■白骨平原
希望世界の岡崎周辺と思われる地域 窓が開いていない場所にそういう地形、地名があるという。
希望世界の戦争で出た大量の死者が、川の流れで集まって、出来た場所らしい。
スルガ編 第四十一話では、白骨平原の片付けが行われたらしい。
ただ埋葬するには何年もかかると言われている。
ハママツ編 第3話にかつて希望世界で戦争が起きた50年前に、その戦争が終わってから暫くした時
トヨタさんが座っていた場所に、同様の場所らしい所があるが不明。
ただこの時に、地べたすり=人間が骨を片付けだし、水路を引き直したらしい。
この出来事は50年前の出来事であり、もしこの場所は白骨平原ならば
50年前に水路を引き直したはずだが、
50年後に同様の事が行われているかは不明である。
■根拠ログ
かつて女神だった美しい巨人は、もういつだったか分からない頃の稲の歌を歌っている。
いつか足下に見渡す限りの黄金の稲穂が並ぶ頃を夢見ている。
足下の無数に散らばる骸骨の隙間から、草が出たのはいつからだろう。
絶技を使えぬ”地べたすり”が、骨を片づけだしたのは。どうにか水路を引きなおしたのは。
そのうち稲穂が顔を出し、かつて女神だった美しい巨人は、足下を猫が歩いているのに気づいた。
とうの昔に絶滅したと思っていた弱い種族。
(ハママツ編 第3話)
「相変わらずよ。でも、白骨平原の片づけを始めるって」
”窓”の開いていない場所に、そういう地形、地名があるという。
かつて希望世界の戦争で出た大量の死者が、川の流れで集まって出来た場所という話だった。
どうやら名前の通りの場所らしい。
「良い事なんだろうな。それ」
「多分ね。埋葬が終わるまでに何年もかかるだろうけど」
荒木は頷いたあと、やっぱり希望世界に悪意持ち込むのはナシだなと思った。問題はどう対抗するかだ。
(スルガ編 四十一話)