■スルガさんのツッコミ
スルガさんは、果てしないツッコミの天の高みに登ってみたいと考えているようだ。
■根拠ログ
自分なりにツッコミについて分かったことがある。ツッコミに身分はない。
おそらくは種族も関係ない。ツッコミはツッコミである。他のなんでもなく、他のなんでも代わりにはならない。
ツッコミを完成させるには膨大な修行がいる。修練がいる。
空を飛べるくらいではいかんともしがたく、絶技程度ではその深奥に辿り着くことはできないだろう。
細かい事を気にしなければならぬほど命は長くなく、すべてを捨てて修行してもなお、終わりなどないかもしれない。
イワシミズも、自分のツッコミは弱いと言っていた。まだ上には上がある。恐れをなすほどの上がある。
スルガさんは微笑んだ。少女ならではの純真さで、果てしないツッコミの天の高みに、登ってみたいと考えた。
それが十分に早ければ、確かに世界だって変えられる。
そしてその風景は、とても綺麗に違いない。イワシミズも褒めてくれるだろう
(スルガ編 第三十一話)