川崎の道路管制センター

 

■川崎の道路管制センター


管内で何かが起きた場合、ここが道路復旧、連絡線復活の司令塔になる。
NEFCOと岩井は、第四十一話の緊急事態に際し、この施設を借りて、臨時で指揮所を置いた



ー愛知に戻る時間も惜しいと川崎の道路管制センターへ赴く。管内で何か起きた場合、ここが道路復旧、連絡線復活の司令塔になる。
NEFCOと岩井はこの施設を借りて臨時で指揮所を置き、テレビ会議で一宮管制に詰めている香取たちを指揮しはじめた。(第四十一話)


希望世界側の駿河湾沼津のNEFCO管制室。
川崎市にある。 正式名称は、NEXCO中日本川崎道路管制センター

1階はNEXCO中日本コミュニケーション・プラザ川崎という名前で見学者を受け入れてもいる。
たまに希望世界の展示もして、ファンを喜ばせることもある。

異世界との交流でNEXCO中日本の施設に間借りする理由は、これはセンサーの塊と言うべき
新東名高速道路の情報を流用して異世界の観測と連絡を行うためである。
高速道路には、各所にカメラ、気象観測機器を設置し、リアルタイムで気象状況を把握している。
主要な料金所には、地震計が設置されており、揺れ方や規模を計測している。

スルガ編 第二話で艦橋(かんばし)が一宮から異動してきた。

川崎管制センターに間借りしているNEFCOに直接電話がかかってくることは珍しいらしい。

固定電話も10台くらいしかないようである。

川崎管制センターでの管制は、会議スペースを間借りして行われている。
別室にもっと大きな会議室があるが、そこは、災害などの非常事態時での指揮能力を保持する為受け入れられてなかった。

管制室の大きなスクリーンには、今日もNEXCO中日本の管理する高速道路の様子が映っている。
希望世界の様子も大きなスクリーンで見たいと艦橋も思うのだが、まだまだ希望世界は復興の初期段階
であり、見ていて気持ちのいいものでもないのが映る時があるので実現していない。

たまに、官公庁や諸外国の見学者や、見学会でやってきた義勇社員がショックを受ける事への配慮である。


有事や非常事態、中でも大地震を想定してNEFCOの間借りする管制センターは強力な防備が敷かれているという。
管制センターはトリプルバックアップの相互バックアップでかつ自力で数日はどうにかなり、社長以下幹部を
受け入れて機能するように作られている。 勿論出入りの人間の確認もしっかりしている。


ー希望世界側の駿河湾沼津の NEFCO管制室は川崎市にある。
例によって NEXCO中日本に間借りしており、NEXCO中日本川崎道路管制センターが正式名称である。
1階はNEXCO中日本コミュニケーション・プラザ川崎という名前で見学者を受け入れてもいる。
たまに希望世界の展示もして、ファンを喜ばせることもあった。
異世界との交流でNEXCO中日本の施設に間借りする理由は、これはセンサーの塊と言うべき
新東名高速道路の情報を流用して異世界の観測と連絡を行うためであった。

実際、道路の安全のために各所にカメラの他、気象観測機器を設置して、リアルタイムで気象状況を把握している。
また、主要な料金所には地震計も設置されており、揺れ方や規模を計測している。

これらは文字通りの天候情報や渋滞情報や落下物や故障車の注意情報拡散など、利便性と安全性の両立を図るため、活用されていた。
近年では車に乗っていてもこれらの情報を提供できるようになっている。 
定点観測の情報という意味では、規模、質ともにこっそり世界屈指のレベルにあるのが日本の高速道路である。 (スルガ編:第2話)

「エルス岡崎とNEFCOの関係が悪化したって、本当ですか」
一宮から異動してきた 艦橋 かんばし   は管制室に詰めている者にそう言われて、対応に苦慮した。
高速道路の管制室には事故対応などのための専門の要員がいるのだが、その一人が妙に希望世界にも詳しかったのである。 (スルガ編:第2話)

川崎管制センターに間借りしている NEFCO に直電が掛かってくることはあまりない。
固定電話器も10台ほどしかなく、かつて幽霊騒ぎが頻発した頃と比較して隔日の趣があった。
その電話が鳴って顔をしかめたのは 艦橋である。彼はいつ自分の謀が露呈するかと、日々胃を痛めていた。
(スルガ編 第二十八話)

 

自分の席で頭を抱えながら管制室を臨む会議スペースに入る。
希望世界の管制はこの会議スペースを間借りして行われていた。
別室にもっと大きな会議室があってそこを使いたいと要望はしているのだが、災害などの
非常事態時での指揮能力を保持するため、受け入れられていなかった。
まあ、優先順位としては希望世界より自国の話ですよねと、艦橋も納得している。
もっとも、悪い意味で今後はどうなるか分からない。

管制室の大きなスクリーンには今日もNEXCO中日本の管理する高速道路の様子が映っている。
希望世界の様子もあの大スクリーンで見たい、とは思うのだが、まだまだ希望世界は復興の初期段階
であり、見ていて気持ちのいいものでもないものが映る時があって実現していない。
たまにやってくる官公庁や諸外国の見学者や、見学会でやってきた義勇社員がショックを受ける可能性がある。
(スルガ編 第三十三話)

木林のうめきを、石清水は肩をすくめてスルーした。
有事や非常事態、中でも大地震を想定してNEFCOの間借りする川崎管制センターは強力な防備が敷かれている。
どんな災害でも最初に復旧すべきものが道路、その道路を預かる指揮所になる管制センターはトリプルバックアップの
相互バックアップでかつ自力で数日はどうにかなり、社長以下幹部を受け入れて機能するように作られていた。
もちろん出入りする人間の確認もしっかりしている。
どんな方法か、それをどうにかしてきたという事は、有事とか非常事態ではない。ファンタジーだ。
(スルガ編 第四十三話)

 

最終更新:2017年02月08日 10:37