ニホンに戦闘騎を送る理由

■ニホンに戦闘騎を送る理由
ニホンに戦闘騎を送る理由は、今の所判然としていない。
希望世界側からすると、ニホンは戦争もしていないのに自然は破壊されリューンは去り、荒れ果てているように
見えたという。 そもそも占領が前提なのかもわかってはいない。

しかし、ヌマヅさん曰く、ニホンに男を取りに行った可能性があるという話である。
あり得ない話であるが、スルガさんもエビナの領主もこれに反応し、その可能性があると
他に復興していると思われる。オカザキに向けて道の建設を開始する。

 


■根拠ログ
「でも、なぜニホンなんかを占領しようとするのでしょう。
私が知る限りそんな価値があるものはあまりないと思うのですけれど?」
希望世界側から見ると、二ホンは戦争もしてないのに自然は破壊されリューンは去り、荒れ果てているように見えた。
それについてはスルガさんも同意である。
「そもそも占領が前提なのかしら?」二人で考え込む。ヌマヅさんが寝ころんだまま口を開いた。
「なあ、いいかい。これは思うんだけどさ。男を取りに行ったんじゃないかなぁ」
スルガさんとラコは顔を見合わせた。その発想はなかった。いや、でも。

イワシミズを、奪う。
罪深さに心臓が高鳴るが、確かにそれは、ありそうな気がする。
ラコの向こうにいる何者かも、激しく動揺している様子が見える。
「で、でもあそこには人間しかいません」
ラコが小さな声で言うと、ヌマヅさんは頷いた。
「この際人間の男でも構わないと思うやつは結構多いと思うけど」
だとすればイワシミズが危ない!
スルガさんは立ち上がった。危ないのはスルガさんの想像の方なのだが、ここではさておく。
スルガさんは腕を組んで歩き出した。というより、往復を始めた。「大変な事件だわ」
(スルガ編 第五十話)

最終更新:2017年02月18日 10:55