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曵獣

 

■曳獣(えいじゅう)


ハママツさんが着ている服の素材。おもに皮の部分。
野生化しているものらしい。藤前いわく牛みたいな生き物らしい。
ハママツでは野生化しているものを服の素材などに活用しているようだ。

希望世界の岡崎ー西の街では基本、獣を殺さない。
この地では牛みたいなそっちでいう曳獣は聖なる生き物で、殺したり皮を
はいだりしたら呪われると考えられている。
農耕に広く用いられているが戦争で数が激減しており、極端な保護政策を
とったかつての西の街は、それが世代を経るうちに宗教的な信念、慣習になってしまっている。

曵とは、引きずる。引き寄せる。という意味。
ー 曳獣、だけど。野生化してるの「怖くないですか、呪われたりしませんか」
”フジマエ、この娘なに言ってるの?”今度は間違えぬよう、心の言葉でハママツは呼びかけた。
”動物の皮がないというか、この地では獣を殺さないんだよ””戦闘騎はやっつけたんでしょ”
”いや、それとこれは別というか。資料を見ると、この地では牛みたいな、そっちでいう曳獣は聖なる生き物で、殺したり皮をはいだりしたら呪われると考えられている”
”なんでそんなことになってるのよ”
”農耕に広く用いられているみたいなんだが、戦争で数が激減してな。
それで極端な保護政策をとったんだが、それが世代を経るうちに宗教的な信念、慣習になってしまってな”(第四十二話)

最終更新:2016年09月09日 15:30