48話メモ

■トヨタさん
スルガ編 第四十八話で トヨタさんの新しい服が出来上がる。
巨人ともなると、服を一つ揃えるのも大変だという。

絶技で服を生成できるが、そういうことはもうトヨタさんはやりたくもなかった。
なんでも絶技でやろうという考え方が、一度世界を滅ぼしかけたのだと思っている。

■根拠ログ
トヨタさんはその頃、ようやく出来た新しい服に袖を通していた。巨人ともなると、服一つを揃えるのも大変だった。
絶技で生成すればいいのだが、そういうことはもう、トヨタさんはやりたくなかった。
なんでも絶技でやろうという考え方が、一度世界を滅ぼしかけたのだと、そんな風に思っている。
(スルガ編 第四十八話)

■転移の絶技
トヨタさんが、おそらく希望世界の岡崎から長篠設楽原に転移した際に使った歌。
歌なのか絶技なのかは不明だが、使用した本人が絶技だと言っているので絶技だと思われる。

■根拠ログ
トヨタさんは新しい服を着たまま小さく歌を歌って転移した。
なんでも絶技でやるのは良くないが、男に呼ばれれば絶技を使う。自分でも駄目だとは、分かってはいる。
(スルガ編 第四十八話)

■窓
窓は、光の環で出てくるようだ。


■根拠ログ
無数に軍船の浮かぶ海岸の端、破壊された砦に作られた光の環、”窓”に顔を近づける。
(スルガ編 第四十八話)

■希望世界の長篠設楽原

希望世界の長篠設楽原の窓は、ナガシノとシタラが住んでいた砦破壊された際に、消滅している。
だが、スルガ編 第四十八で復活している。

■根拠ログ
無数に軍船の浮かぶ海岸の端、破壊された砦に作られた光の環、”窓”に顔を近づける。
(スルガ編 第四十八話)

■リューン
リューンがなければ絶技を使用することができないらしい。
希望世界では、リューンの数が激減しているらしい。 それは希望世界の岡崎だけの話ではないという。
むしろ、希望世界の岡崎は良く残っている方だと言う。

■根拠ログ
「いや、戦闘騎が欲しいとかじゃなくて、戦闘騎をこっちに送れるかなんだが」
「あと何年掛かるか分からないけれど、リューンが、精霊たちが戻ってきたら、出来るけど」
「トヨタさん以外はどうだろう、できる誰かはいるか」
要領を得ない質問だったが、トヨタさんは素直に考えた。顎に人差し指を当てて考える。
「いいえ。どんなに絶技を覚えていようとも、リューンがなければ何もできない」
「遠いところならどうだろう」
「リューンの数が激減したのは、このあたりだけの話ではない。むしろ、この地域は良く残っている」
 トヨタさんはそう言ったあと、髪飾りの猫たちがにゃぁにゃぁ言うまで考えた。
「もしかして、戦闘騎がそちらに送られてきたの?」
「ああ。画像は確認できてないが」
(スルガ編 第四十八話)

■戦闘騎をニホン世界に送る方法
戦闘騎をニホンに送る方法どころか、それよりずっと小さな人を送るのだって難しいという。
小鳥ならなんとか送れるらしい。それが精一杯だという。

■根拠ログ
「もしかして、戦闘騎がそちらに送られてきたの?」
「ああ。画像は確認できてないが」
あり得ないと呟いて、トヨタさんは思い当ることをどうにか探そうとした。
輝く海を眺めて考える。思いつくことは何もない。戦闘騎どころかそれよりずっと小さな人を送るのだって難しいだろう。
小鳥ならなんとか。でも、それが精一杯だ。
「あり得ない。別の物、と思った方がいいように思える」
「別の物って……」
アラキが困った顔をしているので手伝ってやりたい。とは思うのだが、本当に心当たりがない。
「移動させたものではなくて、戦闘騎に似た別のものかも」
「そんな……」
アラキが頭を抱えている。ニホンには戦闘騎のようなものでもいないらしい。なんて平和な世界なのだろう。
いやでも、いないという事は対抗手段も持ってない、という事か。
「戦闘騎は湖で増えます。まず湖を探して潰さねば」
(スルガ編 第四十八話)

■戦闘騎
戦闘騎は、湖で増えるという。
戦闘騎はまた空が飛べないという。

■根拠ログ
「戦闘騎は湖で増えます。まず湖を探して潰さねば」

「……分かった。雲を掴むような話だが、まずはそこからやってみる。
いや、すまない。焦っていて、何話せばいいか分からなかった」
「いいの。戦闘騎は空を飛べないから、空から探した方がいいかもしれない」
(スルガ編 第四十八話)

■希望世界
希望世界では、戦闘騎を使役するような組織や国は滅びてしまっているという。


■根拠ログ
それにしても戦闘騎と見間違えるほどの大きさとなればトヨタさんほどではないにしても随分な大きさである。
絶技とは別の方法で発展してきたニホンで、今まで発見されなかったという事などあるだろうか。
となれば本物の戦闘騎なのか。トヨタさんとしては信じられない。それくらい、この地は疲弊していた。
そもそも戦闘騎を使役するような組織や国は皆滅びてしまっている。
(スルガ編 第四十八話)

■ニホンに登場した戦闘騎
戦闘騎は誤報だということになったらしい。

しかし、監視カメラは常時動いてるはずであり、監視カメラが動いていなかったのは
何でだろう。

■根拠ログ
「戦闘騎だが、誤報かもしれない」「良かったじゃない?」
そうよね、とトヨタさんは納得する。それはまあ、そうだろう。
「監視カメラ……記録装置に映ってなかった。というよりも、監視カメラが動いてなかった」
(スルガ編 第四十八話)

■監視カメラ
様々な目的で監視を行うためのビデオカメラのこと。

しかし、監視カメラが動いていないという事などありえるのだろうか。


■根拠ログ
「監視カメラ……記録装置に映ってなかった。というよりも、監視カメラが動いてなかった」
アラキのいう監視カメラというものが、トヨタさんには分からない。なので頷いた。
人間は信じたいものを信じてしまうものだが、これは巨人であっても、そうだった。
それが決定的な結果を生むことを、彼女はまだ、知らない。
(スルガ編 第四十八話)


 

最終更新:2017年02月17日 18:00