■艦橋の考察(スルガ編 第四話)
スルガ編 第四話で艦橋が浜松さんと希望世界と世界移動について考察した。
①藤前がハママツ編 最終話で会社見学で連れてきた女性。浜松さん=ハママツである事。
②浜松さん=ハママツさんであるならば、何らかの方法で希望世界から日本に世界移動出来る。
③世界移動出来る事は、
戦争で荒廃した大地に日本のゴミを投棄したり、日本の領土が二倍になるなどが可能になり
この情報の可能性が少しでも出ただけで、NEFCOの関係者は暗殺される可能性がある。
名鳥が仕事を辞めただけではなく、暗殺されている可能性がある。
④浜松さんは時間を遡った可能性がある。
有事を超えて、一瞬でこの国の非常事態になる可能性が高い。
方法が希望世界経由になるにせよ、過去に戻れるとしたらどうなる。
なんか歴史やり直してみようかとか、あるいは世界の歴史を守るためとか、そういう争いの中心にポンと置かれる
ことになる。時間を遡る方法や技術を巡って、戦争が起きてもおかしくはない。
■根拠ログ(第四話)
考えることは 藤前のこと。いや、正確には藤前が連れてきた、女性のこと。浜松さん。
前後の事情から考えて、あの浜松さんはハママツさんだろう。それ以外には考えられない。
同一人物だとすると年齢の計算があわなくなるが、一旦はさておき、問題なのは同一人物であろうということだ。
つまりは、なんだろう。 希望世界とこの世界は何らかの手段で移動できる、ということだろうか。
艦橋は新調した眼鏡の奥の目を動かして、一宮管制室の面々が全員配置転換された事情を考える。
表向きは藤前の件の悪ふざけが過ぎての処分だったが、あるいは固まって話し合いが出来ないように
した結果かもしれない。
まあ、そうだよね。異世界に行けるとなれば、ちょっと話がややこしくなりすぎる。
公的側面が大きいとはいえ一企業である NEFCOが独占的にやるにはちょっと色々ありすぎる。
例えば戦争で荒廃した大地に日本のゴミを投棄させて貰うとか、ある日日本の領土が二倍になりました、とか。
こんな情報が可能性としてちらりと出ただけでも、僕あたりは良くて暗殺、悪くて周辺含めて皆暗殺、だろう。
考えすぎかな。
いや、情報の重大性は対応の強度を強くすると昔の職場で習った。
残念ながらどこの国も、価値があれば人を害することを致し方ないで済ませることはあるのだ。
一人の女の子の願いを叶えるためとはいえ、岩井さんは特大の爆弾カードを切った気がする。
まずいなあ。どう考えてもまずいなあ。
名鳥さん本当に仕事辞めてるとかならいいんだけど。
事故死とかしてないといいけど。あれだよな。風呂場で浮いて見つかるとか。わー。
その上で。
艦橋は眼鏡を指で押した。
浜松さんは時間を遡った可能性がある。となれば、特大どころの問題でもなくなる。
有事を超えて、一瞬でこの国の非常事態になる可能性が高い。
方法が希望世界経由になるにせよ、過去に戻れるとしたらどうなる。
なんか歴史やり直してみようかとか、あるいは世界の歴史を守るためとか、そういう争いの中心にポンと置かれる
ことになるんじゃなかろうか。時間を遡る方法や技術を巡って、戦争が起きてもおかしくはない。