサー車と比較して2倍以上の大きさの女性。
艦橋は、この美女を「エルス」と言っている。
NEFCOはこれと交信しようとしているらしい。(第一話)
雲を突くような人影
実体がない。工事車両に触れているが、突き抜けていた。
艦橋いわく、三角測量では52m(第二話)
エルスという世界で歌を歌って過ごしていたが、小さい子供たち(市民)がせがむので共に歌う技を教える。
その後、市民による大規模絶技戦が発生し、戦闘騎による大規模な市民の虐殺が発生し、最終的に惑星規模の絶技が使われ
エルスは壊滅の危機に陥る。黒い雨の中、自らの心を黒く濡らしてしまう。
その後再生していくエルスを見ながら、猫達と歌った歌により、異世界を見る窓を開き、異世界を見て回るが
後悔に打ちひしがれそのまま50年ほど過ごす。
50年後の今日再び、窓を開き異世界を見て、判断に悩んでいる。(第三話:要約)
昔、1968年、東名自動車道建設の際に出現した巨人。
東京から来た偉い人は、光の加減で大きく見えていたと言っていたが
岩井曰く、光の加減で少しくらいは大きく見えているとの事。
画像を鮮明化(輪郭を太く補正した)結果
彼女のあちこちから縄梯子が垂れており、それを猫の軍団がよじ登っているという。
猫が現実の猫と同程度の大きさであるならば、彼女の大きさは9mを超えているという。
エルスという名前は、彼女の動きを読唇術で呼んで、かろうじてそれだけ読み取れた。
実際は名前なのか、歌詞なのか、あるいは猫の名前なのかわからないとのこと。 (第五話)
本来は岡崎SAが作られるあたりに主として姿を見せていた(第六話)
荒木曰く、若い女の子。 年格好では、娘に近いらしい。(第六話)
翻訳の歌など数多くの歌を使うことができる。 翻訳の歌を使うことで日本語も通じる。
▲根拠ログ
「日本語通じるのか!」
「翻訳の歌くらいは」 あれ、でも会話が噛み合ってない気がする。いや、娘と話した時と同程度か。(第七話)
藤前からハママツへの通信を、シタラガハラ同様に傍受することができるようだ。
猫を髪飾りにしている。
なお、荒木さんとは何か色々ある様子。(ハママツ編 第四十七話)
■スルガ編
スルガ編 第四十八話で トヨタさんの新しい服が出来上がる。
巨人ともなると、服を一つ揃えるのも大変だという。
絶技で服を生成できるが、そういうことはもうトヨタさんはやりたくもなかった。
なんでも絶技でやろうという考え方が、一度世界を滅ぼしかけたのだと思っている。
▲根拠ログ
”いや、あんたが言っても聞こえないから”
「聞こえますけど」
巨人がそんなことを言う。ハママツはびっくりして巨人を見た。
目が合う。大きいが、とてつもない美人だった。息が止まりそう。
髪飾りをやっている猫が、そりゃ本当だぜという感じで頷いている。
「ネフコって悪い男ばっかりよ。奥さんいるのに優しい男とか」
「気がないのに優しい男って、死んでもいいと思いますよね」
「ねー」
”……もしかして、荒木さんのことか”
ハママツは瞬間的に激怒した。
オカザキが右のハママツを見て左のトヨタを見てまた右を見た瞬間にはもう激怒していた。
「よし、味方するね」
トヨタは巨大な手を振り回し、突風を起こしながら言った。
「ちょ」
オカザキが止める間もなく、ハママツが頭を下げた。
「お願いします! フジマエ! 今日がお前の最後だ!」(ハママツ編 第47話)
トヨタさんはその頃、ようやく出来た新しい服に袖を通していた。巨人ともなると、服一つを揃えるのも大変だった。
絶技で生成すればいいのだが、そういうことはもう、トヨタさんはやりたくなかった。
なんでも絶技でやろうという考え方が、一度世界を滅ぼしかけたのだと、そんな風に思っている。
(スルガ編 第四十八話)